プロ棋士・峠なゆたは食に並々ならぬこだわりを持つ。
対局休憩中の食事では対局相手と被らない&負けないセレクトを意識。
脳が求めるガッツリめしで真剣勝負に挑む!
めしで勝敗が決まると言っても過言ではない!
唐揚げ、めっちゃ美味しそうだった~。
負けず劣らず玉子丼も美味しそうだったけど、
それより気になることがひとつ。
カツ丼と玉子丼って同じ値段ではないよね?
なゆた、差額払ってもらったかしら?と、ケチくさいことを思ってしまった(笑)
警視庁一課の刑事、葛城公彦は平凡な青年。
天才的な閃きにも鋭い洞察にも無縁だが、
ガールフレンドの高遠寺円に助けられ今日も難事件に立ち向かう。
法律家を志望する円のブレーンは元裁判官の静おばあちゃん。
最後まで予断を許さないストーリー展開で
一気に読ませる痛快アームチェア・ディテクティブ連作。
連作短編集ってことで長編っぽく読めた。
静おばあちゃんは何かあると思ってたけどまさかの真相にやられたよ。
そうくるとは思ってなかったわ~。
円の両親の事故の真相が判明したのは良かったけど、
その真相自体が最悪だったな。
葛城と円のその後が気になるけど、この作品の続編はさすがにないだろうな~。