まったり☆てぃ~たいむ

いくら寝ても眠いのは何故?(・ω・*)?

あやしバイオリン工房へようこそ / 奥乃桜子

2022-01-05 20:42:07 | 小説・その他本


   

バイオリニストの夢破れ、ようやく就いた楽器販売店での仕事もクビになった惠理は、
衝動のまま夜行バスで仙台へ向かう。
そこで見つけたのは、「あやしバイオリン工房」と書かれた看板。
そして中からは、心を震わす美しいバイオリンの音色が…。
店内には日本人離れした美形青年がいたが、どうも様子がおかしい。
戻ってきた店主の彰志大地(あやしだいち)いわく、青年は人間ではなく、
伝説の名バイオリン「ストラディヴァリウス」の精だという。
普通の人には見えないはずのバイオリンの精・弦城の姿がなぜか見えた惠理は、
大地に勧められるまま、工房での仕事を手伝うことに。
弦城の本体であるストラディヴァリウスは、なぜか誰が弾いても音が出ず、
その理由を弦城も語らない。
俺様でぶっきらぼうだが実は心優しい弦城と、朗らかな大地のもとで、
時折持ち込まれるバイオリンがらみの不思議な依頼を解決しながら、
少しずつ元気を取り戻していく惠理。
だが、ある犯罪事件に巻き込まれた惠理は、
そのせいで「弦城が音を出さない理由」を知ってしまうことに…。





また仙台の文字に釣られてしまった。


仕事をクビになり「そうだ京都に行こう」じゃないけど、


そんな風に仙台に辿り着いた惠理は、


とある工房でストラディバリウスの精と出会うというお話。


持ち込まれる不思議と事件、そして惠理の過去の紐解きがうまく回収されていた。


その後の話も気になるけどこれで終わりかな?


それにしても惠理が働いていた楽器店はイヤな感じだった。


コメント
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