まったり☆てぃ~たいむ

いくら寝ても眠いのは何故?(・ω・*)?

ぴんとこな 最終話

2013-09-21 00:52:24 | ドラマ


最終話

『最後の舞台に全てを懸ける・・・それぞれの涙と約束』





倒れた世左衛門は病院へ。

目覚めた世左衛門は完二郎に自分の兄弟子である銀蔵に

連絡を取るように頼む。

恭之助の鏡獅子の指導を頼みたいとのこと。


「なんとしても、次の公演は・・・成功させなければ。」



廊下の椅子に座り、突然のことに動揺する恭之助。

そんな恭之助を見てあやめが隣に座る。


「参った・・・親父が倒れるなんて・・・考えたこともなかった。」


恭之助の手を取って握るあやめ。


「お前は一人じゃねえんだ!

・・・って、河村くんがあたしに言ったんだよ。

元気出して。 あたしがついてるから。」



一方、優奈との結納をすっぽかしてしまった一弥は、

咲五郎たちに謝罪するが許してもらえず、澤山家を破門にされた。



優奈は学校であやめの元に来て、あやめを平手打ち。

弘樹が結納をすっぽかしたのはあやめに会ってたからでしょと。

あやめのせいで自分は弘樹を失い、弘樹は歌舞伎を失ったと言う。



一弥は完二郎を訪ねて行き、

結納をすっぽかし破門になったことを話す。

今は頭の中が真っ白だと言う一弥に、暫くここにいろと完二郎。

そして世左衛門が入院してることを聞いた一弥は驚く。



恭之助は医師と話をしていた。


「父は、手術すれば治るんですよね?」


「最善は尽くしますが、5年後の生存率は30%ほどとお考え下さい。」


「30%・・・」



世左衛門のお見舞いに病院へ来た一弥はバッタリあやめに会う。

2人が話をしているのを恭之助が目撃。


結納をすっぽかしたことを聞き、自分のせいだとあやめ。

一弥はあやめのせいじゃないと。

あやめの肩に手を置き、笑ってと、

そんな顔してたら自分が辛くなると笑顔を見せる一弥。

そう言われたあやめは笑顔を見せる。

それを見ていた恭之助はショックを隠せない。



家に戻って来た恭之助はヤスから

一弥が破門になったことを聞かされ驚く。



恭之助は春彦と登校。

一弥が結納をすっぽかしたことを話した。


「10年だもんな。

一弥とあやめは、10年間もず~っと想い合ってたんだ。

やっぱ簡単に忘れられる訳ねえよ。

よく考えたら、俺あやめに、好きって言われたことねえし。」


「らしくねえな、恭ちゃん。

思い切ってデートでも誘っちゃえばいいじゃん。」



あやめのバイト先に一弥が現れ、

次の土曜日に水族館に行こうと誘う。

前に約束してた時に行けなかったからと。

あやめに話したいことがあると一弥。



河村家へ帰って来たあやめに、

思い切って土曜日遊びに行かないかと誘う恭之助。

しかしあやめは土曜は夜までバイトだと言う。



千晶にヒロくんとのデートを取ったのかと言われ、

自分のせいで歌舞伎を失ったのに断れないとあやめ。


「あんた、まさかヒロくんとやり直すつもり?」


考え込むあやめ。



恭之助は銀蔵に指導してもらっていたが、集中していないと怒られる。


「お前のような未熟者が唯一頼れるのは、

舞台に懸ける思いだ。 執念だ!!

今のお前の芸など見る価値もない。」


銀蔵は稽古場から出て行ってしまう。

その時、恭之助に一弥から電話がかかって来た。



恭之助は一弥と会う。


「咲五郎さんに破門にされたんだって?」


「はい。」


「歌舞伎、辞めねえよな。」


「歌舞伎の道を目指したことに悔いはありません。

結局、恭之助さんには敵いませんでしたが。

必ず、一番の歌舞伎役者になって下さい。

近いうち、実家に帰ります。

でもその前に、あやめちゃんに自分の気持ちを伝えるつもりです。

明日の土曜日、会う約束をしてるんで。」


「明日?」


あやめの土曜は夜までバイトだと言う言葉を思い出す恭之助。

一弥は恭之助に頭を下げ帰って行く。



世左衛門はシズに恭之助がプレッシャーで

稽古に集中出来てないみたいだと。

それを聞いた世左衛門は自分で自分自身を

乗り越えなくてはいけないのだと。



病院へ行った恭之助は完二郎に

世左衛門が病室からいなくなったと聞き、探し回る。

屋上へ行くと世左衛門が稽古をしていた。

その時、世左衛門が倒れてしまい駆け寄る恭之助。

なんで稽古なんかやってるんだと。


「お前、全く進歩がないらしいな。

半端な踊りをお客様に見せるくらいなら、

私が舞台に立つほかあるまい。」


稽古を続けようとする世左衛門を止める恭之助。


「やめろって。 なんかあったらどうするつもりだよ!」


「そんなことはどうでもいい!!

私がお前の父親など、

舞台を観て下さるお客様にはなんの関係もない!!

いいか、恭之助。

この先お前の人生に、辛いことなどいくらでもあるぞ。

それでも、どんなことがあろうと、

お前は舞台に立たなきゃならないんだ!

お前が選んだのは、そういう道だ。

どんなに険しくても、誰も助けてはくれない。

お前のその足で、一歩ずつ、前に進むしかないんだ。」


「分かった! もう分かったから。 鏡獅子は、俺がやる。

何がなんでも、必ず俺がやり遂げて見せるから。

だから俺を信じてくれ。」



完二郎と話す恭之助。


「さっきの親父見て、なんか色んなこと吹っ切れました。

俺には歌舞伎がある。 一生懸けた夢がある。

そこさえブレなきゃ、どんなことも乗り越えて行けるって。」


頑張れよと言う完二郎。



あやめは一弥と水族館に来ていた。

一弥と話をしながらも、思い出すのは恭之助と来た時のことばかり。

そんなあやめの様子にどうしたのか聞く一弥。


「この水族館、河村くんと来たの。

あたしね、ヒロくんに貰ったブレスレット、落としちゃって・・・

そしたら河村くんが必死で探して見つけてくれたんだ。

河村くんって、いっつもそうなんだよ。

辛い時や寂しい時、気づくと側にいて助けてくれた。

元気付けてくれた。

ヒロくん? ゴメンね。

あたしのせいで、ヒロくんは全部失っちゃったのに・・・

あたしが悪いのに・・・

けど・・・けどあたし、やっぱりもう、ヒロくんと一緒には・・・」


「分かってたよ。 あやめちゃんの気持ちがもう僕にはないことは。

ただ、最後の思い出に、

一緒に来るはずだったこの水族館に2人で来たかったんだ。

あやめちゃんとの約束を果たせなかったこと凄く後悔したんだ。

だけどきっと、恭之助さんならあやめちゃん望みを叶えてくれる。

あの人は、僕が唯一認めた人だから。」



川村家へ帰ったあやめは恭之助と会う。

二人同時に言いかけ、恭之助が先に話す。


「俺、腹括った。

いきなり親父が倒れて、色んなもんが肩に乗っかって来た。

すっげえプレッシャーで、どうにかなりそうになったけど、

俺がやるしかねえんだ。

俺がこの家の伝統を守って行くしかねえ。

だから・・・・・ゴメン、あやめ。

今は、歌舞伎のことだけを考えたい。

ぶっちゃけ、今の俺に、あやめのこと守って行くのは無理だ。

お前のこと、諦めるしかないって決めた。」


「うん。 分かった。 今まで、本当にありがとう。

何から何まで、助けてもらってばっかりで・・・

あたし、河村くんは絶対に凄い歌舞伎役者になるって信じてるから。」


「ありがとうな。」


「頑張れ、河村恭之助!」


笑顔で別れる二人。


「ああでも言わないと、あいつは一弥のところに行けない。

いいんだ、これで。」



その頃、一弥は実家に帰る用意をしていた。

そこに完二郎が現れる。


「お前、本当に田舎帰るのか?」


「はい。 お世話になりました。」


「そっか。 明日、ちょっと付き合えよ。」



恭之助は銀蔵に稽古を見てもらっていた。

恭之助の踊りを見て銀蔵が言う。


「漸く、幕が開けられるな。」



次の日、完二郎は一弥を

世左衛門が入院している病院へ連れて来て屋上へ。

その時、ヤスも世左衛門を車椅子に乗せ屋上へ。

屋上では舞台を用意し、恭之助が鏡獅子の格好をして待っていた。

そして完二郎が言う。


「お集まりの皆様、お待たせ致しました。

本日これより、河村恭之助による春興鏡獅子を御覧頂きます。」


そして恭之助の鏡獅子が始まる。

恭之助の踊りに世左衛門は「木嶋屋!」と声をかけた。


「いい舞台だった。 本番も、頼んだぞ。

お前なら出来る。 恭之助!」


「はい。」



恭之助と一弥。


「最高の鏡獅子を見せてもらいました。」


「あれ見ても、まだ歌舞伎辞めるとか言うんじゃねえ―」


「もう一度、恭之助さんの背中を追いかけたいと思います。

澤山の家に行って、頭を下げます。 許してもらえるまで。」


「そっか。」


「形振り構わず、がむしゃらに生きてみます。

そしていつの日か、恭之助さんに追いついてみせる!」


「しょうがね~な。 待っててやるよ。

お前は、俺の相棒だからな。

じゃ、あやめによろしくな。」


去って行く恭之助の言葉に驚いた一弥は、

恭之助を呼び止めた。


「あやめちゃんは、もう―」



あやめは恭之助との思い出の場所で、

恭之助のことを思い出していた。


「さよなら、河村くん・・・」


そう呟き、去ろうとするあやめ。


「あやめ!」


振り返ると恭之助が現れた!!

ここに来たらあやめに会える気がしたと。

そしてちょっと一緒に来てくれとあやめの手を引く恭之助。



その頃、澤山家で必死に頼む一弥の姿が。

もう一度、一からやり直すと、舞台に立ちたいと一弥。

咲五郎は優奈の親としては許せないが、

澤山家としては跡取りが欲しいのも事実だと。

この家の伝統を一弥に継がせたいという気持ちは

消え去るものではないと言う。


「お前が一から出直し、本気で努力すると言うなら、

この家に置いてやってもいい。」


優奈も出て来て、いつかもう一度、弘樹の舞台を見せてと。

そして優奈は留学することにしたと告げる。

自分も自慢出来るような何かを見つけると。



恭之助に手を引かれて行ったところは、ビルの屋上だった。


「お前、俺に言ってくれたよな。

俺は歌舞伎界を引っ張って行く人になるって。」


「うん。」


「あやめ、俺はお前のためにも必ず一番の歌舞伎役者になる。

そしていつの日か、あの場所の・・・」


そう言い、歌舞伎座を指差す恭之助。


「歌舞伎座・・・」


「あの舞台の真ん中に、立ってみせる。」


「うん。」


「そんで、お前にも特等席用意してやる。」


「えぇっ!?」


「永遠にお前しか座らない・・・俺の隣・・・って特等席。」


「河村くん・・・」


「あやめ。・・・・・好きだよ。」


「あたしも。 あたしも大好きだよ。」


あやめは恭之助に駆け寄り、二人は抱き合ってキスする。





終わった~ヽ(´▽`)/


なんか腑に落ちないところも所々あるけど、まぁいいや(笑)


恭之助の想いが報われただけで嬉しいよ。


完二郎は最後までいい人だったし、


一弥も歌舞伎を続けられて良かった。


全体的にもうちょっと歌舞伎の部分があっても良かったと思うけど、


これが限界だったのかな?(‐∀‐;)


兎に角、玉ちゃんに癒されたよ♪


最後まで頑張ったね。





第一話 第二話 第三話 第四話 第五話 第六話 第七話

第八話 第九話


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« たいようのいえ 9巻 | トップ | 天使1/2方程式 4巻 »

コメントを投稿

ドラマ」カテゴリの最新記事