まったり☆てぃ~たいむ

いくら寝ても眠いのは何故?(・ω・*)?

空飛ぶ広報室 第1話

2013-04-16 00:07:48 | ドラマ

第1話

『人生どん詰まりの二人・・・

君の涙が私の未来を変えた』





2009年春。


航空自衛隊基地で飛行訓練中の空井大祐。

降りた後、同僚と軽く取っ組み合いをしていたところ、

隊長に注意された。

同僚は空井の栄転を祝して餞別をお見舞いしていたと。


「念願のブルー、楽しんで乗ってこい!」


「はい。 松島基地に行っても、

この百里で学んだことは決して忘れません。」


「寂しくなるな。」


「空は、繋がってます。」



1年後、2010年。


街角グルメというコーナーで、唐揚げの取材をする稲葉リカ。

カメラワークに注文をつけるが相手にされず。


会社に戻るとダメ出しされ撮り直しを命じられる。

そして上司・阿久津に担当しろと企画を渡される。


『働く制服シリーズ』


もうちょっとまともな企画はないのか、

もっと大事なニュースがあると訴えるがそれは報道局の仕事。

ここは情報局。


「お前に企画を決める権利はない。

異動が不服か? 誰のせいだ!

自分が仕出かしたことの結果だろうが! 違うか?

給料分の仕事はちゃんとしろ!!」



その頃、自衛隊の広報室で『働く制服シリーズ』の

取材で新しい担当者が来ると話をしていた。

ガツガツしてる人だと・・・

報道局で若くして警視庁付の記者をやっていたとのこと。

優秀だが結局外されて来るんでしょと。


「何やったんだ。」


「そこまで私は・・・ただ、前任の方曰く、

少々ムカつくこともあるかもしれませんが、

よろしくお願いしますとのことです。」


その時、室長・鷺坂が空井にやらせてみるかと一言。

周りが難しいのではと言うが、鷺坂の独断で決定する。


「俺はさ、人生ってのは・・・

出会い、だと思うんだよね。」



広報室へやって来たリカ。

鷺坂が挨拶し、空井を紹介する。


「自衛隊なんかより、民間のエアラインに勤めた方が、

よっぽど名前が映えたんじゃないですか? パイロットとか。」


自衛隊なんか発言のリカに周りがイラつく。

航空自衛隊の資料が欲しいと言うリカだが、

航空自衛隊を『空軍』と言い出し、微妙な空気になる。


「何か? 問題があるならハッキリ言って下さい!」


「自衛隊に空軍は存在しません。」


「はっ?」


「空軍て空で展開する軍隊のことですよね。」


「それが何か。」


「そうなると・・・日本に軍隊が存在することになっちゃいますけど。」


「我々は、専守防衛。

国を守るためだけに存在する自衛隊なんです。

呼び方としては空軍ではなく空自。

陸上自衛隊は陸自、海上自衛隊は海自となります。」


「失礼しました。 言葉のあやです。」


一般の人にはよくある間違いだが、

マスコミの人には珍しいと鷺坂。

そして空自がこの取材に応じるのは、

そういった誤解してる人たちへのアピールの場でもあると。



リカは同僚・藤枝と飲みに行く。


「いや~、ありえない。」


「でしょ。」


「空軍はないわ。

常識なさすぎて同期入社として恥ずかしいわ。」


藤枝に何かあったら今の現場も外されるから

大人しくしとけと言われるリカ。

自分が昇進したらこき使ってやるとも。


「出世する気あんの?

だったら女子アナ食い散らかすのやめなさい。」


「俺は人よりも愛の数が多いだけ。」


「うん。 安い愛だね。」


「じゃあ お前はどんな男がいいんだよ。」


「私のことを全身全霊で守ってくれる人。」


「それ、どこにいんだよ。」


「今は男とかどうでもいいの!

問題は、どうやったら報道の記者に戻れるかってことよ。」


「スクープでも取れば?

自衛隊なら何かありそうじゃない?」



翌日、リカはまた広報室へ。

何か事件性の高いネタになる話はないかとスクープを狙うリカ。


「うちで事件となると・・・

事故や領空侵犯、災害時の出動。

そういうことになりますけど、

そういうことが起きるのを期待してるってことですか?

テレビの方って物騒ですね。」


「え~・・・制服シリーズの方ですけど、

何か面白いアイデアありますか?

新人隊員に密着とか航空自衛隊24時みたいな。」


「パイロット、どうでしょう。」


「パイロット?」


熱く語り出した空井に却下するリカ。


「折角のご提案なんですけど企画としてはちょっと。」


「ちょっとっていうのは・・・」


「だって、戦闘機って、人殺しのための機械ですよね。

そんなものに乗りたいだなんて、

そんな願望がある人を取り上げるのはちょっと・・・」


「人を殺したいと思ったことなんて、一度もありません!!

パイロットが人を殺・・・

殺すために戦闘機乗ってるって言うんですか!?

そんなことのために俺たちが・・・

俺たちがそんなことのために乗ってるって・・・」


空井は同僚に止められ連れて行かれた。



家に帰宅したリカはその後のことを思い出す。

同僚の比嘉自衛官が謝ってくれたけど、

「自衛官も人間ですから」と言われた。

その言葉に報道にいた頃のことを思い出す。


「俺たちだってな、人間なんだよ!!」



鷺坂と飲みに行き、空井の話をする比嘉。


「やはり、空井二尉には荷が重いんじゃないでしょうか。

稲葉さんも、ああいう方ですし・・・」


話を聞いた鷺坂は笑った。

空井が広報に来る前に元上司が訪ねて来たと話し出す。

空井は元気なヤツで、明るくて機転が利いて、

あんな風に寝ぼけたように笑うやつではなかったと。


「あいつ、心ん中、止まったまんまなんじゃないの?

降りかかった運命を、ただ呆然と受け止めて、

1年経った今でもまだ呆然としてやがる。

そんな空井がだ、震えるほどの怒りにかられた。

相手は少々ムカつく女性ディレクター。

少々どころか、期待以上だったね。」


「荒療治ですか?」


「言ったろ? 人生は出会い。」



翌日、阿久津から空自のドラマ撮影の協力を

取り持ってやれと言われたリカ。



リカは広報室へ。

ドラマ撮影の協力をお願いしたいと鷺坂に伝えると、

ノリノリになる鷺坂。

しかし、撮影は1週間後とのこと。

普通は1ヶ月は前に相談するそうだが、

脚本が出来たのが昨日とのこと。

上には無理と伝えると言うリカに鷺坂が言った。


「何分? うちのヘリ、何分映るの?」


3分程度と聞くと、プロデューサーを呼べと鷺坂。

そして交渉開始。

「航空自衛隊」という台詞を主演俳優に言わせて欲しいと。



鷺坂は帰るリカを呼びとめ、撮影まで空自に密着すれば?と提案。

そしてリカに広報誌をプレゼントする鷺坂。



会社に戻ったリカは広報誌に空井が載っているのを見つけた。

ブルーインパルスへの憧れを語り、

夢は叶うんですねとインタビューに応じていた。



リカは自宅で空井のことを調べる。

空井は不運な事故に遭ったよう。

トラックに突っ込まれ足を折る大怪我をしていた。

リハビリをして復帰したが、

身体的な問題でブルーへの復帰は叶わなかった。



リカは阿久津に企画を提案。

悲劇のパイロットとして空井を取材するよう。


「私の夢は、まだ終わっていない。」



鷺坂がプロデューサーと電話交渉中。

主演俳優に「航空自衛隊」と言わせることを

脚本家がゴネているらしい。

しかし飛行中のヘリの撮影をつけると切り札発動。

その代わり更に脚本に注文をする。


ハンディカメラを構え、空井を映しながらリカ登場。


「ドラマの撮影当日まで、

空井さんに密着取材させていただきます」


「はっ!?」


「鷺坂室長の許可はもらってます。」



鷺坂が色んなところと交渉し、無事撮影が承認された。



空井と比嘉は百里基地に。

リカも撮影しながら同行。


撮影現場をどこにするかの打ち合わせに外へ出る一行。

その時、空井に「スカイ!」と声をかけた元上司・村瀬。


「元気でやってるか?」


「元気ですよ。 見ての通り。」


「スカイ、お前・・・」


「隊長。 もうスカイじゃありません。」


戦闘機を見ていたら昔を思い出した空井。

リカはずっと空井を撮影。


「それやめませんか?

僕なんか撮っても仕方ないですよ。」


「許可は取ってます。」


「意識しちゃって・・・やりにくいし。」


「気にせず自然にしてて下さい。」


「自然たって・・・」


「テレビは映像がないと成立しないんです。

新聞記者にとってペンが武器であるように、

テレビの記者にとってはカメラが武器ですから。」


「確かに、さっきからずっと銃口を突きつけられてる気分です。」


「銃口って・・・

あなたたちこそ、山ほど武器弾薬持ってるじゃないですか。

例えじゃなくて本物の。

どんなにキレイごと言ったって武器は武器だし、

人を傷つけるための機械です。

カメラと一緒にしないで下さい。」



空井は鷺坂に担当を降りたいと願い出る。

このままだとまたキレちゃいそうな気がする空井に対し、

我慢しなければいい、我慢しちゃダメだと鷺坂。

ただしキレるなと。

正しい主張だからこそ怒鳴ってはダメだと。


「怒りを相手にぶつけるな。

空井、俺たちの信条はなんだ?

専守防衛。 守りきってなんぼ、だろ?

俺たちは、いつでも撃てる。 撃つ能力もある。

それでも、極限まで撃たないことを命じられている。

広報も同じだ。

怒りをぶつけるのは攻撃するのと同じ。

それにな、そんな不本意なことを言われるのは、

俺たち広報のせいなんだ。

努力もせず理解しろってのは、

そりゃあ虫が良すぎるって話だ。」



翌日。

百里基地で撮影が始まる。

が、撮影で使うヘルメットを忘れてきたとのこと。

ヘルメットがなければ撮影は出来ない。

明日撮影することは出来ないのかと言い出した。

無理ならヘリのシーンを諦めるしかないと。

これを聞いたリカがキレた。


「それ、脅しですか!!

無茶言ってここまで協力させて、

明日にしろとか何ぬかしてんですか!!

この人たちは今日のために遅くまで書類作ったり、

方々に頭下げたり準備してくれたんです。

ちょっとぐらい繋がらなくても、

今ここで撮るのが筋だと思いますけど!!」


「ドラマのこと分からないやつが口出すなよ!

いい加減なもん作れるかよ!!」


「そうなったのは誰のせいよ! 自分たちの責任でしょ!!」


その時、訓練用に使ったヘルメットがあったことを思い出した空井は、

走って倉庫へ向かった。

それをカメラで映しながら追うリカ。

倉庫でヘルメットを見つけ、足を引きずりながら届けた空井。

撮影が開始された。



空井が座って足をさすっているところにリカが現れる。

最初普通に走ってたから平気なのかと思ったと。

空井に調べたことを告げた。

日常生活は問題ないけど激しい運動は無理とのこと。


「プロペラでもなんでも飛べるなら、

乗せてもらえるならって思ったんですけど、

P免になっちゃいました。」


「Pめん?」


「パイロット罷免。 免許の剥奪です。

お前はもうパイロットじゃないよって、

操縦席には、二度と座れないよって、そういう通知です。

今日は久々に全力疾走しました。

なんかちょっと楽しかったな。」


リカは事故の話を聞かせて欲しいと言う。

空井は後ろから突っ込まれたので覚えていないと。


「目が覚めたら、全部なくしてた。」


夢は毎晩見るが、事故の夢ではない。

夢はもう見ないと空井。



撮影も無事に終わり方付けをしていた。

そこへ1人の少年が空井に声をかける。


「パイロットにはどうしたらなれますか?」


「うん。 そうだな。

一生懸命勉強して、運動もして、
 
目が悪くならないように気をつける。

そしたらきっとパイロットになれる。」


「ブルーインパルス乗れるかな?

航空祭で見たんだ。 超カッケーの!」


過去を思い出し涙が流れた空井は、

涙を拭い少年に言う。


「ブルーインパルス、きっと乗れるよ。

信じ続けて頑張れば、必ず夢は叶う。」


「うん。 ありがとう。」


そう言い、少年は行ってしまった。


涙を隠すように背中を向けた空井は歩いて行く。

そして泣いていた空井に声をかけるリカ。


「空井さん。

夢の中で今も飛んでるんですね。」


「こんなとこ撮って楽しいですか?

いい年した男がみっともなくこんな!」


「カメラはもうしまいました。 しまいましたから。」


泣き崩れる空井。


「なんで俺なんだよ!! 他にもいるだろ!!

この足でも充分なヤツがいるだろ!

俺はブルーに乗れたんだ!

乗るはずだった。 乗れたのに!

目が覚めると、空じゃない。

真っ暗な天井しかない。 もう二度と飛べない。

二度と飛べないんだ、俺は。

チクショー! チクショー!」


そんな空井の頭を撫でるリカ。

驚いて顔を上げた空井はまた泣き続ける。

リカは頭を撫で続けた。



ドラマが無事オンエアーされ、

「航空自衛隊」の台詞を機器、盛り上がる広報室。


鷺坂が空井に声をかけた。

この放送約3分の広告費に換算するとざっと2億だと。


「お前がその足で運んだヘルメットには、

2億円の価値があった。」


空井の顔が明るくなる。



リカは空井の映像を確認していた。

そこに藤枝が来て映像を見てリカが好きそうだと言う。


「どこがよ。」


「全身全霊で守ってくれそうな?」


「自衛官なんだから守るのは国でしょ?」


「じゃあ自衛官てさ、究極の選択にさらされる訳だ。

いざという時、国か、愛する人か。」


「重いね。

カメラが踏み込んじゃいけないところって、

あるのかもしれない。」


その時、空井から電話が入った。


「あの・・・あの、自分。

自分、稲葉さんのために生きてみようと思います!」


リカも空井の周りの人たちもビックリ!!


「そういう第二の人生もいいんじゃないかって。

もしもし稲葉さん、聞いてます?」


「あっ、あっ、あの、国は・・・」


「はっ?」


「あなたには、国を守るっていう使命があるでしょ!」


「勿論そうですけど、

まずは稲葉さんに分かっていただくことが、

広報の仕事なんだと思うんです。」


「はい?」


「稲葉さんのための広報官になるところから

始めようと思います。

だって稲葉さん、基地と駐屯地の違いすら

分かってないですよね?」


「分かりませんね。」


「陸上自衛隊は駐屯地。空自と海自は基地なんです。

陸自の場合、出動がかかった先が拠点になるからです。

空自と海自は日頃使ってる基地が、

有事においてもそのまま拠点となることが多いので、

あれ? もしもし。」


「紛らわしいのよ、言い方が!!」





ホントは見るつもりなかったんだけど、


ガッキー見たさにやっぱ見てしまった(‐∀‐;)



リカの分からなすぎにイラッとしたよ。


取材?するんだから、


少しは調べはしなきゃいけないんじゃないのか?


空軍って・・・


さすがにそれはないだろ(-_-;)



空井の過去はヘビーだった・・・


なかなか立ち直れないんじゃ?と思ったけど、


ラストには息を吹き返した感が。


しかも速攻告白か~って思ったよ(笑)


全然違ったけど。


しかし・・・何話までやるのか分からないけど、


ストーリー持つの?


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2 コメント

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Unknown (ルル)
2013-04-17 16:45:03
>空井の過去はヘビーだった・・・

だよねー。
あそこまで夢に近付いたのにダメになって、、
空を見上げるたびに辛いと思うのだけどね

話的にも興味薄なんですが
いかんせ(笑)綾野君なんで
感想はパスしても観続けると思います(^^ゞ
返信する
>ルルさん (マカ)
2013-04-17 22:14:49
こんばんは♪

>あそこまで夢に近付いたのにダメになって、、
空を見上げるたびに辛いと思うのだけどね

ですよね~。
ぶっちゃけよく辞めないなと・・・

>話的にも興味薄なんですが
いかんせ(笑)綾野君なんで

私も話的には興味薄ですが、
いかんせんガッキーなので(笑)
見続ける気がします。
返信する

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