第7話
『温泉街に消えた5000万・・・
伊豆湯けむり旅情編』
マンションの前で張り込みする安積と小池。
横領事件で手配中の中田のマンションだった。
その時、久米島から電話があり、
中田の車が伊豆で見つかったとのこと。
六本木のキャバ嬢・矢野麻沙美に貢ぐため、
経理係長だった中田が5000万を横領したとみられていた。
麻沙美の出身が静岡県の伊東で、
事件発覚後に店を辞めていることから、
中田は麻沙美を追って伊豆に現れる可能性があった。
安積と小池は伊豆東署を訪れ、
事情を説明し捜査の許可を得る。
2人は麻沙美の店を訪ね話を聞くが、
店を辞めたのは偶然で、横領は知らなかったと言う。
麻沙美の店を出た2人は、麻沙美がどう言おうと
中田が麻沙美の元へ現れるはずだと。
その時、中田の姿を確認した2人は追いかけるが、
女性が急に出て来て投げられてしまう。
その女性は伊豆東署の刑事・片瀬だった。
安積と小池の捜査を妨害し、犯人を逃がしてしまったことを
刑事課長・桐山に怒られ謝る片瀬。
何故麻沙美を張っていたのかと安積。
3年前の強盗殺人事件の主犯である海藤武の
実の姉が麻沙美とのこと。
麻沙美が数日前に戻って来たという情報を得て、
張り込んでいたところに見知らぬ東京ナンバーの車が現れ、
麻沙美を訪ねたので安積と小池が海藤の仲間だと思ったらしい。
それを聞いた安積は事件はそれぞれ別だが、
マークしている人間は同じだから合同捜査を提案。
その頃、押上分署でひとりになった久米島の元に、
突然、川口がやって来た。
ちょっと偵察に来たと言う川口。
「安積班もこの町の人たちと親しくなってきたのでは?」と。
久米島は徐々にだがなってきたと言うが・・・
「15年間 閉ざされていたものが、
そう簡単に開くとは思えません。」
一方、安積は上司が止めるにも関わらず、
片瀬が事件を追っているのが気になり事情を聞く。
当時、交通課から異動したばかりの片瀬は、
3年前の宝石強盗事件の現場にいた。
長友刑事と犯人・海藤の身柄を確保しようとしたが、
人質となっていた宝石店の店員・谷川明日香が射殺された。
海藤の追跡をしたが逆に長友が撃たれ、
片瀬は実際に銃を撃つのが初めてで手が震え、
撃つことが出来なかったと。
長友は足を負傷し不自由に。
そして事件の1ヵ月後、ある事情により長友は退職したそう。
麻沙美を張っていた時、ある男が麻沙美に接触。
その男を追いかける片瀬と安積。
片瀬は公務執行妨害で男を逮捕。
男・森島は海藤の同級生で姉・麻沙美のことも知っていたから、
久し振りに見かけたから声をかけたとシラを切る。
逮捕する理由も勾留する理由もないから
釈放するしかないと桐山。
安積は桐山に長友が何故退職したのかと聞いた。
長友は懲戒免職になったと教えてくれた。
一方、小池は伊豆東署の刑事・向井と共に、
中田の目撃情報がある温泉宿にいた。
安積は中田が現れたらすぐに連絡をくれと小池に話す。
安積は長友を訪ねた。
片瀬は長友のために海藤を捕まえるのに
必死になっていると告げるが、
長友は刑事が犯人を捕まえるのは当たり前だと。
小池から中田が現れたと連絡を受けた安積は、
急いで温泉宿に向かう。
追い詰めると観念した中田。
捕まる前に少しでもお金を取り戻し会社に返金したかったと。
川口はおでん屋とくよしへ。
水沢がお客でいて話をするが、
初対面で褒めるヤツは信用出来ないと。
その言葉に川口も納得。
「私が思わず褒めてしまったのは、
初対面じゃないように思えたからかな。」
小池は押上分署へ戻り、
久米島に安積は伊豆に残っていると報告。
5000万も戻ってないし、
もしかしたら麻沙美が弟の逃走資金にするかもしれないからと。
「くれぐれも言っておくが、
3年前の事件は伊豆東署の事件だ。
他所の山には絶対首突っ込むんじゃないぞ!」
「いや、分かってますよ、それぐらいハンチョウだって~。」
「本っっっ当だろうな?」
「・・・・・多分。」
商店街の防犯カメラに麻沙美が森島と会う前に
誰か他の男と会っていたのが映っていた。
安積は映像を警視庁の鑑識に回してもいいかと。
片瀬が麻沙美を張りながら誰かにメールしていた。
そこに安積がやって来て森島が
密輸や密航の手引きをしている噂があると片瀬に教える。
5000万もあれば海藤を海外に
脱出させることも出来るかもしれない。
だが恐らくそれは罠だと安積。
何者かが海藤をおびき寄せようとしてると。
そしてその罠を仕掛けたのは麻沙美でも森島でもないと安積。
その時、片瀬に電話がかかって来た。
海藤が近くに現れたとのこと。
走って行く片瀬を追い、腕を掴んで止めた安積。
今の電話は誰からだとの問いに答えられない片瀬。
そうしてるうちに麻沙美が車で連れて行かれた。
桐山は海藤が麻沙美を連れ去ったのか?と・・・
安積は海藤ではないと言う。
海藤をこの町におびき寄せた人物が
麻沙美の身柄を確保したのではないかと。
安積に千春から電話がかかって来て、
歩行認証システムで歩く姿を解析したところ、
軸がぶれるのが確認されたとのこと。
左足に怪我をしているんじゃないかと。
その言葉を聞いた片瀬は飛び出して行った。
麻沙美を連れ去ったのは長友だった。
桐山は片瀬と情報公開していたのは薄々感じていたと。
長友は元刑事であることを伏せて森島に接近し、
麻沙美に密航の話を持ちかけたのでは?と。
長友の船へ行く片瀬だったが、そこに長友はいなかった。
安積が駆けつけ、長友が懲戒免職になった理由を聞いたと。
暴力団員から押収した拳銃を1丁紛失した責任を取ったらしいが、
恐らくその拳銃は長友が隠し持っていると安積。
海藤を殺すために。
3年前、海藤が射殺した人質の女性は、
長友の婚約者だったとのこと。
長友は密航出来る場所に海藤をおびき寄せるはず。
心当たりはないかと片瀬に聞く安積。
港の外れに地元の人間しか知らない小さな船着場があると。
車で5000万を長友に渡した麻沙美。
弟の命だけは助けて欲しいと。
自分も命だけは奪わないでくれと思っていたと。
「命を奪ったヤツは、命で償うしかないんだ。」
そこへ海藤がやって来た。
麻沙美にを盾に海藤に拳銃を向ける長友。
そこへ拳銃を構えた安積が到着。
「長友さん。
あなたは刑事としての誇りを忘れてしまったんですか?」
自分はとっくに刑事を辞めた。
もう海藤を殺すことしか残ってないと。
そこへ片瀬も拳銃を構えながらやって来る。
2人の説得に長友は銃を下ろした。
桐山が長友に手錠をかけ、片瀬に海藤に手錠をかけろと。
片瀬が海藤に手錠をかけた。
「長友さん。 海藤を、逮捕しました!」
「いい刑事になったな、片瀬。」
押上分署に戻る安積と小池。
そこへ結城が帰って来た。
結城が帰って来たのはいいけど、
安積と小池で慣れてしまったからなんか騒がしいね(‐∀‐;)
尾崎はまだか?
川口も久々に登場。
なんか意味ありげな会話をしてたよね~。
押上で何があったのか・・・
しかし前シリーズもだったけど、
何かあると安積に頼るのかね?(笑)
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