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新釈 走れメロス 他四篇 / 森見登美彦

2009-11-26 22:22:13 | 小説・その他本

    

~日本一愉快な青春小説
こんな友情もあったのか
あの「名作」が京都の街によみがえる!?~

あの名作が京都の街によみがえる!?
「真の友情」を示すため、古都を全力で逃走する
21世紀の大学生(メロス)(「走れメロス」)。
恋人の助言で書いた小説で
一躍人気作家となった男の悲哀(「桜の森の満開の下」)。
馬鹿馬鹿しくも美しい、青春の求道者たちの行き着く末は?
誰もが一度は読んでいる名篇を、
新世代を代表する大人気著者が、
敬意を込めて全く新しく生まれかわらせた、
日本一愉快な短編集。






太宰治「走れメロス」、


中島敦「山月記」、


芥川龍之介「藪の中」、


坂口安吾「桜の森の満開の下」、


森鴎外「百物語」。



上記の有名な作品のリメイク?


パロディ?


オマージュ?


なんと言っていいものか・・・


なかなか面白かったですよ。



やっぱ表題の「走れメロス」が1番かなぁ。


元と違って逆走してるのに笑った。


親友・芹名を人質に自分は逃げるみたいな(笑)



「俺の親友が、そう簡単に約束を守ると思うなよ。」


と言う芹名の台詞がまた凄い。


親友・芽野が来ないと分かってて、


自分は芽野に言われるがまま人質になってしまう。


こんな友情もあるのかと。


あたしが芹名ならキレそうですけどね(笑)



森見作品は伊坂作品同様に、


人物がリンクするので楽しい♪


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