~日本一愉快な青春小説
こんな友情もあったのか
あの「名作」が京都の街によみがえる!?~
あの名作が京都の街によみがえる!?
「真の友情」を示すため、古都を全力で逃走する
21世紀の大学生(メロス)(「走れメロス」)。
恋人の助言で書いた小説で
一躍人気作家となった男の悲哀(「桜の森の満開の下」)。
馬鹿馬鹿しくも美しい、青春の求道者たちの行き着く末は?
誰もが一度は読んでいる名篇を、
新世代を代表する大人気著者が、
敬意を込めて全く新しく生まれかわらせた、
日本一愉快な短編集。
太宰治「走れメロス」、
中島敦「山月記」、
芥川龍之介「藪の中」、
坂口安吾「桜の森の満開の下」、
森鴎外「百物語」。
上記の有名な作品のリメイク?
パロディ?
オマージュ?
なんと言っていいものか・・・
なかなか面白かったですよ。
やっぱ表題の「走れメロス」が1番かなぁ。
元と違って逆走してるのに笑った。
親友・芹名を人質に自分は逃げるみたいな(笑)
「俺の親友が、そう簡単に約束を守ると思うなよ。」
と言う芹名の台詞がまた凄い。
親友・芽野が来ないと分かってて、
自分は芽野に言われるがまま人質になってしまう。
こんな友情もあるのかと。
あたしが芹名ならキレそうですけどね(笑)
森見作品は伊坂作品同様に、
人物がリンクするので楽しい♪
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