まったり☆てぃ~たいむ

いくら寝ても眠いのは何故?(・ω・*)?

姉の結婚 二

2011-11-16 21:10:13 | マンガ

   

女、岩谷ヨリ。色恋沙汰に疲れ、故郷に戻り、
図書館勤務の地味なシングルライフを
送るつもりだったアラフォー女子。
男、真木誠。「ホワイトポーク」とあだ名された
暗黒の中学時代を経て、
別人のように生まれ変わったイケメン精神科医。
出会うはずのなかった2人が、
出会うべくして出会ってしまった…!?
恋愛とは? 結婚とは? そして不倫とは…?
男女間最大のテーマにズバリ切り込んだ
西炯子の新・恋愛バイブル最新刊!






ヨリと真木の関係がおかしい・・・(-_-;)


ヨリは割り切った付き合いをすれば


いいと思ってる節があるけど、


妹が言うように進んではダメだと思う。


真木もヨリとの関係を進めたいのならば、


まずすべきことは離婚だろ!!


このままでは絶対ダメだ。


きっとどっちも痛い目に遭いそう・・・

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謎解きはディナーのあとで 第5話

2011-11-16 18:15:51 | ドラマ

第5話

『アリバイをご所望でございますか』





影山の部屋にノックもせず入る麗子。


「お嬢様、ノックなしで部屋に入って来るのは失礼でございますよ。」


「あなただっていつもノックなしで入って来るでしょ。

呼び鈴鳴らしても来ないからよ。」


「はて、そうでございましたか。

私、これに夢中になっておりましたゆえ。」


「何それ。」


「御覧の通り、漫画『国立ち日記』でございます。」


「あなた漫画なんて読んでるの?」


「漫画なんてとは

どういうことでございますか、お嬢様。

漫画は日本が世界に誇る文化でございますよ。」


「そんなことより影山。」


「特にこの漫画『国立ち日記』は

国立在住のベジとレベッカ、

幼馴染みの男女がバンドを組み」


「影山?」


「世界の頂点を目指す青春物語。

多くの読者の涙を誘って来た名作中の名作。

文学的にも」


「影山!」


「はい。」


「もういいから。

早朝から風祭警部に呼び出されたの。

殺人事件よ。 リムジンを回してちょうだい。」


「かしこまりました。」


漫画を読みながら歩く影山。


「漫画は置いていきなさい。」



現場に到着した麗子。

風祭が恋煩いだと言い、麗子の写メを見せる。

風祭は麗子だとは知らずに、ホウ・ショウレイに夢中らしい。



殺人現場は国立の名所、国立神社。

死亡推定時刻は昨夜の9時から11時。

刃物で胸を刺され指紋は検出されていない。

身元は不明。

財布も携帯も所持品はなく、

犯人が鞄ごと持って行ったのでは?と。

取り敢えず事情聴取に。



「アリバイ、かぁ。」


「どうやら、今回の容疑者は

アリバイがあるようでございますね。」


「何よ。 だったらなんだて言うの?」


「して、どのようなアリバイが。」


「ちょっと待ちなさい。

誰が今回の事件について話してあげるって言ったのよ。

教えないからね~。 絶対にイヤ。」


「ひょっとしてお嬢様は私がお嬢様の話を聞くなり、

また例の如く、アホだの節穴だの引っ込んでろなど、

無礼な発言を連発するのではないかと、

そう案じていらっしゃるのでございますか?」


「案ずるも何も、もう連発しちゃってるし。」


「ご安心下さい。 これまで、お嬢様の逆鱗に触れること4回。

この影山も、多くの事を学びました。

最早、お嬢様のお気を悪くされるようなことなど、

一切申し上げません。」


「ホントに? 嘘でしょ。 嘘嘘。」


(でも本当なら、影山の成長ぶりを見てみたい気もする。)


「いいわ。 今回の事件について話してあげるから、

よ~く聞きなさい。」


「ありがたき幸せ。」



被害者は菅野由美。

第一発見者は神社の宮司・権藤。

菅野は国立ち日記の原作者だった。

神社の境内には写真も。

連載から12年の大人気コミックで、

作者が国立在住。

しないの様々な名所が作品に登場するのだとか。

でも最終回を前に何故か休載していると・・・

宮司が言うには、最近よくお参りに来て、

写真が入った額縁を見て苦悶の表情を浮かべていたと。


一緒に写っていた男性は漫画家の江崎建夫。

菅野が原作で江崎が江を描いていた。

江崎は菅野のアイデアを絵にしてるだけのくせに、

えらく威張ってると有名らしい。


宮司はその夜、女物のバッグを持って

逃げた人を見たと言う。

かっこつけた二枚目風の優男だと。


その時、影山は菅野の死を知り、

絵馬を落としていた。



次は菅野の部屋を訪ね、大家から話を聞いた。

デビュー前からずっと住んでいて、

売れてからも贅沢しなかったと。

江崎も以前はここに住んでたけど、

売れたら女遊びをしだして、

菅野と喧嘩をし江崎が出て行ったそうだ。

2人は元々恋人同士だった。

2人は作品のことでしょっちゅうもめてて、

最終回を前に大喧嘩してたらしい。

コンビを解消だと言っていた江崎に、

国立ち日記を描ききるまで、

他の原作者と組むのは認めないと菅野。

コンビを解消したい江崎に菅野は邪魔。

動機は充分だと風祭。



一応、隣の部屋の江松原久子にも話を聞いた。

菅野が殺されたと聞いて驚いていた。

昨夜9時半にここで菅野を見たと証言。


因みに影山は、菅野の部屋で最終回の原稿を発見し、

ベジとレベッカの感動のラストに思わず・・・


死亡推定時刻は昨夜の9時から11時。

松原が9時半に菅野を見た。

菅野は9時半にアパートメントを出て神社へ。

アパートから神社までは15分程度。

つまり、犯行時刻は9時45分から11時に絞られた。



江崎を訪ね事情聴取。

同席したのは編集担当の友岡。

原作者を失って今後どうするのか対応を協議していた。

夕べは仕事の話で友岡の家へ。

そして事細かに話す江崎。

9時半ぐらいに友岡の家を出て大通りで別れたと。

その後、ルパンをいう喫茶店に入り、

閉店の11時までいたと江崎。

犯行時刻を聞き、自分のアリバイは完璧だと。

連載はどうするのかと風祭。

友岡が既に菅野から原稿のコピーをもらっているらしい。


「こうなったら描くしかないでしょ。

あいつのためにも。」



裏を取るため喫茶店ルパンへ。

江崎は昨日の9時45分にカレーを注文してると。

他の常連客にも聞いたけど、

みんな覚えていてアリバイはあっさり証明された。

その頃、影山もルパンでティータイム。


「ちょっと~。

警部に見つかったらどうすんのよ。」


「大丈夫でございます。

喫茶店で英字新聞を読んでる人間には、

誰も話しかけたがらない。

よく知られる法則を利用致しました。」


だけど、まだ江崎の線が消えた訳ではないと風祭。

10分で菅野が神社に辿り着ければ、

江崎のアリバイは崩せると。

みんなを集めて菅野のアパートから、

神社で10分で辿り着けるか検証すると言う。



菅野のアパート前にみんな集合。

それぞれ違う方法で神社まで行くことに。


「ていうか私、自転車乗れないし。」


「お嬢様。」


アパートのドアから影山が。

これをお使い下さいと補助輪を出し装着。


「お嬢様、目標は10分でございます。

Good Luck!!」


麗子は神社まで25分かかった。

風祭のジャガーがビリ。

1番早いバイクでも15分30秒かかった。

となると、やはり江崎に犯行は無理。

しかし風祭が夜の9時半にまた検証すると。

その時間なら道が混雑してないかも?


同じ時間にもう一度やったが、

結局全員15分以上かかってしまった。

その後、一応周辺を聞き込みしたら、

10時ごろ、近くの大学の柔道部員が

境内を通った時に遺体はなかったと証言。

宮司が女性者のバッグを持って逃げる男を見たのが、

10時半だと言い出したと。

犯行時九九は10時から10時半に絞られ、

その間、江崎は喫茶店にいたのでアリバイは完璧。


「要するに、容疑者の江崎建夫には完璧なアリバイがある。

それこそが今回の事件のポイントなのでございますね。」


「そういうことね。」


「では、まず確認いたしますが、

お嬢様は江崎建夫が犯人だとお考えなのですか?

それとも他の誰かの可能性も。」


「正直、私は江崎建夫が犯人だと思っているわ。

強い動機があるし、何かを隠してる感じだったし。」


「分かりました。

お嬢様が私に期待なさるのは、

犯人探しではなくアリバイ崩しであると、

そう理解してよろしいのでございますね。」


「ええ。 それでいいけど。

あなたに江崎のアリバイが崩せるの?」


「簡単でございます。」


「なら崩してもらおうじゃないの。」


「かしこまりました。

一番の問題は江崎建夫が語ったアリバイ証言でございます。

ところでお嬢様は、彼の証言をお聞きになって、

何か奇妙に思われる点などありませんでしたか?」


「さあ。 特になかったわ。

内容は具体的で矛盾点もない。

完璧なアリバイだったわ。

だから困ってるんじゃない。」


「失礼ながらお嬢様。

相変わらずお嬢様はアホでいらっしゃいますね。

・・・いい意味で。」


しかし取ってつけたような

いい意味でのフォローは失敗。

ご立腹のお嬢様。


「無礼の難は平にお許しを。

しかしながらお嬢様、

やはりお嬢様の注意力不足は否めません。

何故なら、江崎建夫のアリバイ証言には

不自然な点が歴然と存在するのですから。」


「またそうやって私の興味を引こうとして。

もう金輪際あなたの推理は聞かないからね。 フン!」


「では、私の謎解きはここまでに致しましょう。

しかし、嘆かわしいことでございますね。

お嬢様がこうしてプンスカしているうちに、

助言を聞く機会を逸し、捜査は長引き、

市民の貴重な税金は湯水のように使われ、

迷宮入り事件が増え、

あ~あ、これは悲劇と言わずになんと」


「ストーップ!! 分かったわよ。

影山、あなたの推理を聞かせてちょうだい。」


「かしこまりました。

ただし、謎解きはディナーのあとに致しましょう。」



「今回、お嬢様は犯人探しではなく、

アリバイ崩しをご所望ということでございますので、

犯人は江崎建夫である。

このことを前提に謎解きを進めさせていただきますが、

よろしいでしょうか。」


「そうね。 今回はその点で考えてちょうだい。」


まず、宮司が10時半ごろ目撃した、

女性者のバッグを持って走るおとこは江崎とは別人。

昨夜は風祭が近くのイタリアンで食事をし、

怒った女性が荷物を持って出て行ったのを追いかけていた。

ので、犯人ではなく風祭だった可能性がある。


10時に遺体がなかったという柔道部員の証言は、

今夜なら遺体があることに気づいたけど、

事件当時は絵馬が沢山かかっていて、

遺体は見えなかった。

ので、犯行時刻も10時より前だったと

考えられる可能性も出て来た。


そして、江崎本人のアリバイ証言にも奇妙な点があると。

何故9時45分までのアリバイを詳しく語ったのか。

江崎が犯人ならどの時間の証言が重要なのか、

分かっていたはず。

ということは、犯行時刻は9時45分よりも早い。

その時間に江崎と一緒にいた友岡の証言は嘘。

それでも9時半に菅野を見たと松原の証言があるから、

江崎のアリバイは崩れないと麗子。

しかし、その松原の証言も嘘なのだと。

けど松原に嘘の証言を依頼したのは、

江崎ではなく菅野だった。

元々相手を殺そうと計画していたのは菅野だった。


菅野はコンビを解消すると言われ、

他の原作者に取られるぐらいならと

江崎を殺害する計画を立てアリバイまで作ったが、

逆に返り討ちに遭ってしまった。

この菅野のアリバイ工作が江崎のアリバイを立証。

しかし江崎はそんな証言は知らないから、

事細かに証言をしてしまったのだと麗子。


「う~ん。 まさに策士、策に溺れるね。」


得意気の麗子に影山が言った。


「失礼ながらお嬢様。

のうのうと寛ぎガバガバと紅茶を飲みながら、

これにて一件落着みたいなグダグダな顔されていますが、

ホントにそれでよろしいのでございますか?」


「影山、もう一遍言ってごらんなさい。」


「のうのうと寛ぎガバガバと飲みグダグダな顔。」


「ホントに2回言わなくていい!」


「いいえ、言わねばなりません。

今我々がやっていることは所詮理論上の謎解き。

実際の事件は今こうしてる間にも

動いているのでございます。」


松原が嘘の証言をしたことを江崎は知っている。

菅野にアリバイを頼まれたに違いない。

となると、菅野が誰を狙ってたのか知っている可能性が。

つまり、江崎は自分が犯人だとバレるかもしれないと考え、

松原を狙うかもしれない。

そして、もうすぐ松原が仕事から帰って来る時間。

麗子は影山と出て行く。



行ってみると松原が江崎に襲われていた。


「やっぱりあなただったんですね、江崎さん。」


菅野に呼び出され最終回を描いて欲しいと頼まれたが、

断ったらナイフを出して襲われた江崎。


「あれは事故だ。

むしろ俺は命を狙われた被害者だ!」


「いいえ。 それは事故でもなければ

あなたが命を狙われた訳でもございません。

おそらく菅野由美さんは自ら命を絶ったのでございます。」


おそらくもみ合ってる最中に、

ナイフの向きを変え自分に・・・

自殺では菅野の思いは遂げられなかった。

全ては国立ち日記のため。

ベジとレベッカの物語を江崎の絵で完結させるためだったと。

江崎の行動が菅野には予想出来ていた。

友岡に協力してくれたら最終回を描くと言い、

警察に嘘の証言をさせることも。


「つまり、あそこで返り討ちに遭ったように見せれば、

俺が最終回を描かざるを得なくなるということが、

由美には分かってたってことかよ。」


「はい。 さすがは菅野由美先生。

見事な筋書きでございます。」


あいつは俺を殺す気だったに決まってると。

松原に頼みアリバイ工作までしてたんだと江崎。

松原は菅野にもしものことがあった時には、

アパートで夜の9時半に自分を見たと

証言してくれと頼んでいた。

菅野は死を覚悟していた。

決死の覚悟で江崎を説得しに行ったんだと。


「じゃあ、なんでアリバイ工作なんて。」


「まだ気づかれないのですか?

自分が死んでも江崎さんが逮捕されてしまっては、

国立ち日記は完成致しません。

だから彼女は一計を案じた。

由美さんは自分のアリバイではなく、

あなたのアリバイを証明する為に

嘘の証言を依頼したのです。」


「なんでそこまで。」


「ここからはあくまでも私の想像でございますが。

おそらく由美さんは

余命いくばもなかったかと思われます。」


国立ち日記の最終回の原稿を出す影山。

原稿の表紙に描かれている絵は、

菅野の直筆でないかと。

これと全く同じものが描かれた絵馬を

神社で発見したと言い、そこには

『レベッカが一日でも長生きできますように』と。


宮司の話で、最近菅野がよくお参りに来ていたと。

彼女は胸を苦しそうに押さえていた。

それは病気の痛みだったのかもしれない。


「あいつとはいつも喧嘩ばかりして。

もっと早く俺と別れていれば。」


「いいえ。 それは見当違いでございましょう。

最終回、喧嘩別れした2人でしたが、

最後にレベッカはベジにこう叫んでいます。

『あたしの歌はあんたの演奏がなけりゃ誰にも届かない

だからベジ、もう一度一緒にステージに立ってくれないか』

失礼ながらこの言葉は、

あなたへのメッセージではありませんか?

実はベジとレベッカのモデルは、

あなた方自身だったのではないですか?」


原稿を江崎に渡す影山。


「その最終回は決して口外致しません。

私は国立ち日記の一ファンとして心待ちにしております。

あなたが最終回を描いてくれる日を。」


事件は解決。

現場でホウ・ショウレイに会う風祭。



菅野はどうして病気のことを

話さなかったのかと言う麗子。


「お嬢様。

素直な気持ちというものは

一緒にいつ時間が長ければ長いほど、

正直に言えなくなるものでございますよ。

しかも、それが掛け替えのない

相手であればあるほど言い辛くなる。

人は誰もが大切な相手に

面と向かって言えない想いを

持っているのだということを、お忘れなきよう。

お嬢様、こういう機会ですので

大切なお話をさせていただいてもよろしいでしょうか。」


「どうしたの? 急にかしこまっちゃって。」


「実は・・・・・

私にもお嬢様に伝えらずにいた想いがございます。

思い切って申し上げてよろしいでしょうか。」


「分かったわ。 教えてちょうだい。」


「やはり我が主が自転車にも乗れないというのはどうも・・・」


自転車に乗る練習をする麗子。






現場から出て来る時、


風祭と会わないようにすればいいのに・・・


何故わざわざ鉢合わせるんだろうか。


まぁ、突っ込みたいところは他にもあるんだけどね(‐∀‐;)



今回も色々な表情の影山を見て癒されたわ~。


それが見れるだけでありがたき幸せ。



にしても日本シリーズの延長時間が予想外だったよ・・・


別のチャンネルでやって欲しかった。





第1話 第2話 第3話 第4話

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私が恋愛できない理由 第5話

2011-11-15 22:12:26 | ドラマ

第5話

『恋愛ニートは卒業!?

二人だけの秘密!?』





恵美は会社のみんなでバーベキューに行くことに。

咲と真子、そして武居も誘うように言われる。



咲は美鈴の旦那が見れると乗り気に。

真子も初めは行く気満々だったのに、

山本からデートの誘いがあり断る。



バーベキュー当日。

朝っぱらから母親が電話をかけてきて、

結婚式につけて行くから、

真珠のネックレスをすぐ返してと。

探してたらプレゼントされたネックレスを見つけてしまう恵美。



武居が家の前まで車で迎えに来てくれた。

咲が思ったよりイケメンだと。



優とひかりが仲良さそうにしているのを見ていた恵美を、

武居が釣りに誘う。

優は釣りをしている恵美と武居のことを見る。


食材を取りに行くジャンケンをして、

恵美と優が負け取りに行く。

恵美が気になりつつも、火を見に行く武居。

ひかりも武居と一緒に火を見に行った。

その状況をみた咲が言った。


「なんか真夏の夜の夢みたい。」


「ああ。 シェークスピアの?」


高橋にどんな話か聞かれた咲。


「森の妖精のイタズラで、

2組の恋人同士が入れ替わっちゃうの。」


「えっ? いや、それ。」


「そう。 まさにあんな感じ。」



武居はひかりから恵美と優が

昔付き合ってたと聞く。

昔の恋は気にしない方がいいとひかり。



拓海が遅れて到着。

咲は拓海が現れてビックリ。

拓海も咲がいることにビックリ。

美鈴から紹介され初対面の挨拶をする2人。


咲は居たたまれなくなり、急用思い出したから帰ると。


「私、就活で失敗してキャバクラでバイトしてるんです。

そこでいいコネ見つけて、取り入ろうかなと思って。」


「キャバクラ?」


「良かったら接待で使って下さい。

サービスしますよ。」


そう言ってキャバクラの名刺を拓海に渡し、

帰って行く咲。



その頃、荷物を持って来ながら話していた恵美と優。


「持ってやろうか?」


「あっ、いいよ。 重いから。」


「あっそう。 可愛げねえな。」


「どうせ可愛げない女ですよ。」


「そんなんじゃ、武居さんにも

2週間で愛想尽かされちまうぞ。」


「何? それ。」


「ちゃんと武居さんのこと、たてろって意味。」


「なんで優にそんなこと

イチイチ言われなきゃいけない訳?」


「なんだよ。 マジで怒んなよ。」


「優も愛想尽かしてたんだね。」


「え?」


「2週間で別れた時。」


「なんだよ、いきなり。」


「優が今そうやって言ったんじゃん。」


「いや。 今のは別にさ・・・」


「でも言ったじゃん。」


「愛想尽かした訳じゃないよ。

つうか、お前が俺のこと男として

必要としてなかったんだろ?

自分から振っといてよく言うよな。」


「振った!? 振られたのはこっちだよ!!」


「何言ってんだよ。 俺が振られたんだろ?」


「親友でいよう。

友達に戻ろうって言ったのは優の方じゃん!!」


「いや。 お前、それはさ。」


「だってそうでしょ?」


「いや。 こんなこと言うのダサくてヤダけどさ。

お前って手も繋がないし、キスしたら噴き出すし。

結局最後まで俺のこと好きだなんて

言わなかったじゃねえかよ。」


「そんな面と向かって言える訳ないじゃん!」


「プレゼントだってそうだよ。

俺があげたネックレス、

一度もつけなかったじゃねえかよ!」


「それは照れくさかったから・・・

もっと可愛げがあったら良かったのかな?

もっと素直だったら良かったってこと?」


「悪い。 今更こんなことでケンカしても意味ねえよな。

戻ろう。」



戻ったら、ひかりの父親が倒れて運ばれたと聞き、

優はひかりと一緒に帰って行く。

2人を見ていた恵美を武居が見ている。


「惹かれあう2人。 すれ違う2人。」



ひかりを病院まで送って行った優。

母親は優に挨拶するが、

父は眠ってると言うので会わずに帰る。



武居も恵美を家まで送る。


「あの。 自分はその、恵美さんといると

なんていうか、楽しいです。」


「ありがとうございます。」



美鈴と拓海が家に帰宅。

咲が拓海に会うの楽しみにしてたと言う美鈴。

その頃、咲は編集者の新井とベットに・・・



山本とお弁当を食べる真子。

なんですぐメールの返事をくれなかったのかと山本。

真子のことは信じてるけど不安だと。

メールは一言でもいいから

すぐに返信して欲しいと言われる真子。



美鈴のところに書類を取りに来ると、

ひかりがいて父親のことを聞く恵美。

優に会いたいと言いだしたらしい。

ひかりが出て行くと美鈴が言った。


「いよいよって感じだね、あの2人。

こういうのってさ、タイミングってあるんだよね。」


「結婚がですか?」


「うん。 結婚も恋愛も。

何もしなくてもコロコロと転がって行っちゃう時もあれば、

進ませようとしてるのに、

どうしても動かない時もあるでしょ?」


「う~ん・・・でもそれって、

その時には分かんなかったりするんですよね。」


「そう。 それで後になってから気がつくんだけど、

もうどうにもならない。」


「美鈴さんでも?」


「渡しなんて、自分らしく生きたいなんて

突っ走って来ちゃったから、そんなのばっかりだよ。

相手の気持ちに寄り添おうって気持ちが

足りなかったのかもね。

な~んてね。

藤井もちょっと私に似たとこあるから

気をつけなさいってこと。」


美鈴は咲が拓海に会ったことがあるか

恵美に聞いた。

ないと思うと恵美。



拓海は咲にもらった名刺を頼りにキャバクラへ。

咲は新井を接客中。

アフターにも誘われる。


新井の席を外し拓海のところへ行く咲。

拓海は新井のことを聞く。

どこの出版社なのか、名刺は貰ったのかと。

関係ないでしょと咲。

さっさと寝てきたと言う咲に、

自分のことを大事にした方がいいと拓海。


「自分を大事にしてるから、

自分の為に男を利用してるの。

じゃあ、代わりに出版社紹介してくれる?

何お説教しちゃってんの?

父親でもないくせに。

彼氏でもないくせに。

余計なお世話なんですけど。」


「ごめん。」


拓海は新井のところへ行き、

出版社の方かとか色々聞いてしまい、

新井は気を悪くして帰ると言い出した。

新井に謝る咲。

紹介の件はまた今度と言うと、

冗談だと、出版関係じゃないと新井。


「あんな嘘で寝るなんて、

安い女だよ、ホント。」


それを聞き新井を殴る拓海。

拓海と帰る咲。

その後、殴られたらしく、拓海の顔が腫れていた。

お客さん1人減っちゃったと咲。

謝る拓海の手当てをする。

なんでキャバクラにいるのか聞いた拓海。

実家のクリーニング屋を潰したくないと。

実家ではいいところに就職してると思ってると咲。


「じゃあ、実家に仕送りとかしてるの?」


「そんな目で見ないでよ。

別に私、可哀想な子とかそんなんじゃないからね。」


「それでも、もっと自分を大事にした方がいいよ。

それにああいう男とそんな簡単にさ・・・」


「寝るなら俺と寝ろって?」


「いや。 そういう意味で言ったんじゃ・・・」


「嘘だよ。嘘。」


「おっさんからかわないで。」


「でもありがと。」



家飲みしてた恵美と真子。

真子は恵美に相談する。


「寝ても、全然気持ちよくないんです。」


感じるってどう感じるのか?と聞かれ、

答えに困る恵美。

優とも寝てないらしい。


「でもさ、そういうのって、

すぐには分かんないもんなんじゃないかな?」


「そうでしょうか。」


「うん。 少しずつ前に進んで行くしかないんじゃないかな。」


「う~ん・・・そうですよね。

好きになってくれたんだもん。

私だって頑張らなくっちゃですよね。」



武居は家で恵美に交際を申し込む練習。

それを妹に見られ励まされる。



優から貰ったネックレスを触っていると、

武居から会えないかとメールが。



高橋が咲を気に入ったらしく、

家に誘ってと恵美に言うが断られる。

そこへ優が出勤。

今夜、ひかりの父親に会うことになってるらしい。



恵美は武居と待ち合わせ。



優はひかりの父のお見舞いと挨拶をする。

ひかりに席を外すよう言う父。



武居は緊張しながら恵美に告白。


「僕は、あなたのことが好きです。

僕とお付き合いしていただけませんか?」



ひかりの父は医者の跡取りが必要だと説明。

見合い話も順調に進んでいると。

優との結婚を認める訳にはいかない。

結婚は諦めてくれと頭を下げられる。



恵美は武居にOKの返事をした。

大喜びの武居。



病室から出て来た優は、

ひかりには何も言わず今日は帰ると言う。

廊下で医者とすれ違う。



家に帰った恵美は、

優から貰ったネックレスを箱にしまった。





恵美はOKしちゃったね~。


未だに引きずってたのに大丈夫か?


折角前に進もうとしたのに、


優の結婚話がなくなりそうでヤバイ状況になりそうね。


武居はやっぱり振られちゃうのか!?



真子はなんか間違ってる気がする・・・


頑張んなくっちゃってどうなのさ(-_-;)


にしても、弁当男子ウザイね~。


メールは状況によってはすぐ返せるものじゃないじゃんね。



咲と拓海も何かありそうな感じ。


拓海は美鈴にもう愛情はなさそう。





第1話 第2話 第3話 第4話

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本屋の森のあかり 10巻

2011-11-14 21:09:04 | マンガ

   

別の書店でも働いてみたいと考え始めたあかりは、
緑に急に告白されて「答えが出ない」と断ってしまう。
一方、潮見に告白された杜三は、はっきり返事をしようと決意。
各々の心が揺れ動く中、あかりと杜三の関係は…!?






あかり転職か!?


どうなるんだろうか・・・


書店員にフリーってあるんだね。


ちょっと驚いた。


それより杜三さんが!!


あかりの誤解をどうやって解くんだろうか。


頑張れ、杜三さん。


早くしないと手遅れになる可能性が・・・(‐∀‐;)

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悩んだ末に・・・

2011-11-13 22:04:09 | Weblog

赤いコートに一目惚れしたの♪


セールではなかったから買うの迷ったんだけど、


サイズを見たらLがあったし、


値段を見たら思ったよりも安かった!!


どうしようかなぁ・・・と・・・(‐∀‐;)


Lサイズって何気にすぐ売れちゃって、


いつもないことが多いんだよね。


でも今回はまだあったし、


値段も¥8,500(税抜き)でさ。


1万超えてると思ったからビックリしちゃった。


散々迷った挙句、購入決定!!





やっぱ可愛い!! (>艸<*)


しかし赤いコートなんか着て大丈夫か?(笑)

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リアル 11巻

2011-11-12 22:05:56 | マンガ

   

人生を賭けたトライアウト いよいよ開始!!
野宮にとって運命の一日、トライアウトの日がやってきた。
だがいきなり寝坊してしまい、
慌てて会場に入るとそこには憧れの成瀬の姿があった!
一方、高橋は原先生に競技用の車椅子を渡され!?






やっと出たぁ~♪ ヾ(≧∇≦*)〃


野宮が物凄く頑張ってた!!


トライアウト、やっぱりダメだったってことなのかな?


そうだったとしてもきっと大丈夫!!


野宮はあれでもまだ18さっ!! (゜∇^d)


高橋も少しずつ着実に前に進んでる。


リアルの世界の住人はみんな頑張ってる。


あたしも頑張ろう・・・(-_-;)

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GATE7 2巻

2011-11-12 20:58:34 | マンガ

   

明智光秀との戦いの最中、
窮地のはなを救ったのは伊達政宗だった!
そして次々と現れる戦国の魂を継ぐ者たち。
彼らの目的は、信長と共に闇へと消えた
最強の隠威「第六天魔王」を手にすること。
さらに徳川家光の不穏な影が致佳人に迫り…!?






政宗さんが出て来た~!! (゜▽゜*)


当然小十郎も!!


宮城県民には堪らんねぇ。


そして続々と戦国武将が登場して来て、


壮大な話になりそうな感じですよ。


橘や桜、はなの過去、気になりますね~。


未だ謎だらけ。


はながうーめんを喜んでくれて嬉しいよ。

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震えるほど・・・

2011-11-11 21:15:48 | Weblog

寒いのです!! (((゜Д゜;)))


みなさま、ご機嫌麗しゅう。


仙台は今日雨です。


震えるほど寒いです。


朝、寒くて起きられず、布団の中でグダグダと・・・


辛抱堪らん状態だったので、


やむなくストーブをつけてしまいましたよ(-_-;)


布団も毛布増やしました。


寒さと闘う季節がやって来た!!


今シーズンは何やら例年より寒いらしいよ。


勝てそうにない!!(>ω<。)


引きこもりなのに寒くて風邪引きそう・・・


みなさま、体調に気をつけてね。


風邪引かないように。

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家政婦のミタ 第5話

2011-11-10 23:57:08 | ドラマ

第5話

『全部脱いで! ・・・承知しました』





翔は母親が川に入って行くのを、

必死で呼び止めている夢を見る。

目が覚めると三田が起こしに来ていた。

翔が下へ行くと既にみんな朝食中。

希衣が昨夜おねしょをしたと聞き、

おまじないを教えてやると翔。

しかし無視されてしまう。


「お姉ちゃん。 お父さん、いつ帰って来るの?」


「だから・・・言ったでしょ。

これからは兄弟4人で暮らすって。

だから希衣もしっかりしないとね。」


翔も頑張ろうと張り切って言うが、

海斗は無視して結に志望校を決める三者面談があると言う。

そんな海斗に翔は私立に行くのやめたらと言い、

言い争いになってしまう。

その時、三田が声をかける。


「みなさんに1つ質問があります。

これからは、どなたの命令を

最優先にすればよろしいでしょうか。

今までは旦那様でしたが、

みなさんの要望が違う場合、

混乱してはいけませんので。」


「別に俺でもいいけど。 長男だし。」


「はぁ? 普通お姉ちゃんでしょ。 一番上なんだし。」


そこでまた言い争いになる翔と海斗を結が止める。


「三田さん、取り敢えず意見が違った場合は、

相談しますから。 みんなで。」


「承知しました。」



朝に隣の皆川が回覧板を持って来た。

今週自治会があるからと言い、

ずっと欠席してるから今度は出るように

恵一に念を押すからいるかと訊ねる。

すると三田が恵一は出て行ったと言い、

昨夜の希衣の騒ぎのことなど話してしまう。

慌てて結が止めるがもう遅かった。


「あのババア、あることないこと言いふらすよ、また。」


「余計なこと考えないで行くよ。 遅刻するから。」


結と海斗が急いで出て行く。


「三田さん! あのババアぶっ殺して来てくんないかな。」


「承知しました。」


「ああ~っ! 冗談だから。」


行こうとした三田を止める翔。

なんでもハイハイ言って、

やっぱりおかしいと三田に言う。


「笑っちゃいけないと思ってるって聞いたけど、

一体何があった訳?

ちょっと笑ってみてよ。

言われたらなんでもやるんだろ?

これは業務命令だからさ。」


「申し訳ありませんが、出来ません。」


「なんでだよ。」


「どうしてもやれとおっしゃるのなら、

お暇をいただきます。」


「べ、別にいいけど。」


翔は部活でイライラ。

厳しすぎると注意され、更にイライラ。

父親が出て行ったからって当たるなと言われ、

なんで知ってるんだと翔。

隣のお喋りババアが言いふらしていた。



帰って来たら家の前に結と彼氏がいて、

彼氏がキスしようとした時、

ワザと声をかける翔。

彼氏は帰って行く。

こんなとこで何やってんだとまたイライラ。

そこへ三田と希衣が帰って来た。


「三田さん。

隣のババアに文句言って来てくれないかな。

うちの悪口散々言ってるみたいだからさ。」


「承知しました。」


「ちょっとやめて、三田さん。

いいから希衣連れて帰って。」


「承知しました。」


こんなことしたら益々面倒なことになると結。

そこに隣の皆川登場。

余計なこと言うのやめろと翔が言うと、

事実でしょとまたネチネチ文句を言う皆川。



家に入ってきてからも喧嘩を続ける結と翔。


「ねえ! もう余計な問題起こさないでくれる?

そうでなくても今大変なんだから。」


「だったら男とイチャイチャしてんじゃねえよ!

この前は父親に俺たちの面倒見るとか

偉そうなこと言ったくせに。」


言い合いしていたしていた翔が海斗にも話を振るが、

海斗は塾があるからと行ってしまう。


「ねぇ、お姉ちゃん。 家庭崩壊って何?」


「え? なんでそんなこと聞くの、希衣。」


「翼くんが言ってたの。

希衣ちゃんの家は家庭崩壊なんだよって。」


結が困っていると三田が答えた。


「家族に問題や欠陥があって、

メチャメチャになっている家のことを、

そうではない人達が、同情したり、

哀れんだりする時に、家庭崩壊と呼びます。」


「三田さん。 まとめてぶっ殺して来てよ! ババアと。」


「承知しました。」


持っていた包丁を構え、行こうとする三田。


「三田さん、行かなくていいから。

三田さん。 これからは私の言うことを

最優先にしてもらえますか?」


「承知しました。」



またイライラして出て行く翔。

結は三田に相談するが、

いつものようにあなたが決めることだと言われる。


「またそれ? そんなこと言わないで、

どう思ってるか教えてよ。

色々考えてるんでしょ? 本当は。」


「別に何も考えてません。」



モデルハウスで働く恵一のところに、

元部下が冷やかしにやって来る。


不倫相手に電話するも着信拒否。

仕方がなくうららに会う恵一。

結たちのことをどうするのか聞かれる。

うららに希衣に好きか聞かれた時、

なんであんなこと言ったのかと。

ちゃんと言ってあげれば良かったのにって・・・

けどいつまで経っても煮え切らない恵一。


「お義兄さんはさ、正直すぎるんだよ。

父親なんて、みんな嘘ついたり、

いい父親を演じたりするもんなんじゃないの?」


「うららちゃんのお父さんに教えて欲しいよ。

どうしたら父性っていうか、

父親の愛情が持てるのか。」


「なんだ? それは。」


義父が登場した!

店で騒ぎまくる義父。

そしてサインしろと出した書類は、

養子縁組の書類だった。

恵一に迫る義父に、少し時間を下さいと恵一。

しかし聞く耳持たない義父は更に迫る。

サインをしようとして手が震える恵一。

「すいません」と言い店から出て行く。

追いかけて来た義父は転んでしまう。

謝ってそのまま逃げた恵一。



翔は部活でみんなからついていけないから、

キャプテンを辞めてくれと言われる。

こんな部活こっちから辞めてやると出て行く翔。

ゲーセンに行きイライラして暴れ、

店員に取り押さえられる。



恵一が警察に引き取りに行くと三田がいた。

保護者に連絡しろって言ったら、

翔が家政婦を呼び、それでは家に帰せないと言ったと。

警察に謝る恵一。

ゲーセンの方も穏便に済ませると言ってるから、

今回はキツく叱っておいてくれと。


取り敢えず警察から出て来た。

翔に謝る恵一に、そんなんじゃねえと。

バスケのユニフォームをゴミ箱に捨てる。

もうバスケは辞めたと。

タバコくれと、自分で買うからカード貸してと翔。


「バカなこと言うなよ。 まだ未成年だろ?」


「じゃ、教えろよ!

なんでタバコ吸っちゃいけない訳? 未成年が。」


「え? いや、だから・・・それは・・・」


困って三田を見る恵一。


「未成年の喫煙は、成長を妨げ、頭も悪くなり、

いつまで経ってもオトナになれないくせに

一人前のふりをする弱い人間を育てるだけです。」


「別にいいじゃん。 どうせ頭悪いし。

俺がどんな人間になろうが、

どうでもいいんだろ、あんたは!!」


「あんた?」


「なんだよ。 お父さんって呼んで欲しい訳?

・・・ったく、なんであんたみたいな奴

好きになったんだよ、お母さんは。

あんたなんかと結婚しなきゃ、

幸せになれたんだよ!!」


ゴミ箱を蹴っ飛ばして行ってしまう翔。


「三田さん。 すいませんが宜しくお願いします。


「何をですか?」


「えっ? ああ、いやだから・・・翔たちのこと色々と。」


「色々と申されますと?」


「あぁ・、いやだから・・・

また何かあったら連絡下さい。」


「承知しました。」



三田と帰って来た翔。

結にどうだったか聞かれ、答える三田。

なんだかんだ結に言われ、イライラの翔。

冷蔵庫からビールを取り出す。

結と揉めて、開けたらビールが噴き出した。

黙ってタオルを差し出す三田。


「俺の気持ちなんか・・・分かるかよ、お前らに!!」



学校で彼氏に相談する結。

帰りにじっくり考えようと誘われ、

自分のことを本当に好きかと聞く結。

先輩は私とキスとか出来れば

それでいいんじゃないかと。


「私は好きな人が苦しんでたら、

一緒に悩んだり、その人のために

一生懸命頑張るのが愛っていうか・・・

付き合うってことだと思う。」


「一体なんなんだよ。

お母さん死んでから大変なのは分かるけどさ、

そっちだって俺の話まともに聞いてくれたことないだろ。

2人でどっか行きたいとか将来何するとか。

今の俺たちは付き合ってるって言えんのかよ。」


そう言い出て行く彼氏を追いかけ謝る結。



学校を休んでゲームをしてる翔。

何か用はないかと三田が聞くと、

ゲーム付き合ってと。

三田はゲームも強かった!!

「もういい」と言う翔に、用がなければ掃除を続けると三田。


「ちょっと待てよ。

頼んだらホントになんでもやってくれるんだよね。」


「私に出来ることなら。」


「じゃあ、やらしてよ。

誰もいないんだしさ、いいだろ?

なんだよ。

そういうのは出来ないんだ、やっぱ。」


「承知しました。」


「え?」


「何から致しましょう。」


「え?」


「キスをしましょうか?

それとも脱ぎましょうか?」


「じゃあ、脱ぐ方で。」


「承知しました。」


ホントに脱ぎ始める三田にやめろと翔。

そこへ結が帰って来た。

どういうことかと聞くと、翔の言ったことを説明する三田。

服を着るよう言う結。

結は翔に文句を言う。


「ふざけんじゃねえよ!!

自分は家族のために何もしてないくせに!」


当り散らし物を投げつける翔。

母の遺影が落ち、ガラスが割れてしまう。


「俺ばっか責めんなよ。

家がこんなことになったのは、

父親とか、お母さんが自殺するからいけないんだろ。」


部屋から出て行く翔。

結は三田に自分が来なかったら、

翔とそういうことするつもりだったのかと聞く。

「はい」と三田。

結は今日遅くなる。

泊まるかもしれないと言い出て行く。



恵一は元不倫相手を待ち伏せ。

ストーカーみたいと言われる。

そこまで言われても縋る恵一。

そこにあの部下が登場し、今の彼氏だと・・・



外にいた翔を見て、

皆川が声をかけまた嫌味をかまし、

子供と家に入って行く。

そこに三田がいて帰るところだった。


「三田さん。頼みがあるんだけど。

この家、メチャメチャにしてくれないかな?」


「それは、業務命令でしょうか?」


「勿論。」


「承知しました。

それで、何を致しましょう。」


しかしいい案が浮かばない。


「あぁ~もう!! どうすりゃいいんだよ。

なんだよ、どうせ俺のこと

どうしようもないとか思ってんだろ?

こっちが散々悩んでんのに、

バカにしたような顔しやがって。

お前なんかに俺の気持ちが分かるかよ!」


「分かります。」


鞄の中からスプレーを取り出し、落書きをする三田。

三田が書いた言葉は『家族を守りたい』

そこへ皆川が出て来た。



恵一が家に駆けつけるとパトカーが止まっていた。

警官に息子に注意しておくようにお願いしたじゃないかと。


「家政婦さんに聞いたら、

息子さんに命令されたって言うし。

一体どうなってるんですか? お宅は。」


答えに困る恵一。


「この家は全てが異常なんですよ。」


好き勝手文句を言いまくる皆川に

食って掛かる翔。

そういう態度なら被害届出すと言う皆川を、

お隣同士だし、相手は未成年だからとなだめる警官。


「なんでそんなことしなきゃいけないんですか?

捕まった方がいいんですよ、こんな子。

ご近所のためにも早く警察連れてって下さい。」


警官が仕方なく翔を連れて行こうとすると、

恵一が土下座して謝る。


「悪いのは全て私です。

責めるなら私にして下さい。お願いします!」


翔は長男として一生懸命だっただけなんだと。

誰よりも家族のことを守りたいと思っているんだと。

必死に謝る恵一。



警察が引き上げ、

壁をキレイにすればいいということになったらしい。


「でもさ、これって特殊な洗剤じゃなきゃ

落ちないんじゃないの?」


「あります。」


鞄から洗剤を出し、恵一、翔、海斗、希衣、

三田で落書きを消す。


「昔、俺、お母さんに

翔がいればうちは絶対大丈夫ねって言われたんだ。

でも・・・お母さんの期待に応える自信なんか全然ないよ。

みんなのために何かしたいけど、

どうしていいか全然分からない。

なんとかしなきゃって焦れば焦るほど、

全然うまく行かない。」


「翔ちゃん。」


希衣が翔の手を取る。


「希衣が守ってあげるからね、いつでも。」


その時、翔のお腹が鳴った。


「あ~あ。 いい雰囲気が台無しだよ。

三田さん、これ終わったら夜食か何か出来ない?」


「出来ます。」


ラーメンを作ってくれた三田。

みんなで食べてたが、希衣が手をつけない。

恵一がお腹空いてないのか聞くと、

寝る前に食べるとおねしょしちゃうからと。

あんまり気にするなと。

翔は3年生までしてたんだからと。


「余計なこと言うなよ、お父さ・・・」


お父さんと言いそうになり寸止めする翔。

恵一はちょっと嬉しそう。

海斗には三者面談でてもいいかと聞く。

「別にいいけど」と海斗。


「三田さん、結にも言っといてもらえませんか。

自治会も俺が出るって。」


「それなら直接おっしゃった方が。」


帰って来ていた結。

誰が帰って来ていいって言ったのかと結。

翔が説明しようとするが、結は取り合わない。

「いいんだ」と言って帰ろうとした恵一は、

思い出したように希衣に石を見せる。


「お父さんの石!」


「うん。三田さんが見つけてくれたんだ。

これ暫くお父さんが預かっていいかな?

いつかその缶の中に一緒に入れてもらいたいからさ。」


「いいよ。」


「ありがとう。じゃあ。」


帰ろうとする恵一に何か言いたげな翔。



翔の部屋に洗濯物を持って来た三田。

捨てたはずのバスケのユニホームもあった。


「これ拾って来てくれたの?」


「他にご用がなければ失礼致します。」


「三田さん! 色々とごめん。

それと・・・ありがとう。」


「それは、お父様に言うべき言葉だと思います。

それから・・・」


超過分の請求書を渡し、帰って行く三田。



翔は部活に行き土下座。

みんなに謝った。



紹介所へ紹介手数料を渡しに行った三田。

またモナカを出されるが断る。


「あのさ、ちょっと。

あの・・・何か・・・あそこの家の長男、

何か大変だったみたいね。」


「いえ、別に。」


「でもさ、私ね、あの子タイプなのよ。

私ああいうの大好きなのよ。

あら、あんたの息子が生きてたら

確か同い年だよね?

ん? あら私また余計なこと言っちゃったかしら。

ごめん。」


「失礼します。」



三田はまた遊園地にいた。

家族連れを見て、空を見上げる。





やっぱり三田さんは子供を亡くしてたか!!


けど細かいことはまだ分からず・・・


気になるわ。


恵一はよく分からんね。


石を缶に入れてもらいたいと思ってるのに、


不倫相手だった女には未だ未練タラタラ。


もう無理だろ。


しかしあの女の新しい彼氏、


恵一の部下だったやつだけど、イヤなやつだよね。


ムカつくわ~。


恵一の落ちぶれた姿をわざわざ見に行って、


おまけに嫌味まで言っちゃってさ。


ちっちゃい男。



家族は未だ崩壊中だけど、


今回ちょっと修復に向かったかしらね~。


難関は結だね!!


次回は結がメインっぽいね。


三田さんがどうするのか楽しみだ~。





第1話 第2話 第3話 第4話

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謎解きはディナーのあとで 第4話

2011-11-09 23:26:56 | ドラマ

第4話

『花嫁は密室の中でございます!!』





部屋で洋服を選んでいる麗子。

そこへノックせず入って来る影山。


「結婚パーティー用のドレスでございますか。」


「ちょっと!! 入る時はノックぐらいしなさいよ。」


「固い信頼関係で結ばれている執事は、

主の部屋にノックなしで入るのが常識でございます。」


「そういえば今まで1回もノックされてない。」


「それよりお嬢様、そろそろお時間では。」



準備して車で出かける麗子。


「それにしても、あの有里さんが、

私よりも早く結婚するなんてねぇ。」


「お気持ちはお察し致しますがお嬢様。

要するにお嬢様は、お友達がご自分より先に

ご結婚するのが、どうしても納得いかないと・・・」


「そんなことないわよ!!」


自分は大財閥のお嬢様で、

有里はどこにでもいるそこそこのお嬢様。

幼稚園が一緒でそれ以来、

友達のいない有里と仲良くしてきたけど、

自分の方が可愛いし、成績優秀だし、爪の形も綺麗だし・・・

どう考えても自分の方がモテるはずなのに、

何故有里の方が先に結婚するのかと思う麗子。

きっとツイッターやらフェイスブックやらで

出会いまくりだったのだろうと・・・


(で、こっちといえば出会う相手は大体既に死んでるし、

周りの男は成金主義の御曹司とか、

パッとしない連中ばかり。

そのくせ無駄に色っぽい女子が多いし。

残るはこの執事の影山。

だけどお嬢様であり刑事である私のプライドを、

ズタズタに切り裂くこの男に誰が!

そうだ、今日の結婚パーティーよ。

こんな時こそ、白馬の王子様を見つけなくっちゃ!)



結婚パーティーが開かれる有里の家にやって来た麗子。

そこで会ったのは王子様ではなく、なんと風祭!!


「ここでお会い出来るとは、

まさにデステニーのイタズラ。

お名前をお聞かせ願えますか?」


(言えない。

本当はあなたの部下の宝生麗子ですなんて、

絶対に言えない。)


そこに影山が助け舟。

風祭を無視して会場へ向かう。


有里が麗子を見つけ声をかける。

階段を下りて来る時に足を踏み外し、

下にいた影山が有里を支えた。

影山を彼氏だと勘違いした有里。

でもブーケは他の人にあげるから麗子にあげれないと。

影山は有里に挨拶。

有里の家の執事・吉田が呼ばれ、挨拶し案内してもらう。



パーティーが始まり、

有里の相手が随分年上だと麗子。

あの男は財産狙いだと有里の弟・佑介。

一緒に妹・美幸もやって来る。

新郎の細山は有里より18歳上の42歳。

この家は元々在園寺家の物で、

明治時代から続く名家だと。


「まあ、その在園寺家もすっかり没落して、

今じゃ名前を継ぐのは50過ぎても独り身のばばあだけ。

屋敷を維持することすら出来なくなって、

遠い親戚のおふくろに泣きついてきたんだ。

で、そのばばあに援助する代わりに、

俺たち沢村家がこの屋敷に住むことになったんだ。」


3年位前に細山は財産狙いで

在園寺家の顧問弁護士になったんだけど、

在園寺家に金がないと分かると、

今度は沢村家に近づいて来て、

あっという間に有里と結婚ってことになったと。


「なるほどね。

だから有里さんは私より早く結婚を。」


「お嬢様。

お顔が喜びに溢れております。」


在園寺琴江が会場に来て有里を祝福。

琴江は麗子と影山のところにも来て挨拶する。


「スズランの香りですか。 奥ゆかしい。」



サプライズダンスの時間になり、

指名されたと思った麗子。

麗子は唯一ダンスが苦手だった。

影山が近づいて来て、

手を取ったのは麗子ではなく小さい女の子。

2人のダンスを微笑ましく見守る客人たち。


「ったく、何やってんのよ。」


面白くない麗子に話しかける琴江。


「あなたの執事ですね。

彼氏ではなくて、ホントはそうなんでしょ?」


「よくお気づきで。」


「執事の質というものは主の人生も左右します。

あなたは幸せですよ。

良い執事に恵まれて。」


「いいえ、とんでもない。

いつも私のことアホだの節穴だの言うし、

ああやって変なことばっかりするし。」


「いつか分かる時が来るわ。 あなたにもね。」



そんな麗子に近づき自己紹介する風祭。

自分と結婚すれば玉の輿だと言い、

聞きそびれた麗子の名前を聞く。

しどろもどろやってる麗子を助けたのはやはり影山。

麗子をホウ・ショウレイだと言い、

香港の財閥の令嬢で自分の婚約者だと。



そこへ新郎の友人代表の挨拶に呼ばれた風祭。

風祭がものまねをすると言い出すと、

見飽きてるからお手洗いに行って来ると麗子。



麗子が手を洗っていた時、女性の悲鳴が聞こえた。

慌てて悲鳴がした方へ。

途中、吉田と会いドアの前で一緒になる。

ここは有里の部屋だと吉田。

ドアには鍵がかかっており、吉田が鍵を取りに行く。

鍵を渡された麗子がドアを開けると、

有里の背中にナイフが刺さっていた。


「おっ、お嬢様、どうなさいました。」


吉田が叫んだ。

まだ息があると麗子。

救急車を呼ぶように言う。

そこへ集まって来たみんなも見てビックリ。

風祭も登場し、張り切って現場を仕切る。



誰が警察を呼んだんだと怒るおばさん。

風祭が近くの交番からペーペーを呼んだと。

そして集まっていた人たちから話を聞く。

窓下に足跡がないか調べるようペーペー三浦に言う風祭。

三浦は既に調べていて足跡はなかったと。

すると三浦が犯人を推理し、麗子だと指差す。

麗子の無実を晴らそうと風祭が張り切って推理。

しかし風祭の推理は隣の部屋にベランダがなく、

あっさりアウト。

影山を頼って影山の姿を探す麗子。

目に入った影山は・・・


「ティータイム・・・」


麗子は容疑者へ。



麗子と影山は厨房に。

影山は何やら料理中。


「こうなったら、お父様に電話して、

ありとあらゆる手段を使って無罪よ。」


「どうやらお嬢様におかれましては、

大変お困りのご様子。

一体どうされたのでございますか。」


「何とぼけたこと言ってんのよ。

あなたが余計な証言するから、

私が容疑者になっちゃったんじゃない。」


「おや。 まさかお嬢様は犯人の目星がついてらっしゃらない。」


「じゃあ、あなたは目星がついてるの?」


「当然でございます。

先程の証言をまとめれば、

犯人は理詰めで浮かび上がってくるかと。」


「えっ?」


「それがよもや、プロの刑事であらせられるお嬢様が、

お分かりにならない訳ございませんよね。」


「分かるわよ。 ちゃんと考えればね。」


「では、ちゃんとお考え下さいませ。」


よく考えた麗子の推理は、有里の弟の佑介が犯人だと。


「どう? 影山。 私の推理、正解でしょ?」


残念そうな顔で麗子を見ている影山。


「どうやら、何も言うことがないみたいね。

あ~、良かった。 これで逮捕されずに済む。」


「失礼ながら、お嬢様。

このまま逮捕あそばされ、少々反省していただけますか。」


怒った麗子はまたしてもクビ宣言。


「お気に障ることを申し上げたのならば、お詫び致します。

しかし、麗子お嬢様侮辱罪などという罪は、

日本の法律にはございません。」


「んなこと知ってるわ!」


「そして何より、今回の事件でも

お嬢様の観察力不足は否めません。」


「観察力不足?」


「はい。」


「私は宝生麗子。

世界屈指のお嬢様、そして正真正銘の刑事。

こんな男にお願いして、犯人の正体を聞くなんて、

絶対にプライドが許さない・・・

だけど、今回はもう教えてよぉ~。」


「かしこまりました。 お嬢様。

ただし、謎解きは、

こちらをお召し上がりになった後に致しましょう。」


ふわとろオムライスが麗子の前に。



「今回の事件の謎を解く鍵は、

犯人がどのようにして密室状態を作り出したのか。

やはり、これに尽きます。」


密室状態を作り出すことが出来るのは3人。


「まず1人目。

最初に確認しておきたいのですが、

お嬢様は本当に犯人ではございませんよね。」


「だから違うって言ってるでしょうが。

一体あなたは誰の味方なのよ。」


「・・・・・勿論、私はお嬢様・・・」


「なんで一瞬考える!

もういい。 あなたには頼らない。」


「お待ち下さい。

一応確認しただけでございます。」


麗子を除いたら密室状態を作れるのはあと2人。

考えた麗子は吉田だと言う。

犯行後、部屋を出て鍵をかけ、

麗子が来たところで姿を現し、

部屋に鍵を取りに行くふりをしたと。


確かに吉田は容疑者の1人だけど不可能だと影山。

吉田は鍵を持って来た時、

自分では開けずに麗子に鍵を渡した。

それは鍵の束から有里の部屋の鍵を捜すのに

手間取ると思ったから。

あの時、吉田は眼鏡をかけてなかった。

風祭がものまねで使う時に貸していたのだと。

おそらく吉田は老眼で、一刻を争う状況の中、

麗子に鍵を託した。

そんな吉田が玲子が駆けつける前に、

鍵をかけて隠れるのは不可能。


残る容疑者は1人。

犯人は部屋の中にいたのだろうと。

逃げようとしたところ麗子の足音を聞き、

咄嗟に鍵を閉め、ドアの陰に隠れるなりしてた。

だから部屋に入った麗子は気づかなかったと。

吉田はドアの前にいて、部屋全体を見ていたから、

犯人に気づいたんじゃないかと麗子。


「はい。 気づかれました。

だから叫んだのです。」


『おっ、お嬢様、どうなさいました。』


有里のことじゃないのかと麗子。

影山は吉田にとって有里はお嬢様ではないと。


「ご自分に置き換えてお考え下さい。

もしもお嬢様が有里さんの執事だとしたら、

部屋の中から悲鳴が聞こえた時、

お嬢様ならどうされますか?」


「どうって。

有里さん、どうしたの?って聞くわよ。」


「ブブ~ッ。 それではプロの執事失格でございます。」


「じゃ、影山ならどうするのよ。」


「もしもお嬢様の部屋から悲鳴が聞こえたら、

私ならこう致します。」


ノックをせずに部屋に入る影山。

ノックもせずに部屋に入るのかと麗子。


「お忘れでございますか? お嬢様。

執事は主の部屋に入る時、

ノックをしないということを。」


吉田はノックをした上、

有里のことを有里様と呼んでいた。

吉田にとってお嬢様は別にいる。

その相手こそが真犯人だと。

吉田がお嬢様と叫んだ時、

美幸は琴江に何かあったと思った。

麗子が有里に気を取られてる時に、

琴江は隠れてた場所から出て来ていた。



そこへ入って来た風祭。

有里が意識を取り戻したと。

犯人の顔は見てないけど、

男のようだったと有里が言ったそうだ。

有里に話を聞きに行くと出て行った風祭。


「男って、どういうこと?」


「これは、私が予想していた最悪の展開でございます。

このままでは、もう一つ事件が起きてしまうやもしれません。」


その時、悲鳴が聞こえ行ってみると、

吉田が細山をナイフで襲っていた。

全て自分がやったことだという吉田。

細山は琴江に近づいたものの、

財産がないと分かるとあっさり有里にのりかえた。

琴江を傷つけたことが許せなかったと。

細山が逃げて行き、せめてもの償いにと

自殺をしようとする吉田。


「吉田さん!

あなたは琴江お嬢様の罪を被ろうとしている。

そうではありませんか?」


あの時、部屋で琴江を見つけ全てを悟り、

自分に任せるようにと言った吉田。

細山を殺害するふりをして全ての罪を被り、

自ら命を絶つつもりなのだろうと言う影山に

違うと言う吉田。


「初めてお会いした時、

あなたは在園寺家の執事だと

誇りを持っておっしゃっておりました。

つまり全てはお嬢様のため。

そして在園寺家のため。」


それでも否定する吉田。

そこへ琴江が現れる。


「もういいわ、吉田。

おっしゃるとおりでございます。

有里を刺したのは私です。」


有里は琴江と細山のことを知らなかった。

けど無邪気に接する有里に嫉妬してしまったと。

おそらく有里は琴江が犯人だと気づいてると影山。

犯人は見てなかったけど、香りに気づいた。

琴江のスズランの香りに。

だからスズランの香りを消すため、

必死に香水の瓶を割ったのだと。

有里はスズランのブーケを用意していた。

琴江の大好きな花。

ブーケは琴江に渡すつもりだったのだろうと。


吉田が琴江に声をかける。

今回のことを止めれなかったのは、

執事である自分の責任だと。

琴江はよくここまで仕えてくれた言い、

吉田の手を取った。


「50年間、本当にありがとう。」


「勿体無いお言葉。」



事件は解決。

帰ろうとする麗子の前に風祭。

風祭の足を踏んで行く麗子。



「どうして分かったの?

もう一つ事件が起きるかもしれないって。

吉田さんが琴江さんの罪を被ろうとしていることが、

あなたには分かってたってことでしょ?」


「執事たるものであれば、

誰もが思いつくことでございます。」


「じゃ、なんで嘘暴いちゃったの?

同じ執事であれば吉田さんの気持ちが・・・」


「お嬢様。

確かに大切な誰かを守ろうとする嘘は、

時として美しいものでございます。

吉田さんの嘘は、

執事として賞賛に値するかもしれません。

しかし所詮は嘘は嘘。

真実には敵いません。

お嬢様におかれましては、

どんな時でも真実を見つめる目を持つことを

お忘れなきよう。」


車に乗った麗子と影山。


「ところでお嬢様。

丁度よい機会ですので1つ確認を。」


「何?」


「私はお嬢様のことを、何歳くらいまで

お嬢様とお呼びすればよいのでございましょうか。」


「ちょっと待って、影山。

あなたひょっとして、

私が50過ぎのお嬢様になると思ってる訳?

大丈夫よ。

そのうち、奥様って呼ばせてあげるから安心して。」


「そう願いたいものでございます。お嬢様。

それまでに私もダンスを覚えておきます故、

その時こそ1曲お付き合いいただければ。」


琴江の言葉を思い出した麗子。


『いつか分かる時が来るわ。 あなたにもね。』





だから、あんな目の前に麗子がいて、


何故気づかないんだ、風祭!!


そして風祭も麗子も刑事のくせに


あんな推理でいいのか!?


あの署は大丈夫なのか!?


今までどうだったんだろうか・・・(‐∀‐;)


まぁ、影山執事が見れればそれでいいんですけどね!!


毎度毎度癒されるわ~(>艸<*)





第1話 第2話 第3話

コメント (2)
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