コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

劣等感が自分を強くする

2017-01-27 06:29:51 | Weblog
周囲を見渡すと、
人の話に耳を貸さない人かいます。

ある会合で、
新しいメンバーが参加してきました。
それで
「臨床心理士の資格をおもちだそうですが、
難しい資格なんでしょうね」
と話をもちかけました。

そのとき、
件の人物が横から割って入って
「臨床心理士の資格ですが!?
それなら私ももっているんです。
あれは国家試験でなく民間資格でで・・・・・」
と長々と話し出すのです。

私は臨床心理士のことを知りたいのではなく、
新しい人をみんなの輪に溶け込ませたいために
質問しているのです。
ところがそこがわからないのです。

このような人は周囲の状況がまったく見えないのでしょう。
このような人かいると困り者です。
きっと本当は、
自分に自信かないのだろうと思います。
常に自分の立場が脅かされているという、
幻想に取りつかれているのかもしれません。

ですから「俺も一流だぞ」「俺も知っているんだ」
ということを示さないと気が済まないのでしょう。
何らかの大きな劣等感を抱いているのかもしれません。

劣等感その投影(影)として、
「俺が俺が」とやってしまい、
どの集団からも嫌われてしまうことになります。
そしてなぜ自分が嫌われるかがわからないのです。
またこのことに本人が気づいていないことが多いようです。
自分に自信があれば、心を無にして他者の話を聴くことができます。

ですから
他者の話を謙虚に聞けない人にはコーチングはできません。
次のようなことをチェックしてみてください。

・常に部下より優位に立ちたい、
・優れていたいと強く思う
・部下が一言しゃべれば、三つ四つ言い返さないと気が済まない
・よく部下に自分の過去の自慢話をしたがる

思い当たれば改善してみましょう。