コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

すぐやるために「今できること」

2019-05-22 05:44:27 | Weblog
潜在意識は、
「よりよく生きること」を考えています。

例えば、
プロ野球やサッカー選手の活躍を見ていると、
「カッコいい! 僕もなりたい」と思い、
そこからが「夢」が生まれます。

その気持ちが、
潜在意識に作用し、
それを実現するために、
小さな目標がたくさん見えてきます。

「お父さん、グローブ買って」
「キャッチボールの相手になって」
「野球チームに入りたい」
「高校は野球の強豪校に行きたい」
「甲子園に出るぞ」などと
明確な目標がどんどん出てきて、
努力するようになります。
夢中になって練習するわけです。
夢につながる目標に向かって、
自分から積極的に行動できる。

ところが、
大人になると、
なかなかそういうわけにはいきません。

子どものころの夢は、
いつか実現すればいい。
しかし、
ブロスポーツやビジネスの現場では、
必ず「結果」が求められます。

「夢」よりも現実的な「目標」を掲げて、
その達成のために努力しなければならないのです。
かつての「野球選手になりたい」という夢のように、
潜在意識にストンと入らないのです。

だから「すぐ始められない」のですやれないのです。
しかも、
目標が明確になったとたん、
別の問題が出てきます。
「達成するぞ」という目標のほかに、
「失敗してはいけない」という気持ちが現われ、
ブレーキがかかってしまいます。

たとえばゴルフで、
ボールを200数ヤード先に飛ばそうと目標を決めたとします。
ねらった位置に飛ばない限り、
目標を達成したことにはなりません。
つまり、
ミスショットの領域も同じようにはっきり意識してしまいます。
やっかいなことに、
意識と潜在意識は
磁石のS極とN極のように相反する関係です。

結果ばかりを意識してしまうと、
潜在意識はミスのほう、
つまり目標を達成しない方向ばかりをとらえます。

目標を持った瞬間、
「できるだろうか?失敗したらどうしよう・・・」
と不安に襲われていくのです。

そこで、
目標を設定したら、
逆算して「今できること」を考えましょう。

目標からずーっと戻って戻って、
今、確実に達成できる第一歩を設定して、
現在の意織をそちらへ向ることです。

なるべく簡単で、
すぐ取り組めるところまで持ってくるのがコツです。