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コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

自分を殺す「マイナスの暗示」

2015-05-22 06:16:43 | Weblog
どんなに健康な人だって、
「顔色が悪いよ」と言われ続けると、
本当に病気になるそうです。
これは「マイナスの暗示」といって、
人の可能性を殺す最高のテクニックです。

親が子どもに「きっとできないけど、とりえずやってごらん」と励ますのも、
上可が部下に「失敗して元々だから、チャレンジしてみろ」と言うのも
同じです。

でも、結果は必ず失敗します。
タチが悪いのは、
これに必ず「プラスの暗示」を装っていることです。

もっともらしく励まし、
心配し、
残念がる背後には、
悪魔が笑って立っています。

そしてもっと恐いのは、
本人がそれに気づかずに話していることです。

ところで、
これに似たのに「反対言葉」があります。
たとえば相手が「面白いことを発見した」と元気に話しだすと、
それを粉々に粉砕するために、
すかさず「そうかな」と言いながら、
いちいち反対の事例や反対の言葉で返す方法です。
何気ない会話でさえ、
口を開くたびに相手から
「同調できない理由」が返ってきたら、
誰でも最後にはイヤになります。

しかしこの「反対言葉」は
かなり幼稚な方法で、
相手を殺す効果はほとんどなく、
逆に自分が死んでしまいます。

というのは、
相手の言葉がプラスの要素を持てば持つほど、
それを粉砕するために自分の言葉はマイナスさを必要とし、

それを思いつくために、
自分の頭は「マイナス言葉」でいっぱいになってしまうからです。

そしていちばん悲しいのは、
そのうちだれもプラスの言葉をしゃべってくれなくなるということです。

そしてこれは付録だが、
最初から話にならないのが「茶化し」です。

たとえば、
この原稿を書いていると
「おっ!100万部ベストセラー」といった風に
茶化してくる人たちです。

茶菓子を食べる間柄なら茶化しも楽しいが、
そうでない人からの茶化しは、
相手の拒否反応であろう。

学校の成績が良い子供の親をつかまえて、
「末は博士か大臣か?」と笑うのも似たようなものです。

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