Nov. 30 2005 セーリング、セーリング

2005年11月30日 | 風の旅人日乗
11月30日 水曜日

今週になってから、一昨日、昨日、今日と、東京での打ち合わせが毎日続いている。
ボルボ社がスポンサーになって行われている世界一周ヨットレースのことを、日本の一般スポーツファンにもなんとか知ってもらいたいと思い、関係方面に働きかけている。

一昨日はあるテレビ局に行ってこのレースのことを一所懸命説明し、担当プロデューサーから放映に前向きな言葉を戴いた。これとは別に、ケーブルTVのスポーツチャンネルGAORAが、12月から毎週30分の番組を放映する予定だ。

昨日は、東京大手町のある全国紙の編集局運動部の記者の方に面会。
この人物とはニッポンチャレンジでアメリカズカップに挑戦していたとき以来のお付き合いだ。セーリングというスポーツの可能性を、非常に前向きに、高く評価して捉えている方で、日本だけでなく、世界各国のセーリングの話題を非常によく研究していて、ぼくよりも詳しい情報を持っていることもよくある。

彼はこのボルボ・オーシャンレースについてもよくご存知で、近いうちにタイミングを見て大きめの記事にしてくれることをお約束してくださった。

そして今日は、今日本で一番売れている雑誌として評判の、バイウイークリー誌で記事内容の打ち合わせ。年末進行の締め切りの関係で、明日からはひたすら原稿に取り組まなければいけなくなった。
原稿書きは辛い仕事だけれど、セーリングというスポーツのことを、セーリングを知らない一般の日本人に伝える機会をいただくことは、とても幸せなことである。

セーリングというスポーツが、広く一般の日本人に理解されることを目標にしたこういう地道な活動が、いつかは実を結んで、日本のセーリング業界の裾野が広がり、また自分自身の夢の達成にも繋がっていけば、と強く願っている。