11月4日 金曜日
逗子駅前の本屋さんで、
葉山でセーリングを楽しんでいるMさんに
久し振りにお目にかかる。
Mさんは元・全日空のキャプテンで、
定年後の現在も、
別の会社でまだ空を飛んでいる
ベテラン・パイロットだ。
別れ際、
「2年後くらいに面白いことを
計画しています。
そのときには報告します」
と嬉しそうに話してくれた。
その本屋さんで探していた本は
見つからなかったが、
『海のサムライたち』という、
白石一郎氏著の面白そうな本を発見して
購入。
かつて白石氏の直木賞受賞作
『海狼伝』をメチャ楽しんだ。
白石一郎氏は、
日本ではメジャーになれない「海洋文学」に
こだわって作家人生を貫いた人だ。
----
「日本は
四面を海に囲まれた島国でありながら、
日本国民の海への関心はきわめて低い。
これは環境に適応するはずの
人間としては
おかしなことと言えよう。
本来、人々は海を眺めれば、
遥か水平線の彼方に
何があるだろうと空想し、
その彼方からやってくる船や人物に
大きな興味を寄せるはずだ。・・・」
----
という文章で始まる前書に、
強く同感し、心を惹かれた。
不肖ワタクシがK誌に不定期連載中の
「海人 ウォーターマンの肖像」という、
海に関わって生きている人間を
紹介するページに、
是非登場いただいてお話を伺いたい
と思うのだが、
現実には、氏は残念なことに昨年、
志半ばで亡くなってしまっている。
日本人に、
自分たちが海洋民族であったことを
思い出してもらいたい、
という氏の願いと志を、
別の形で引き継いでいきたいと
願う。
逗子駅前の本屋さんで、
葉山でセーリングを楽しんでいるMさんに
久し振りにお目にかかる。
Mさんは元・全日空のキャプテンで、
定年後の現在も、
別の会社でまだ空を飛んでいる
ベテラン・パイロットだ。
別れ際、
「2年後くらいに面白いことを
計画しています。
そのときには報告します」
と嬉しそうに話してくれた。
その本屋さんで探していた本は
見つからなかったが、
『海のサムライたち』という、
白石一郎氏著の面白そうな本を発見して
購入。
かつて白石氏の直木賞受賞作
『海狼伝』をメチャ楽しんだ。
白石一郎氏は、
日本ではメジャーになれない「海洋文学」に
こだわって作家人生を貫いた人だ。
----
「日本は
四面を海に囲まれた島国でありながら、
日本国民の海への関心はきわめて低い。
これは環境に適応するはずの
人間としては
おかしなことと言えよう。
本来、人々は海を眺めれば、
遥か水平線の彼方に
何があるだろうと空想し、
その彼方からやってくる船や人物に
大きな興味を寄せるはずだ。・・・」
----
という文章で始まる前書に、
強く同感し、心を惹かれた。
不肖ワタクシがK誌に不定期連載中の
「海人 ウォーターマンの肖像」という、
海に関わって生きている人間を
紹介するページに、
是非登場いただいてお話を伺いたい
と思うのだが、
現実には、氏は残念なことに昨年、
志半ばで亡くなってしまっている。
日本人に、
自分たちが海洋民族であったことを
思い出してもらいたい、
という氏の願いと志を、
別の形で引き継いでいきたいと
願う。