レジーナビンド38

2007年09月03日 | 風の旅人日乗


8月最後の週末、関西の新西宮マリーナに行き、ヨーロッパから輸入された2隻の新しいヨットに乗ってきた。10月に始まる『舵』誌の新連載の取材だ。
25日に乗ったのはスウェーデンから初めて日本に輸入されたデッキ・サルーン・クルージングヨット、『レジーナビンド38』。この艇を輸入した小林さんの人柄には、ずっと前から惹かれていて、今回も、その小林さんがとても気に入って輸入した、という話を聞いたのが、この艇を見たいと思った最初の理由だ。

重厚な内装、充実した装備からは連想できないくらい、軽快なセーリング性能を示す、素敵なヨットだった。小林さんは、このセーリング性能にも魅力を感じてこの艇に惚れ込んだのだという。同感である。
こんなヨットを家の近くに係留して、充実した余生を過ごす人生を選べる人は幸せだろう、と思う。

仕事として、こんな素晴らしいヨットでセーリングできる有り難さを、改めて思う。夏の終わりの大阪湾には、快適な10ノットちょっとの南風が吹き、最高のセーリングを楽しんだ。
カメラ艇から、カメラマンが、しきりに『撮影終了!』のサインを送ってくるが、見えない振りをして、思う存分にセーリングを楽しんだ。