9月15日、午後12時過ぎ、セミナー参加者とボランティアのスタッフたちは、大型バスで淡路島に出発。ぼくたちは、この事業を企画した北中さんたち淡路青少年交流の家のスタッフと一緒に車で淡路島に向かう。
明石大橋を渡り淡路島に入る。
島の緑と、時折見える海がとてもきれいだ。でも、風がかなり強い。朝、神戸空港に着陸したときはベタ凪だったのに。うーむ、初めてセーリングを体験する人にとっては、絶好のコンディションとは言えないなあ。
午後、村橋夫妻と、青少年交流の家の施設内で合流したあと、チームニシムラの5人と、交流の家のスタッフの以頭(いとう)さんと一緒に、セーリング体験の場所に予定している阿万(あま)海岸を見に行く。
ウー、恐れていた通りだぞ。風は海から吹いていて、打ち寄せる波がけっこう大きい。沖を走る大型の船が引き起こす波だろうか、時折大きいうねりがザブンザブンと来る。離着岸のタイミングでこの波が来たら、艇が磯波に巻かれてしまう恐れがある。
ふーむ。明日はこの風が収まるか、風向が陸からの風になることを祈ろう。
朝鮮半島にある台風が遠ざかれば、風が収まることも、風向が左回りに回って陸から吹く風になることも、ありえないことではないのだから。
夕方は、参加者、スタッフ全員で大バーベキュー大会。時折激しい雨が降っている。日が暮れても、海岸の松林を吹き渡る風の勢いは収まらない。
写真は、今回のチームニシムラのスタッフ。向かって右からチャーリー高橋さん、私、小池哲生さん、村橋さんの奥様。これに、この写真を撮影した、村橋さんが加わった5名で、体当たりで子供たちと接しました。