セーリングが持つ可能性

2007年09月14日 | 風の旅人日乗


9月9日にB&G財団葉山海洋クラブで、特別セーリングプログラムの講師を務めたが、親子の参加者たちの、セーリングができるようになった後の笑顔がとても素晴らしかった。そう、風だけで海の上をスイスイ走ることができるなんて、どう考えても楽しくないわけがない。

日本人の、普通に暮らしている人たちが気軽にセーリングを体験できるチャンスを広く提供できたら、もっともっとたくさんの笑顔を見ることができるのにな。

このプログラム実現に邁進しているオーシャンファミリーの大西さんの頑張りが光っている。彼女のように、日本の若い人たちの中にも、貧乏なんかものともせずに、こんなに熱く生きている人がいることを知るのは、気持ちのいいことです。

それに、この日も、山下Aさん、山下Bさん、花谷さん、伊藝さん、などの大人たちがボランティアで頑張ってくれた。彼らのような人たちの協力がなければ、気楽に参加しやすい形での体験セーリングイベントができないこともまた、事実なんである。世の中、景気が密かにいいらしい。一人勝ちしている会社や個人もいるらしい。そういう、お金の使い道に困っている日本の企業や日本人がいるなら、ホンの少しでいいので、ぜひこういうことを応援して欲しいな、と思う。