今年10月スペインのアリカンテをスタートする
ボルボオーシャンレース2008-2009に、
5月27日にも書いたが、チームロシアがとてもラディカルな艇を開発してきた。
設計はイギリスのロブ・ハンフリー、建造は同じくイギリスのグリーンマリンだ。
(写真はすべてデイリーセイルから転載しました)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/2f/175e011e14a8d03056cc527dc8df332f.jpg)
船首部に2段ある段差は、『スプレイ・レール』と呼ばれるもので、
微風、軽風時の風圧抵抗と引きずり抵抗を除けば、
後はすべてヨットのスピード性能にプラスに働くのだという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/0a/93c5eed8b9f5eba4f915925b985ac7d3.jpg)
この発想は、高速パワーボートのボトムにある数段のレールからきたもので、
水槽実験で、その高い効用が確認されているらしい。
ただしこの構造は、船体がくぼんだ『ホロー』であるわけで、
ホローは、外洋ヨットの多くのクラスやレーティングルールで禁止されているのだが、
ボルボオープン70クラスでは、
船首から7メーターまでの部分のホローは許されている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/4c/61aa4181bf61dbd2d2ce952749bcef68.jpg)
オープン60クラスにも、このアイディアを採用している艇がある。
ボルボオーシャンレースは、チームの総合力が試されるレースで、
いくら船だけが速くても、それだけでこのレースに勝てるわけではないが、
艇の高いポテンシャルは、非常に大きな武器の一つであることは間違いない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/b5/b86285db50315f301f73dd1a518c7e97.jpg)
明日から17日まで、アメリカのニューポートに行ってきます。
プーマ・オーシャンレーシングのケン・リードも、このロシア艇を気にしているだろうから、
ケンの意見も聞いてこようと思います。
ボルボオーシャンレース2008-2009に、
5月27日にも書いたが、チームロシアがとてもラディカルな艇を開発してきた。
設計はイギリスのロブ・ハンフリー、建造は同じくイギリスのグリーンマリンだ。
(写真はすべてデイリーセイルから転載しました)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/2f/175e011e14a8d03056cc527dc8df332f.jpg)
船首部に2段ある段差は、『スプレイ・レール』と呼ばれるもので、
微風、軽風時の風圧抵抗と引きずり抵抗を除けば、
後はすべてヨットのスピード性能にプラスに働くのだという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/0a/93c5eed8b9f5eba4f915925b985ac7d3.jpg)
この発想は、高速パワーボートのボトムにある数段のレールからきたもので、
水槽実験で、その高い効用が確認されているらしい。
ただしこの構造は、船体がくぼんだ『ホロー』であるわけで、
ホローは、外洋ヨットの多くのクラスやレーティングルールで禁止されているのだが、
ボルボオープン70クラスでは、
船首から7メーターまでの部分のホローは許されている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/4c/61aa4181bf61dbd2d2ce952749bcef68.jpg)
オープン60クラスにも、このアイディアを採用している艇がある。
ボルボオーシャンレースは、チームの総合力が試されるレースで、
いくら船だけが速くても、それだけでこのレースに勝てるわけではないが、
艇の高いポテンシャルは、非常に大きな武器の一つであることは間違いない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/b5/b86285db50315f301f73dd1a518c7e97.jpg)
明日から17日まで、アメリカのニューポートに行ってきます。
プーマ・オーシャンレーシングのケン・リードも、このロシア艇を気にしているだろうから、
ケンの意見も聞いてこようと思います。