6月22日 東京・有明 船の科学館

2008年06月22日 | 風の旅人日乗
午後から大雨、という東京地方の天気予報を知りつつ、
体験セーリングイベント開催決行を朝7時に決定。
9時船の科学館集合を、連絡網を通じてスタッフ全員に知らせる。

今回のチームニシムラ・プロジェクトと船の科学館との共同開催イベントのために、
遠くは藤沢や八王子から有明まで駆けつけてくれたインストラクターたちは、
東京海洋大学ヨット部4年生&現役&OB・OG、
大学OGで、Kライン初の女性外国航路航海士、
富山商船ヨット部OBの本職航海士、、
甲南大学ヨット部元主将、といった多彩な顔ぶれ。
皆それぞれ、船、海、セーリングに本格的に関わっている人材ばかりだ。

スタッフ全員が、海と船とセーリングが大好きで、
その素晴らしさと楽しさを1人でも多くの人たちに伝えたい
というパッションを持っていて、
しかも、雨に濡れると分かっているのに、有明まで集まってくれる人たちだ。
自分がこういう人たちの輪の中の1人であることを、本当にありがたく思う。

お昼前に雨が本降りになって、
それ以降は残念ながら中止にせざるを得なかったけれど、
わずか1時間足らずの間に、
11人もの人たちにセーリングを体験してもらうことができた。
天気が良くて夕方まで続けることができたら
もっともっとたくさんの人にセーリングを体験してもらうことができただろう。

このセーリング無料体験イベントは、
次は7月20日、そのあと9月と10月にも開催する予定。
船の科学館のウエブサイトでも実施内容の詳細を確認できます。


以下、本日の写真アルバム、たくさん掲載します。



ぼくたちチームニシムラ・プロジェクトのメンバーにとっては、
ある意味見慣れた、子供たちの素晴らしい笑顔。
海とセーリングを体験した子供たちは全員、
雨の中だって、このような素敵な笑顔を見せてくれます。






今回の無料体験セーリングを支えてくれたスタッフの面々。
ただ単に海が好きで、セーリングが上手なだけでなく、
その素晴らしさと楽しさを子供たちや大人たちに伝えることに意義を見出してくれる、
ぼくにとってかけがえのない人たちです







引退した南極観測船・宗谷のすぐ横でセーリング。
チームニシムラ・プロジェクトとしては、
横浜の帆船日本丸のドック内でセーリング体験イベントを開催して以来の、光栄です。





右側手前に見える桟橋は水産庁の有明桟橋、向こう側に見える桟橋は航海訓練所の有明桟橋。
ともに東京海洋大学の学生や卒業生にとってはなじみの深い桟橋。
その海面でセーリングを伝える催しを行なうことの幸せを思う



雨が本降りになってきたけど、
みんなヨットから降りようとしない。
海の上で遊ぶのが楽しくて仕方がない様子。
こんなふうに、
地道に、
一歩一歩、
日本人に海と船とセーリングの楽しさを
思い出してもらう活動を、
チームニシムラは続けていきます。