琉球OKINAWA沖縄

2012年11月23日 | 風の旅人日乗
沖縄が誇る快速帆走漁船サバニのチカラを借りて、
次世代の日本人に海を好きになってもらう…



そんな計画に携わってもらう人たちに、
まずは、沖縄文化とその歴史を勉強しておいてもらいたい、
なんて、思い上がった”上から目線”で
仲間を沖縄県立博物館に連れて行ったら、
自分自身が、いかに沖縄の歴史について無知であったかを知らされた、
というお粗末な話。



博物館2階で明後日まで開催されている特別展、

「Okinawaから
沖縄へ」

タイトルの文字の意味さえ深く考えないまま、
鼻歌を歌いながら入口を入り、
深くうなだれて出口から出てきた。

沖縄の人たちが日本政府や米国から
どんなふうに扱われてきたか。
その深い悲しみと、怒りについて、
自分はまだまだ知らないことばかりだ。

沖縄以外に住む日本人が
沖縄の歴史を理解するために必要なことは、
実は学校の教科書に載っていないのではないか。

博物館を出て信号を待っていたら、
かつて新聞を賑わし、今は話題にも出なくなったオスプレイが、
わざわざその博物館の上空を横切った。

本土復帰40周年記念 沖縄県立博物館特別展「Okinawaから
沖縄へ」


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