2014年4月16日 つつじ

2014年04月16日 | 風の旅人日乗
朝、
葉山町役場の前を通ったら、
つつじが咲き始めていた。




季節はもう夏に向かっている。
時間の経つスピードの速さに驚く。

先週乗ったこの艇の、


photo© Yoichi Yabe / Kazi

存在価値を高めるために
日本のセーリング界は
これからどうあるべきか、

なんて、
自分の手に負えないことまで
考えようとしているから
時間が分散してしまって、
後ろに飛んで行くのかな。


photo:© Yoichi Yabe / Kazi

2014年4月15日 火星

2014年04月15日 | 風の旅人日乗
夜、
尊敬する先輩セーラーのお見舞いの
鎌倉の病院から葉山に戻る。

見ていて辛いけど、
先輩のほうがもっと辛いのだ。
今も頑張っているけど、
でも、頑張って下さい。

夕食後、満月東の空に、火星。



昨日今日と、この惑星は
満ちた月の近くにあるのに
くっきりと、大きくて、
恐いくらいに赤く輝いている。



できれば身の回りに、不吉なことが
起きて欲しくないのだけれど・・・

2014年4月14日 横浜

2014年04月14日 | 風の旅人日乗
昨日は東京台場での
艇の整備と打ち合わせ順調で、
一人で考えていても
なかなか解決策を見出せなかった案件にも、
素晴らしいアイディアが出た。
「チーム」のチカラって、すごいな。



本日は、夕方まで横浜。
ずいぶん前から長くお世話になっているお人に、
これから始めようとしている
仕事の報告と相談。




2014年4月13日 台場

2014年04月13日 | 風の旅人日乗


今年のセーリング体験プログラムに使う
艇の整備と、
今年以降に考えている新しいプログラムについて
説明をし、できれば賛同してもらうために、
みんなに台場に集まってもらう。



自分は、自分の考えを、
4人以上の人たちに話して伝えることを
たいへん苦手としていて、
その苦手を、あまり気にして来なかったけど、
それではいけないのかも、
という経験を、近頃頻繁にする。

面倒なことじゃが、
克服しなければ、な。


ひとつの太陽の強い光に隠されているけどさ、



昼間だって星たちは空一杯に輝いているんだぜ。
なんて、ね。

2014年4月12日 鎌倉大船

2014年04月12日 | 風の旅人日乗
昨日は、
東京での実のある打ち合わせの後、
鎌倉の大きな病院へ。
先輩のお見舞い。

大船で、
独り酒を一杯だけ飲んでから帰宅。

夜。
部屋で、
先週最高のステアリングを楽しませてもらった
この艇の、



これからの可能性について、
オーナー氏の願いが叶えられないものか、
あれこれ勝手に思いをめぐらせる。

写真撮影に立ち会った
Kazi編集担当のA藤氏撮影の動画のほうが
この艇のスピード感が伝わるかも。
平均12kt、パフで14ktほどの風速で、
アップウインド15kt、
ダウンウインド22kt
のボートスピード。

[下の画像からYouTubeにリンク]





2014年4月11日 日比谷

2014年04月11日 | 風の旅人日乗
ランニングの後、東京へ。

仕事の打ち合わせで
日比谷のホテルまで行かねばならん。

その後、例の、
某大学の体育の授業の件のすり合せ。



書いてみると、
打ち合わせたり、
すり合わせたり、ばっかりだな。
いいことじゃあ、ないなあ。


先週、
この艇をステアリングさせてもらい、
最高のセーリングを楽しんだんだけど、
そのあとで、



その艇を購入し、
その艇によるプログラムを
あれこれ計画している人物に、
東京で話をうかがい、



日本の次世代に未来を見せたいという、
その熱い思いに、
ただただ、感心するばかりで、



自分がこれまでやってきた、
空振りばかりの自己満足の数々に
思いを至らせてしまい、



心の中でもうなだれている、
今日この頃っす。




2014年4月10日 体育授業

2014年04月10日 | 風の旅人日乗
昨日のブログに書いて以来、
こいつに引っ張られてしまっている。



セーリングヨットの
フォイルやセールを取り巻く
水や空気の流れもすべて、
螺旋状の、渦だしなあ。

遺伝子のかたちも、
螺旋だしなあ。


さあて。
それはさておき。

某国立大学の
某先生の骨折りにより、
その大学の今期の体育の、
集中授業として、
『セーリング』
が実施されることになった。

我々のチームに、
そのお手伝いをする担当として
有難い御依頼が舞い込み、
関係者が集まって
東京で第1回めの打ち合わせ。

これも、
セーリングを一人でも多くの日本人に
知ってもらうことの一助になる。

遠いゴールを
目指してのセーリング人生は、
命ある限り続くのじゃ。





2014年4月9日 年に二度

2014年04月09日 | 風の旅人日乗
仕事をほっぽり出して、
年に2度しかない光景を観に
浜に出る。



富士山は
ほとんど見えなかったけど、
太陽が、頂上に沈むのは観えた。




ところで。
太陽と言えば。

はずかしいことに
今日初めて知ったんだけど、
太陽は、惑星たちを引き連れて、
時速7万キロものスピードで
宇宙空間を高速移動しているらしい。



だから、
地球を含む惑星たちの
実際の公転軌道は、
一般的な教科書に載っているような
平面的な円ではなく、
螺旋を描いてるらしい。



はー、驚いた。
知らずに死んで行くところだった。

広大な宇宙空間を、
高速で飛んでいく太陽の
周りを回りながら、
さらに自転もしながら、
稀有壮大な旅をしている地球。

そして、
その上に乗っかって、
仕事が思ったようにいかないと
クヨクヨしたり、
新しいパンツを
ユニクロで買うか、
ギャップで買うかで
悩んだりしている、オレ。
どうなの?



動画の配信元は、
DDN JAPAN

2014年4月8日 スマンな

2014年04月08日 | 風の旅人日乗
未明。
世界で最もスタイリッシュな
ヨットをデザインすると自認する
デザイン事務所から、メール。
自信作だそう。



ふーん。
でもねー、
デザインを創造したわけではなく
すでに古くから存在するカタチを
よそから持ってきただけではないかい?

ヨットのカタチをこうするなら、
メインシートのシステム、
もっと考えたほうがいいのではない?
なんにも独創性がないじゃないか。

そうして、どうして当たり前のように
もう何世紀も前から機構的には進化していない
ウインチを付けているの?

未来型のスタイリッシュな
ヨットをデザインするんなら
ウインチ以外ロープ巻き取りシステムを
ゼロから考えてみたらどうなの?


あれ? 別の仕事の
夜中のイライラを、
ぶつけているかな?
ごめんね、
Stephens Waring Yacht Design様

2014年4月7日 Oceanis 38

2014年04月07日 | 風の旅人日乗

photo: Yuji Futami / Kazi

月一度の書き仕事の
締め切り迫る。


photo: Yuji Futami / Kazi


ヨット専門誌に掲載する、
話題のOceanis 38の
試乗レポート。


photo: Yuji Futami / Kazi

書き仕事を予定していた日の
天気がいいのは辛い。


photo: Yuji Futami / Kazi

そして今日は天気がいい。
別の、
屋外仕事を優先させたくなる。
でもこれも大切な仕事。
楽しみつつ、
頑張るぜ。


photo: Yuji Futami / Kazi

2014年4月6日 勝てない

2014年04月07日 | 風の旅人日乗
ここのところ
勝てないレースが続き、
ハーバーに帰りながら
自分の中で
深く反省し理由を探る。
そうして理由判明。

つまりは、
プロ意識の欠乏、
あるいは、
勝利への執念の欠乏だ。

自分自身の
レースに出る環境を
整え直さなきゃいけない。


レース後、都内某所に移動し、
東京の市街と
その向こうに広がる
東京港と東京湾を見おろしながら、
日本の若者セーラーの将来を
憂う御人物のお話を伺う。


桜@東京

何かいいアイディアがあれば
どういう手段でもいいから
とにかく発信しなければいけない、

というお言葉に、
いたく感銘し、
帰りの横須賀線の中で
反芻する。

2014年4月5日 TORO34

2014年04月07日 | 風の旅人日乗


高速カタマランに乗って
最高のコンディションで
セーリング。



若く優秀なクルーたちに囲まれ
アップウインド、ダウンウインドともに
片ハルを上げて、
ごきげんなスピードセーリングを
楽しむことができた。



この艇のような、
年寄りだけでは動かせない
ヨットが日本でも増えるといいな。
オーナーたちがもっと真剣に
若いクルーを獲得しようと
努力せざるを得なくなるから。




それにしても、
この日のお昼前後に
三浦半島南端近くの相模湾に
吹き渡っていた風は、
とても美しかったなあ。

あんなに素晴らしい風を、
ほとんど俺たちだけで
独り占めしちゃったぜ。

2014年4月4日 目黒川

2014年04月04日 | 風の旅人日乗
午後2時から
東京の渋谷松濤で打ち合わせ。

早めに葉山を出て横須賀線に乗り、
横浜で乗り換えた東横線を
中目黒で降りる。

桜が急に散り始めたこの日、
2014年の目黒川の桜を
愛でておきたいと思った。

目論見通り、
桜吹雪が舞う景色の中を、
目黒川を上流へとさかのぼる。




周囲を行き交う人々は、
なんということだ!
ほとんどの人はここの通のようで
ビール、ワイン、シャンパン
を手に持っている!

いいなあ。悔しいなあ。
こっちは、
これから仕事だもんなあ。


松濤での打ち合わせ終わり、
蕎麦屋で遅い昼飯をとってから、
もう一度、
目黒川添いを歩いく。

すごいような雨雲が
背後から近づいてくる中を
中目黒に向かい、
そこから電車に乗って
本日2つめの打ち合わせへ。

夕方。
仕事話のあとの酒飲み話で、
温かい、いい言葉をいただいた。

世の中、敵ばかりでは
ないんだなあ~。

いい温泉に浸かったような、
幸せな気分に満たされた^_^


明日は、
高速セーリング艇での仕事。
楽しむとしますか。