ボートに関係する本はあまり多くありませんが、私が読んだ範囲だと、こんなものがあります。
①栄光と狂気―オリンピックに憑かれた男たち
ボート本といえばこれ。日本語版は絶版。原書は⇒The Amateurs: The Story of Four Young Men and Their Quest for an Olympic Gold Medal
②カシタス湖の戦い―エクセレンスを求めた一人の男の物語
『栄光と狂気』に出てくるブラッド・ルイス自ら書き記した、ダブルスカル金メダルへの道。「命を懸けて、謙虚に、責任を持って」
③『がんばっていきまっしょい (幻冬舎文庫)』
悦ネエ、ヒメ、ダッコ、リー、イモッチの青春。
映画(がんばっていきまっしょい コレクターズ・エディション [DVD])、
TVドラマ(がんばっていきまっしょい DVD-BOX)
にもなりました。
④『たった一人のオリンピック』(『スローカーブを、もう一球 (角川文庫)』に収録)
あのザ・トール・キング・クラブの津田選手のノンフィクションがこんなところに。
⑤『ロウアウト』(『鉄騎兵、跳んだ (文春文庫)』に収録)
(昔の)戸田が舞台の大学ボート部短編。
⑥レガッタ! 水をつかむ (YA!ENTERTAINMENT)
(最近の)戸田が舞台の女子高ボート部物語。
⑦エール大学対校エイト物語
大学ボート部生活 in USA。
⑧航跡―“KEIO号”の九人
メルボルンオリンピック日本代表のK大エイトクルーのその後の人生航路。
⑨倫敦から来た近代スポーツの伝道師―お雇い外国人F.W.ストレンジの活躍 (小学館101新書 136)
ボートを日本に伝えたストレンジ氏の研究。G大ボート部OB高橋孝蔵さん著。
⑩OUT OF AFRICA アフリカの奇跡 世界に誇れる日本人ビジネスマンの物語 (OUT OF AFRICA)
G大ボート部OB佐藤芳之さんの自伝・半生記。
⑪隅田川の向う側 私の昭和史
T大ボート部OB半藤一利さんのエッセイ。
⑫川の学校
W大ボート部OB野田知佑さんの「吉野川・川ガキ養成講座」。
⑬Essential Sculling
Amazon検索でたまたま見つけたので読んでみました。
⑭田中英光傑作選: オリンポスの果実/さようなら ほか
ボート小説といえば昔はこれくらいしかありませんでした。長らく絶版でしたが、角川文庫から再販されるようです(・・・と思ったら発刊中止になったようです)。そういえば、東京タイムズでバイトしていた頃、田中英光の子、田中光二の連載小説の校閲をしたこともありました。原稿は癖のある字で、ちょっと苦労したのを覚えています。
⑮ボート競技 (講談社スポーツシリーズ)
昔買った古い本(絶版)。T大ボート部コーチ須藤武幸さん著。
⑯『Rowing For All』
日本ボート協会発行のテキスト。
⑰『テキスト・ブック 漕艇専門教科』日本漕艇協会
第1章(日本のボートと世界のボート)、第2章(コーチングの基本原則)、第6章(漕艇技術の基本)、第13章(ローイング・エルゴメーター)は根岸さんの執筆。
⑱レガッタ!2 風をおこす (YA!ENTERTAINMENT)
⑥の続編。
⑲ローイングの健康スポーツ科学―ボート漕ぎ
マスターズローイングを楽しむ人向け。ローイングが健康増進に適した運動であることを、医学的データも駆使して解説しています。
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