内閣府の取り組みらしいですが、ブログにも幾つか書かれていますね(主に大学教官系ですね)。駝鳥さんも取り上げていますし(+ 駝 鳥 + - やっぱり最初の二問をNoにつけたのが決定的にダメ出しされる理由だったのかな。。)。
中々ユニークですが、改良の余地は多いようですね。でも、色々な専門家の意見を取り入れていけば、良くなるかもしれませんよ(笑)。
若年者の何をどう支援していくのか、結構難しい問題なのかもしれない。それぞれの立場によって、体験的に接したことのある若者が違えば、持つ印象も違っていると思う。教育関係者の間でも、色々違いがあるようです。
「支援は必要だ」という立場もあれば、「いいや、個人の問題などではなく、景気循環の問題だ」という意見もあります。見ている部分が異なるからではないのかな、と思います。
ある大学では、「就職率は100%さ。特別な支援など必要がないし、仕事さえあれば何も教えなくても、自分で考えて行動できるし、短期間で辞めたり、しょっちゅう休んだりはしないさ」と。そういう立派な若者ばかりの学校もあるんだな、と思う。
ところが別な高校教師などは、「仕事に就こうとしない生徒がクラスの3分の1は存在する」と言い、どうしたらよいか、と思い悩んだりしている。それに対する答えは、「景気のせいさ」で済むのだと。ほー。これで悩み無用ですな。シンプル伊豆ベスト。ナイスなキャッチコピーみたいでしょ?(笑)それで問題解決なら、こりゃ、楽だわな。「景気が良ければ、放っておいたって仕事に就きますよ」
ある親御さんは、自分の息子が一度就職したのにすぐに辞めてしまい、引き篭もりになってしまってどうしたらよいのかと悩み、講演会などに参加したりして、どうにか解決策を模索しているが、未だ引き篭もりのままだと。でも大丈夫。この家族に本当の答えが見つかったのだ、と教えてあげれば済むのです。「丁度景気循環が悪かったからですよ。景気が良くなれば引き篭もらなくなります」
ある生活雑貨店に若い高卒のバイトを雇ったら、1週間位で「辞めます」と言って来なくなったそうです。店長が理由を尋ねたところ、「ダンボールの荷物を運ぶ仕事があるとは思わなかったから」と。そうですか。次に雇ったバイトは、遅刻が多くて度々シフトに穴があき、店長が少し厳しく注意したところ、次の日から来なくなった。心配して電話したら、「バイトだからいいじゃないですか。もう行く気ありませんから」と。そうですか。こういう問題も、解決できますよ、オーナーの皆さん。安心して下さい。「景気が悪くて仕事がないからで、仕事が増えればきちんと出来るようになりますから」と。そうですか。
こうした問題は、景気を良くすることで解決がつく、という主張がある(玄田有史『14歳からの仕事道』(理論社)+ニート論の弊害(再録))。立派な若者にしか出会わない人とか、苦しんでる人を知らない人は、そう考えるのかもしれない。でも、それで解決できるなら、誰も苦労しないだろうな、とも思う。だったら、若年層の仕事を爆発的に増やす政策を教えてさえ下されば、一挙に解決できるだろうと思うけど。是非聞いてみたい。例えば、事業所の人員構成比率規定を決めて、10%は24歳以下の人員を雇わなければならない、とかの規定を作るとか?若年者を雇えば、給与の半分は助成しますよ、とか?それで本当に解決出来るのだろうか?数百万人にも及ぶフリーター問題の最大部分は経済学的問題として捉えることが可能だろうが、実際には数万人とかそれ以上かもしれないが、そういう人々はそれだけで解決が可能とも思えない。
勿論、大半の若年者達は大体きちんとしているし、一生懸命頑張っている人達の方がずっと多いと思う。だが、一部にはそうではない人達がいると思うし、そういう部分には何かの支援が必要だと思うが。まあ、体験とかっていうのは、理論ではないから、理論派の方々にとっては、「そんな奴は見たこと無い。本当にいるなら、目の前に連れてこい」って思うのかもしれませんけれども。
あと、明日はいよいよ「決戦の日曜日」ですね。勿論投票には行きますよ。妻も一緒に行きますとも。当然です。エヘン。
まことにご苦労さまでした、と言ってあげたい。本当に大変だと思う。泣いても笑っても、明日の結果を待つだけですね。報道された大方の予想通りでしょうね。
ご武運を祈っております(笑、誰の?って)
本当に長かったー、郵政民営化法案・・・夏の陣から秋の陣に向けて、戦いが残されております。ほぼ結果は出たようなものでしょうけれども。
また「郵政決戦に備ふ」の続編を書こうと思います。
中々ユニークですが、改良の余地は多いようですね。でも、色々な専門家の意見を取り入れていけば、良くなるかもしれませんよ(笑)。
若年者の何をどう支援していくのか、結構難しい問題なのかもしれない。それぞれの立場によって、体験的に接したことのある若者が違えば、持つ印象も違っていると思う。教育関係者の間でも、色々違いがあるようです。
「支援は必要だ」という立場もあれば、「いいや、個人の問題などではなく、景気循環の問題だ」という意見もあります。見ている部分が異なるからではないのかな、と思います。
ある大学では、「就職率は100%さ。特別な支援など必要がないし、仕事さえあれば何も教えなくても、自分で考えて行動できるし、短期間で辞めたり、しょっちゅう休んだりはしないさ」と。そういう立派な若者ばかりの学校もあるんだな、と思う。
ところが別な高校教師などは、「仕事に就こうとしない生徒がクラスの3分の1は存在する」と言い、どうしたらよいか、と思い悩んだりしている。それに対する答えは、「景気のせいさ」で済むのだと。ほー。これで悩み無用ですな。シンプル伊豆ベスト。ナイスなキャッチコピーみたいでしょ?(笑)それで問題解決なら、こりゃ、楽だわな。「景気が良ければ、放っておいたって仕事に就きますよ」
ある親御さんは、自分の息子が一度就職したのにすぐに辞めてしまい、引き篭もりになってしまってどうしたらよいのかと悩み、講演会などに参加したりして、どうにか解決策を模索しているが、未だ引き篭もりのままだと。でも大丈夫。この家族に本当の答えが見つかったのだ、と教えてあげれば済むのです。「丁度景気循環が悪かったからですよ。景気が良くなれば引き篭もらなくなります」
ある生活雑貨店に若い高卒のバイトを雇ったら、1週間位で「辞めます」と言って来なくなったそうです。店長が理由を尋ねたところ、「ダンボールの荷物を運ぶ仕事があるとは思わなかったから」と。そうですか。次に雇ったバイトは、遅刻が多くて度々シフトに穴があき、店長が少し厳しく注意したところ、次の日から来なくなった。心配して電話したら、「バイトだからいいじゃないですか。もう行く気ありませんから」と。そうですか。こういう問題も、解決できますよ、オーナーの皆さん。安心して下さい。「景気が悪くて仕事がないからで、仕事が増えればきちんと出来るようになりますから」と。そうですか。
こうした問題は、景気を良くすることで解決がつく、という主張がある(玄田有史『14歳からの仕事道』(理論社)+ニート論の弊害(再録))。立派な若者にしか出会わない人とか、苦しんでる人を知らない人は、そう考えるのかもしれない。でも、それで解決できるなら、誰も苦労しないだろうな、とも思う。だったら、若年層の仕事を爆発的に増やす政策を教えてさえ下されば、一挙に解決できるだろうと思うけど。是非聞いてみたい。例えば、事業所の人員構成比率規定を決めて、10%は24歳以下の人員を雇わなければならない、とかの規定を作るとか?若年者を雇えば、給与の半分は助成しますよ、とか?それで本当に解決出来るのだろうか?数百万人にも及ぶフリーター問題の最大部分は経済学的問題として捉えることが可能だろうが、実際には数万人とかそれ以上かもしれないが、そういう人々はそれだけで解決が可能とも思えない。
勿論、大半の若年者達は大体きちんとしているし、一生懸命頑張っている人達の方がずっと多いと思う。だが、一部にはそうではない人達がいると思うし、そういう部分には何かの支援が必要だと思うが。まあ、体験とかっていうのは、理論ではないから、理論派の方々にとっては、「そんな奴は見たこと無い。本当にいるなら、目の前に連れてこい」って思うのかもしれませんけれども。
あと、明日はいよいよ「決戦の日曜日」ですね。勿論投票には行きますよ。妻も一緒に行きますとも。当然です。エヘン。
まことにご苦労さまでした、と言ってあげたい。本当に大変だと思う。泣いても笑っても、明日の結果を待つだけですね。報道された大方の予想通りでしょうね。
ご武運を祈っております(笑、誰の?って)
本当に長かったー、郵政民営化法案・・・夏の陣から秋の陣に向けて、戦いが残されております。ほぼ結果は出たようなものでしょうけれども。
また「郵政決戦に備ふ」の続編を書こうと思います。