今月の初めころ、北朝鮮が2週間で4度目のミサイル発射をした理由に、「米韓軍事演習への反発」という報道があった。 その後、米韓は、軍事訓練の規模を大幅に縮小したのだが、トランプ大統領は特に批判しないどころか、「米国本土への脅威にならない」と意に介していない。 そんな米国はロシアに対抗してか、「米、中距離ミサイル発射実験 ロシア、実戦配備なら対抗の構え 全廃条約の失効後初」と、北朝鮮並みの行動をしてい . . . 本文を読む
東京と名古屋、そして大阪に存在する「地検特捜部」という組織。 かつては、東京地検特捜部は、「政治家汚職、脱税、経済事件などを独自に捜査し、大物政治家の立件・有罪などの結果を出していることから、『日本最強の捜査機関』とも呼ばれていた」が、残念ながら第2次安倍政権になってからは、政治家の明らかな汚職事件が軒並み不起訴になっている。 東京地検特捜部から10年遅れて創設された大阪地検特捜部は、東京地検特捜 . . . 本文を読む
最近、事あるごとに「マスメディアの使命」とかジャーナリストとしての矜持は、という批判めいたことを耳にする。 オジサンも、時には「マスメディアは誰の味方なのか?」と思われるようなことに遭遇する。 かつて、「第4の権力」ということばが流行った頃の定義として、 「マスメディアの持つ権力を指す言葉。大衆が大きな部分を占める社会において、その大衆に対して大量の情報を迅速に流布する媒体がマスメディアである」 . . . 本文を読む
8月1日からの臨時国会を迎えるにあたって、参議院が動き始め山本太郎の「当事者主義」が早くも現実的になった。 「れいわ2議員の国会内での介護費用、参議院が負担へ」良いニュースが飛び込んできた。制度を利用している当事者だから対象外なのを承知で立候補したはずで当選後に早くも制度を変える方向へ議員としての初仕事をしている。ふなごさん。木村さん。あっぱれです。#れいわ新選組れいわ2議員の国会内での介護費用、 . . . 本文を読む
以前から、自民党内では沖縄県の県知事選や国政選挙でことごとくオール沖縄に負けている原因に地元紙を目の敵にして、4年前自民党の「文化芸術懇話会」で講師として招かれた百田尚樹が「沖縄の2つの新聞は潰さないといけない」と言ったことがきっかけとなり、自民党内ではその2紙(沖縄タイムス・琉球新報への敵愾心が増幅しているようだ。 特に今回の参院選では公示前から自民党候補の苦戦が伝えられ、オール沖縄の結束の固さ . . . 本文を読む
数年前、IOC総会で安倍晋三の「フクシマはアンダーコントロールされています」との発言は「誤報」ではなく、単なる「嘘」であったことは、その後東電の関係者が明らかにしていた。 しかし安倍政権として「日本のメディアはアンダーコントロールです」ということは紛れもない事実である。 したがって、政府関係者がニュースソースの場合の報道記事は「眉に唾付けて」聞いた方が良いといわれている。 先週、「選挙における『当 . . . 本文を読む
3日前から予約可能ということで、生まれて初めてネットで封切り映画の座席を予約した。 そして公開日の昨日、有楽町の角川シネマで約2時間があっと過ぎてしまうほどの内容だったのが東京新聞社会部の望月衣塑子記者の著書を原案にした「新聞記者」。
2年前の年末年始のピースボートのクルージングで、水先案内人として乗船していた望月衣塑子記者と初めて会い、船中では3回ほど彼女の話を聞く機会があった . . . 本文を読む
先週末の段階で、予算委員会が長期間開催されていないことに対しては、このような解説が主流を占めていた。 「衆院では、3月1日の開会を最後に、98日間も開会されていない状態が続いています。 これは、内閣支持率を下げさせないための目論見と考えられます。これまで、内閣支持率は、国会審議が白熱すると下がり、国会閉会中に上がるといわれてきました。実際、安保法制、森友問題、加計問題、労働問題で、国会審議が白熱し . . . 本文を読む
気のせいなのか、最近のテレビのニュースから政治関連の報道がまったく消えてしまったようである。 1月から始まった通常国会は6月28日まで開かれているのだが、今年は安倍政権の思惑通りに国会運営が行われ、4月1日の「新元号フィーバー」から5月1日の「代替わり即位」による皇室の政治利用パフォーマンス、そしてそんなお祭り騒ぎが静まりかけた頃、トランプ大統領の国賓待遇としての過剰な「おもてなし」にマスメディア . . . 本文を読む
オジサンが昭和32年から約20年間住んでいた地域で昨朝、小学校のスクールバスを待っていた児童らが刃物を持った男に襲われ、19人が死傷した事件は、昨日の午後のワイドショーから、今朝の情報番組までが横並びで、現場からの中継を行っていた。
オジサンは当時現場からそう遠くはない地元の小学校に通っており、事件発生の近くの公園は下校時に立ち寄る場所でもあった。 その頃は、襲われた児童が通っていた「カリタス学 . . . 本文を読む
15年前、オジサンは定価1,700円で「『非国民』のすすめ」という斉藤貴男の初版本を買った. 今では文庫本もあるがネット通販では中古本が「¥1」となっていた。 内容は、アメリカの戦争に追従し、国民を徹底監視するこの国を支えるのは誰か?と問い、「生活保守主義者」という「支配されたがる人々」について明解に分析し、また、格差を広げ、統制を強めるこの国の政治、プロパガンダ化するマスメディアを鋭く批判する筆 . . . 本文を読む
2019年度の予算案が衆議院を通過し、いくら参議院で野党が頑張っても、仮に(ありえないが)否決されても予算案に関しては衆議院の結果が優先されるため、実質的には参議院での予算委員会は政府・与党からすれば「消化試合」となり、本気で審議に応じる姿勢を示さないということが如実に表れた。 「午前は調子が悪い・急に具合が…統計の参考人が欠席連発」一流大学出て、官僚になって、不正を働いて、仮病で欠 . . . 本文を読む
「働き方改革しない、安全配慮も無い、健康管理無い、働く人を人間扱いしない、こんな会社は早死にするだろう」 こんなことを言われて続けてきた「ブラック企業」として有名なコンビニ業界のトップを占めるセブンイレブン。 かなり詳細な取材を行いセブンイレブンという企業の仕組みを明らかにしていたネット記事を初めてオジサンが知ったのが先月のこの記事であった。 「セブンオーナー『過労死寸前』で時短営業&hellip . . . 本文を読む
2年ほど前に、森友学園を巡る国有地格安払下げ疑惑が発生した頃、朝日新聞が最初のスクープを飛ばしたことにより、テレビメディアの中ではテレビ朝日の「モーニングショー」がその名の通り毎朝、精力的にパネルを使って報道していたことを今でも思い出す。 その頃のゲスト解説者は安倍政権の代弁者として自他共に許す田崎史郎が積極的に安倍昭恵を庇っていた光景が忘れられない。 一方的な政権批判は官邸からにらまれるという風 . . . 本文を読む
学生時代、初めて麻雀を覚えたての仲間の中に、1人だけ高校時代から麻雀をやっていたという同期がいた。 確かに「一日の長」があり、彼は素人同然のわれわれにはほとんど負けなかった。 その彼が、卓を囲んだ時に、たまに「ヨシ、これで決め打ちしよう」などと口走っていたことを思い出す。 それは彼が和了した時に、周囲は「そんな役を狙っていたのか」と改めて感心したりしたものであった。 その時の「決め打ち」とは . . . 本文を読む