新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

これ以上維新議員を増殖させれば日本は蝕まれる

2022年05月23日 11時18分39秒 | 維新の会

5月20日発行の「週刊金曜日」が「維新ってなんやねんPart2」とのタイトルで徹底批判記事を特集していた。
 
「昨秋の総選挙で議席を一挙に4倍増にした国政政党「日本維新の会」──「身を切る改革」を掲げ、既成政党や「既得権益」を批判してきたが、一方で「その政策は自民党と変わらない第三与党だ」「歴史修正主義の右翼政党」などとの指摘も根強い。政治資金にまつわる疑惑も絶えない。「カネ集め」の違法性を問うて「維新」を刑事告発した憲法学者と、ナチズムにもくわしい現代ドイツ政治の専門家に分析と報告をお願いした。」
 
早速、維新議員から身の記事が目についた。
 
かつて評論家の佐高信が「維新は半ぐれ集団」と批判していたのだが、出自も経歴も決して「半ぐれ」とは思えない輩がこんな自説を衆議院の財務金融委員会で開陳していた。
 
『三角関数よりも金融教育を』藤巻健太衆議院議員の発言に『金融の理解に必要』と批判殺到
 

  

★「役に立っていることを理解してない人が多い」のであれば、教育の中で役に立っていることを説明して理解させることが重要ではないでしょうか。
なぜ必要で、どう役立っているのか、その共通認識が形成されればこういった議論も解消されるのではないかと思います。
私も義務教育当時は何のために学ぶのか、その必要性については教えられず、自分でもあまり考えることなく、ただ目の前の問題を解いていたような記憶があります。
大人になってから、ああ、あれはこういうことだったのか、ここでも役立っているなと思ったことは皆さんもあるのではないでしょうか。繋がりを理解すると楽しいですよね。
★三角関数すら理解していない人が多いと、社会の発展が阻害されます。
スポーツでも競技者の母数から一定の割合で優秀な人達が生まれます。
母数が少なくなることは、頂上が低くなることを意味します。それと同じことです。
例えば、新しい技術を適用した画期的な製品が出来たとしても、その仕組みを理解できない人が使うのと、ある程度理解している人が使うのとでは雲泥の差が生じます。
未だに電子化出来ずにFAXを使っている公的機関や企業がどれほど他の企業の効率化を阻害しているのか、という問題と根っこは同じだと思います。
近代社会で生活するのであれば、必要な知識は増えることはあれ、減ることは無いのではないですかねぇ。 
★なんで、こういう教育の話をするときに、数学が標的にされるのだろう。
文系出身のほうが多数派で多くの人が数学の必要性を感じないからだろうか。
数学の学習を削れば、さらなる理系離れになり、今よりさらに数学がいらないという流れになるだろう。
学習者の十分にいる文系出身者を今より増やすことに果たして意味があるのだろうか。
むしろ、もっと数学の学習時間を増やして、学生の理系嫌いを払拭することで、理系出身者を増やすことが大切なのではないでしょうか。
金融教育は必要かもしれないが、数学の学習を減す流れにするのは、文理の学習者の偏りが顕著になるだろう。


 
すでにこの問題「サインコサイン・・」は4年前に国際技術ジャーナリストの津田建二が 「『サイン、コサイン、何になる』に真摯に答えよう」という真面目な記事を書いていた。
 
オジサンの世代では、この歌の中での「サイン、コサイン、何になる」のフレーズを思わず思い出してしまった。
 
受験生ブルース/高石 ともや 詩 中川五郎
 
話を維新関連に戻せば、作家の適菜収が「それでもバカとは戦え」とのコラムでこんなことを言っていた。
 
猪瀬直樹も飛びついた 維新の躍進を許せば日本は「2度目の敗戦」を迎える」 
  

作家で元東京都知事の猪瀬直樹が今夏の参議院選挙に出馬する意向を固めたとのこと。日本維新の会の比例代表となる見通し。維新は著名人を中心に擁立作業を進め、比例で元プロ野球選手の青島健太、歌手で俳優の中条きよし、元マラソン選手の松野明美らを候補者として公認する方針を決定。
 客寄せパンダを並べたポピュリズム全開体制だが、うっかり候補になってしまった連中と違い、猪瀬が維新がどのような政党なのか知らないはずはない。・・・略・・・
本連載で示してきたとおり、維新の不正や嘘、デマに関するデータは山ほどある。ユリウス・カエサルは「人は見たいものしか見ない」と言ったが、これを心理学では「確証バイアス」という。自分にとって都合の悪いデータを無視するようになると、現実との接点を見失っていく。参院選で維新が躍進すれば、日本は2度目の敗戦を迎えることになるだろう。

 


最後に「維新の不正や嘘、デマに関するデータは山ほどある」中から最近の3年間の【過去の維新関連犯罪&不祥事】を晒しておくことにする。
 

■2021年4月
維新・梅村議員の秘書を逮捕。 知人を車ではね殺人未遂容疑
堺市の路上で知人男性を車でひき、ボンネットにのせたまま走り、男性が落下すると、車から降り、殴る蹴るの暴行を加え殺そうとしたとして、国会議員秘書の成松容疑者を殺人未遂容疑で逮捕した。
■2021年4月
サウナ問題の大市長に辞職要求 「庁舎を私物化」
大阪府池田市の冨田市長による市庁舎への家庭用サウナ持ち込み問題で、調査特別委員会は12日、庁舎を私物化し、市長としての資質に著しく欠けるとして辞職を要求。
■2021年4月
愛知県の大村秀章知事のリコール運動を巡る不正署名事件。
署名集めを担う「受任者」の男性が 「署名簿100枚分を書き写し指印した。田中事務局長の指示だった」と署名偽造に関与したことを証言。
その後、田中孝博が地方自治法違反の疑いで逮捕された。組織的に大量の署名を偽造したとみられる。
この巨大リコール詐欺に声援を送り続けたのが、大阪府知事の吉村洋文だった。
■2021年3月
維新・森議員を公選法違反容疑で告発。
党費肩代わり。日本維新の会の森夏枝・衆院議員が、集めた党員の党費を肩代わりして党本部に払っていたとして、京都市民らでつくる「日本維新の会・森夏枝被害者の会」が森議員らを公職選挙法違反などの疑いで京都地検に告発状を提出した。
告発状は、森氏の事務所の事務局長だった父親が1人年2千円の党費を肩代わりしており、公選法で禁止される選挙区内での寄付行為にあたるとしている。
■2021年2月
維新大阪府議を書類送検 弟へ傷害容疑。
大阪維新の会の岡沢龍一・大阪府議が弟に暴行してけがをさせたとして、大阪府警が傷害容疑で書類送検された。
■2020年12月
江戸川区の中津川区議を書類送検 ひき逃げ容疑。
車を運転中に人身事故を起こしたのにそのまま逃げたとして、警視庁は3日、中津川区議を道路交通法違反(ひき逃げ)と自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)容疑で書類送検した。
■2020年9月
下半身露出で 港区の支部長川崎に罰金15万円。
日本維新の会東京1区の支部長を務め次期衆院選で公認候補となる予定だった 川崎簡裁は、女子高生3人に向かって下半身を露出し、公然わいせつの疑いで現行犯逮捕され略式起訴された。罰金15万円の略式命令が出された。ちなみに赤坂には傷害事件で逮捕歴もあった。
■2020年5月
維新の守口市議4人が市幹部を長時間拘束か
大阪府守口市議会は21日、大阪維新の会所属の市議4人が新型コロナウイルス対応中の市職員を長時間拘束するなどしたとされる問題を調査するため、地方自治法100条に基づく特別委員会の設置を決めた。
■2020年1月
維新 下地議員、現金受領認める。IR中国企業顧問から
カジノを含む統合型リゾート(IR)事業をめぐり衆院議員の秋元司容疑者が収賄容疑で逮捕された汚職事件に関連し、日本維新の会の下地幹郎衆院議6日、那覇市内で記者会見し、贈賄容疑で逮捕された中国企業「500ドットコム」の顧問から現金100万円を受け取っていたことを認めた。
■2019年10月
維新 富田府議が生保社員当時、不正金銭預かる。解雇相当処分
大阪維新の会の富田武彦大阪府議が、ソニー生命保険の社員時代に、実在しない社内預金を顧客に紹介したことで不正に約300万円を預かったとして、同社から懲戒解雇相当の処分を受けていた。実在しない社内預金をある特定の顧客に紹介し、約300万円を会社を通さずに個人的に預かったという。
■2019年10月
元大阪維新 寝屋川市議が150万円の不正受給。
大阪府は31日、四條畷市で障害福祉サービス事業を手掛ける「一般社団法人スクエア」が給付費計約150万円を不正に受け取っていたとして、就労移行支援の事業者指定を取り消したと発表した。
■2019年9月
公正証書原本不実記載の疑い で、阪本市議を市民団体が刑事告発
大阪府八尾市の阪本市議が同市に居住実態がない疑いがあるとして、同市の市民団体「見張り番・八尾」が20日、八尾署に公正証書原本不実記載の疑いで告発状を提出した。弁護士は、阪本氏の住民登録は平成26年12月に妻の母親が住む八尾市の住宅に変更されたが、生活の実態は家族が住む大阪市平野宅と指摘。
八尾市に被選挙権があることを装うため、住民基本台帳に事実でない記載をさせたとして刑法に抵触するとしている。
■2019年9月
維新の大阪・松原市議が体調不良を理由に本会議欠席し、妻と沖縄旅行。
大阪維新の会 田中厚志市議が3月、市議会の本会議体調不良を理由に欠席しながら、妻と沖縄を旅行していた。
■2019年7月
維新の政党活動に政活費。 大阪市議会議長が約75万円支出
大阪市議会の広田議長が、平成30年度に交付された政務活動費(政活費)で、支出が禁じられている政党活動に約75万円を支出していたことが分かった。
議会事務局によると、政活費は、議員1人あたり月額57万円(現在は10%カット)が支給される。
■2019年6月
大阪西端市長「宅建業法に違反した」 無資格で「重説」
大阪府守口市の西端勝樹市長は21日、自身が取締役、妻が社長を務める同市の不動産会社「西端地所」で、宅地建物取引業法に違反する営業があったと明らかにした。宅地建物取引業法で定められている宅地建物取引士の資格を持たない市長が、不動産売買や賃貸契約の際の「重要事項説明」を行っていた。
■2019年5月
維新・丸山議員 北方領土「戦争をしないとどうしようもなくないですか」「キャバクラに行こうよ」等暴言問題
北方四島訪問団の一員として国後島を訪問した維新の会の丸山衆院議員は、訪問団員との懇談中、元国後島民大塚団長が「戦争なんて言葉を使いたくない」と言ったところ、丸山氏は「でも取り返せない」と反論。続いて「戦争をしないとどうしようもなくないですか」などと発言した。
丸山氏は11日夜、宿舎の玄関で「キャバクラに行こうよ」と発言。職員らに阻止された。関係者は「女のいる店で飲ませろとの発言や、『おっぱい』という言葉は聞いた」と話した。
『俺は国会議員だ。議員なんだから不逮捕特権があるんだ』と発言し、外出しようとして関係者に止められていた。
元島民2世の男性は「訪問団に参加する国会議員には、もっとまともな人を選んでほしい」と話した。過去にも。15年末、酒に酔った丸山は東京都内の路上で男性の腕を噛み、警察で事情聴取を受けていた。

 
これらはまだまだ「氷山の一角」であり表面化していない不祥事は「枚挙に暇がない」ほどである。
 
こんな集団を国政の場に放つことは国家存続の危機になるのではないだろうか、とオジサンは思う。  
 

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