きわめて個人的なことなのだが、1985年という年は我が家に長男が誕生した年であった。
しかしその誕生の2か月前には500人以上の乗員委員を含む乗客が御巣鷹山で命を落とした大事故が起きていた。
その後、様々な情報がネット上であふれてどうやら「事故」ではなく「事件」であったと、個人的には確信していた。
こんな記事が目についた。
「本澤二郎の「日本の風景」(5129)」
<1985年8月12日の日航機123事件の真相を知るツネ> 凡人ジャーナリストを含めて政治ジャーナリストの欠点は、社会部マターの「事件」に対する感度が鈍い点にある。1985年8月12日夕に発生した、史上最大の悲劇的飛行機事故(日航機123便)が、実は防衛省(航空自衛隊機)による誤射事件だった!気付くのがあまりにも遅すぎた。猛省するしかない。遺族の無念はいかばかりであろうか!武器弾薬では幸せは確保できない!一昨日友人が送信してくれた森永卓郎講演録を見て、520人の死者を出した大惨事が、自衛隊機のミサイル誤射であることが確認できた。政府の事故調査委員会報告を真に受けて、すっかり過去の事故だと思い込まされていた国民は少なくない。 「自衛隊機が怪しい」とは判断していたが、それ以上の詳細データを集めようともしなかった凡人。追及をやめて忘れていたのだが、森永の分析講演に軍配をあげたい。「123便に触れる記事や言動は許さない」というメディア側のお達しを初めて知って、本当に納得ができた。共犯者は体制擁護の悪しき言論人か。テレビのコメンテーターなどは皆気付いていたのである。「圧力隔壁の損傷ではなかった」。 決定的証拠は、今も駿河湾の海底160メートルに沈んでいる垂直尾翼を引き上げようとしない、この厳然たる事実からも、犯人は2機のF4ファントムだと推認できる。2機のF4の目撃情報も存在した。米軍機ではなく、自衛隊機である。当時首相の中曽根康弘の仕業であろう。そして彼の盟友・読売の渡辺恒雄も関与・協力していた様子が見て取れる。泉下で「ツネ真相を語れ」と宇都宮徳馬が怒り出しているではないか。 (またしても邪魔が入ってきて記事が消える) <森永卓郎覚悟の講演に賛意=武器弾薬で幸せになれない> この123便に歌手の坂本九が乗っていた。同い年だ。 まじめな学者・言論人は、テレビで発言することは出来ない日本であることは、わずかな経験から感じ取ってきた。「真実を語るな」の世界だということを、多くの国民は知らなければならない。 体制を擁護し、批判しないことが、飯を食う秘訣であることも知っていたが、「123便に触れるな」というお達しを活字人間は知らなかった。 ロッキード事件児玉ルートで国会証人喚問を受けて、あやうく失脚する寸前の中曽根は、当時自民党幹事長だった。野党追及の甘さとみられる。難を逃れたのは読売の渡辺も同じだった。読売社内抗争が宇都宮のいうツネの危機だったが、右翼暴力団のドンである児玉誉士夫の支援で乗り切ったツネ。 左翼から右翼に転向してA級戦犯勢力の広報宣伝に特化して、政権を操るフィクサーは事実だろう。言論を政権維持に使った最初で最後の悪党との評価が、いずれ噴出するに違いない。 <朝日・毎日と野党の決起で真相は暴かれる!> NHK記者はツネ宣伝の本を出していると聞いた。ワルの宣伝本に手を貸すNHKには、まともな記者はいない。公共放送であるという自覚喪失記者ばかりか。高給取りにろくなものはいない。これは事実である。 「アメリカには秘密がない」と胸を張ったウイリアム・バレットさんがいたが、日本にも「日本に秘密はない」と胸を張れる日本人が一人ぐらい現れてほしいものだ。 秘密・秘密の日本でいいわけがない。言論の自由の確立に、せめて朝日、毎日、維新抜きの野党の決起を痛切に願うものである。 2024年4月9日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員) |
「日本に秘密はない」と胸を張れる日本人が一人ぐらい現れてほしいものだが、日本を秘密だらけにしている張本人が昨日米国に旅立った。
政府の専用機に同乗していた多くのメディア関係者が岸田文雄のアメリカへの物見遊山をいやと言うほど垂れ流すのだろう。
しかし、岸田文雄の訪米前にこんな情報が駆け巡っていた。
「岸田首相『国賓訪米』晩餐会にYOASOBI招待…大谷翔平ユニホーム土産案が消滅した一部始終」
裏金議員らの処分を急いで済ませ、岸田首相は8日、意気揚々と米国へ出発する。14日までの日程で、10日に日米首脳会談、11日に米議会での演説を予定。「強固な日米同盟を世界に示す」と意欲を見せている。 首相就任後、初の訪米となった昨年1月は共同記者会見がスルーされる寂しい扱いだったが、今回は国賓待遇のため米側も手厚いもてなしだ。バイデン大統領夫妻が主催する公式晩餐会も開かれる。驚くことにそこに日本の音楽ユニット「YOASOBI」が招待されているという。「YOASOBI」は「推しの子」というアニメの主題歌「アイドル」が世界的にヒットし、ちょうど今月、米国で初の単独公演を行う。「タイミングが合ったので、招待者に選ばれたのだろう」(永田町関係者) 「YOASOBI」を介して日米友好ムードを醸し出す狙いか。岸田首相はバイデン大統領へのお土産として「輪島塗」の漆器を用意しているらしいが、「実は別のプランを準備していたのですがね」と囁くのは官邸関係者だ。 ■支持率回復の切り札のはずが… 岸田首相は今回の訪米を支持率回復のきっかけにしたいと考えてきた。その切り札のひとつがドジャースに移籍した大谷翔平選手でした。日米首脳会談の場で土産として大谷のユニホームをバイデン大統領に贈り、2人で大谷のユニホームを手にしているところを日米のカメラマンに撮影してもらう……。そんな計画が進行中だったのですが、水原元通訳の違法賭博事件でパー。大谷グッズを土産にする計画は白紙になりました。『大谷パワー』便乗をあてにしていた岸田首相は、想定外の事態に一時、落胆していました」 こうした日本側の計画を米国側も聞かされていたのか、永田町では「水原事件で動いたのがFBIではなく内国歳入庁だったのは、岸田首相の国賓訪問を前に、大谷選手を傷つけないようホワイトハウスの意向が働いた」(官邸事情通)などという怪情報まで流れた。 岸田首相の手土産といえば、昨年3月のウクライナ訪問でゼレンスキー大統領に「広島の必勝しゃもじ」を贈ったことを思い出す。侵略されている戦争当事国への土産としてどうなのか、とSNSなどで批判を浴びた。 今回は「輪島塗」。能登地震の被災地に思いを馳せて欲しい、ということだろうが、被災地では支援遅れが指摘されている。「支援より政治利用」と批判されそうだ。 |
当初は「岸田文雄が米国で夜遊びするのか」と勘違いしていた芸能情報に疎いオジサンはオバサンの説明でようやく得心した次第。
それにしても、訪米の真の目的を正確に知らされていない国民に対しては、こんな記事が用意されていた。
「日米首脳会談で「死のビジネス」 こんな首相を訪米させていいのか」
支持率1割台の岸田首相が裏金議員の党内処分を急いだのは、国賓待遇訪米で政権浮揚を目論んでいたからです。デタラメ処分で退陣論が吹き荒れる首相が米国で何を約束してくるのでしょうか。
— 日刊ゲンダイDIGITAL (@nikkan_gendai) April 8, 2024
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支持率1割台のレームダック首相──多くの国民が岸田首相のことをそう見ている。裏金問題を巡る党内処分でも、いい加減さを露呈。党内外からボロクソに叩かれている。 で、退陣論が急速に広まりつつあるのだが、国民は自滅を待つだけでは駄目だ。 岸田という男は、保身のためには何でもする。そのために国を売り、憲法をぶっ壊しても、平気の平左。安倍晋三元首相以上のスピードとタカ派ぶりで、平和憲法をないがしろにしてきたのが岸田なのだ。その目的はただ一つ、米国にすり寄り、「愛いやつ」とほめてもらいたいからだろう。2022年暮れに安保関連3文書を閣議決定、敵基地攻撃能力の保有、防衛費倍増に舵切りしたのは記憶に新しいところだ。 国民は目を剥いたが、岸田の暴走はそれにとどまらない。トマホークを爆買いし、沖縄の島々にミサイル基地建設の計画をすすめ、英国、イタリアと共同開発している戦闘機の輸出も閣議決定で決めてしまった。今や日本は米中に次ぐ世界3位の軍事大国になりつつある。平和憲法をかなぐり捨て、米国とともに「死の商人ビジネス」をすすめている。それをあろうことか、国民から総スカンの首相が行っている。あり得ないような倒錯なのだ。 ■米国が国賓待遇で歓迎する思惑 そんな岸田が8日から訪米する。国賓待遇で安倍以来9年ぶりという米議会上下両院での演説やバイデン大統領との公式晩餐会、首脳会談、フィリピンのマルコス大統領を交えた三者会談などが組まれている。 国内では袋叩きの岸田にしてみれば、久しぶりの晴れ舞台で、この訪米には並々ならぬ執念を燃やしてきた。裏金問題の党内処分を急いだのも、訪米日程からの逆算である。 国賓待遇訪米すれば、随行記者がわんさか詰めかけ、報道もそれ一色になる。支持率下落に歯止めがかかる。そんな思惑なのだろうが、そのためにどんな“貢ぎ物”を渡すのか。これほど危険な男の、危険な外交は見たことがない。 「岸田首相は早くも、裏金問題なんて忘れたかのように舞い上がっていますよ。公式晩餐会には米国でもファンの増えている音楽ユニット、YOASOBIや著名なスポーツ選手も呼ばれる。首相は輪島塗のお土産を渡す予定で、国会答弁でも“強固な日米関係を世界に示す有意義な機会になる”と浮かれていました」(国会関係者) 落ち目の岸田相手に「米国はなんで、そこまで?」と不思議だったが、その裏には当然、思惑がある。 「米国だって、岸田政権が国内でどれだけ窮地に陥っているかはよく知っていますよ。知っていて、国賓待遇で歓迎する。貸しをつくる。軍事同盟の強化を目論んでいるのはもちろんですが、米国は昨年末、韓国とも核戦力の運用を巡る協議を始めるなど、軍事協力のレベルを上げています。そうした枠組みに日本も取り込み、日米の軍事協力体制を米韓並みに引き上げたい。そんな思惑があるのでしょう」(国際ジャーナリスト・春名幹男氏) 岸田は「飛んで火に入る夏の虫」ということだ。だからこそ、国民の監視が必要なのである。 ■いつの間にか日米軍事同盟は次のステージへ 実際、今度の首脳会談を前に米国のキャンベル国務副長官は講演でこう明言している。 「日米が根本的に新しい段階に入り、双方が新たな能力と明確な責任を持つようになる」 国民がまったく知らない間に、軍事同盟のステージが変わろうとしているのである。今度の首脳会談は、その幕開けセレモニーということだ。具体的には2つの合意が発表される段取りだ。 ひとつは自衛隊と米軍の指揮統制の連携、もうひとつは防衛装備品の共同開発、共同生産だ。 「現在、東京にある在日米軍司令部は基地の管理など行政・管理分野を担っていて、指揮・作戦面はハワイにあるインド太平洋軍司令部が担っている。米国は在日米軍司令部の機能を強化させたい意向で、現在は“中将”格の在日米軍司令官を“大将”に格上げし、作戦・指揮の権限を付与したり、増員して、日米の軍部の運用調整を担う事務所を新設する案などが検討されているとの報道もありました。首脳会談で大枠合意し、細部を日米外務・防衛担当閣僚会合(2プラス2)で協議する運びになるのでしょうが、こうなれば、情報、作戦面で圧倒する米軍がすべてを主導していくことになりますよ」(政界関係者) バイデン政権で国家安全保障会議(NSC)東アジア担当部長を務めたクリストファー・ジョンストン氏は朝日新聞のインタビューでこんなことを言っていた。 「日米首脳会談でこうした方向性を示すことは、日米同盟が変化し、日本が新たな日本として米国の真の防衛上のパートナーとなったことを示す強いメッセージになります」 安倍政権の集団的自衛権の容認で自衛隊は米国の戦争に自動的に巻き込まれることになったが、そのための準備がいよいよ、具体的に整うことになるわけだ。 ■着々と進む「死の商人ビジネス」の協力 もうひとつの防衛装備の日米協力強化も国民不在でトントン拍子で進んでいる。 防空ミサイルなどを念頭に日米での共同開発、生産の話が進んでいるほか、米英豪の安全保障の枠組みであるAUKUS(オーカス)においても、サイバー空間での戦闘など最先端分野での協力を深める新体制が発足、発表の段取りだという。 要するに、今後は米国だけに頼らず、同盟国の間でガンガン、武器を生産し、軍拡に励みましょう、ということだ。岸田政権がシレッと次期戦闘機輸出を決めて、国民を驚かせたのはつい先月のこと。しかし、これは露払いのようなもので、本命はこちらなのだろう。一気にきな臭くなった世界で、日本は「死の商人ビジネス」に活路を見いだすつもりなのか。それが国賓待遇訪米の“条件”だったのか。だとしたら、まさしく亡国の所業だ。 ■岸田訪米は憲法破壊の総仕上げ それにしても、安倍政権の安保法制の強行採決からまだ9年弱だ。それなのに、あれよあれよで、憲法破壊が進み、今や、欠片すら残っていないありさまだ。軍事評論家の前田哲男氏が言う。 「安倍政権からスタートした一連の平和憲法の破壊行為は、今度の岸田首相の訪米で総仕上げになるような気がします。これまで日米安保の在り方では主導的な提言を行ってきたアーミテージ元米国務副長官らのグループは直近の報告書で、日米の司令部間の連携強化を提言しました。日米は一緒の軍隊になっていく。この流れは止まらないでしょう。これまでも憲法と日米安保の在り方はねじれてきました。それでも、まだ憲法の精神は生きていた。専守防衛に徹し、武器の輸出もしなかったのに、支持率2割程度の政権が閣議決定という乱暴な手法で全部をひっくり返してしまった。三権分立に反するのは言うまでもありませんが、その政治センスも疑います。岸田首相は米国に忠誠を尽くすことで、政権維持のお墨付きを得たいのかもしれませんが、米国はイスラエルでもウクライナでもうまくいっていない。米国に無条件に従っているのは世界でも岸田首相くらいのものですよ」 改めて、こんな首相に外交をやらせてはいけない。訪米なんて、側近が羽交い締めにしなければ嘘である。 |
「国賓待遇訪米で政権浮揚」ないです❌#自民党に自浄能力なし#自民党はオワリ 🔚
— coCoco #非暴力🕊#不服従🛡Watch out for the Trap Jap! (@coCoco69494006) April 8, 2024
(・ε・)ぶうううう👎 https://t.co/erfPRMkYri pic.twitter.com/sFuSUanf6X
自分の事しか考えない岸田総理、国民の事など何も考えてない。ましてや自分の処分を棚上げして、またバイデンと何を約束させられるのか。
— flatoutjediジェダイ (@flatoutjedi1965) April 8, 2024
日米首脳会談で「死のビジネス」 こんな首相を訪米させていいのか https://t.co/DYgBGGv83M #日刊ゲンダイDIGITAL
やってる事見ると外患誘致罪に引っかかる事ばかりするもんなぁ
— 梅太郎 (@corwen1211) April 8, 2024
アメリカの言う事に対しノーを突きつけた事って全く無い
初めから白旗振りただ頷いてアメリカに従っただけ https://t.co/iPvWxaMVT6
🇺🇸🇯🇵岸田総理、国賓訪米の背景✈️去年の年末、バイデン大統領の【ウクライナ軍事支援の予算7.5兆円】が、米国議会で否決されて、バイデン氏にとっても、米国軍事産業にとっても致命的でした。予算の否決を受けて、バイデン氏は「岸田が払う」と発言し、岸田総理を国賓で招くことが決まりました。… pic.twitter.com/RlKCR89sUc
— ami (@amisweetheart) April 8, 2024
岸田文雄の訪米で総仕上げになるのが平和憲法の破壊行為であるという事実は残念ながら国民は実感していないことが日本にとっての最大の不幸なのかもしれない、とオジサンは思う。