新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

党首討論次第では、「無用の長物」になる菅義偉

2021年06月09日 11時52分10秒 | 菅義偉

最近、特に際立っていた「クソ女」の言動を晒しておく。


そして、この「緑のオバサン」のフィリップパフォーマンス。
  
『8時だよ、みんな帰ろう』 小池知事の呼びかけに波紋
小池知事も6月4日の定例会見で、「『8時だよ、みんな帰ろう』。これを徹底していく必要があると思いますので、働き方の意識も変えていただければ」と呼びかけ、カエルのイラストが載るフリップを片手にアピールした。
 こうした要請は、夜間の人流抑制につなげる狙いがある。だが、SNS上では「時間差出勤をあれだけ勧めていたのに、帰る時だけ時間差という概念がなくなっている」「その時間帯の電車が混んで密になる」といった批判的な反応が相次ぐ。
 都幹部の一人は、感染者が比較的多い若い世代に特に真意が伝わっていないとしてこう指摘する。
 「知事の説明が十分ではなく、なぜ8時なのかという根拠が都民に理解されていない。結果として反発ばかりを招いている」

  
都内の感染者数は毎週減少しているのだが、これは単に外出規制の影響であり、特に終日の「アルコールの販売禁止」はアルコール主体の飲食店に暗黙の休業を押し付けているわけなので、夜の飲食は激減し、見かけ上の感染者数は、PCR検査数の減少に伴い減っているのは当然である。
 
ただし「サイレントスプレッダー」は健在なので、ひとたび緊急事態宣言が解除されれば、一気に感染者数が増大する可能性は限りなく大きくなる。
 
ところで、昨日「ワクチンで25歳の若者が死亡し、五輪関係の経理部長が自殺」の中で、「五輪に関しては『不審なカネの流れ』と自殺との間に何らかの関連性があるのではと推察せざるを得ない」とつぶやいた。
 
しかし在京テレビのワイドショーではすべて「スルー」していたが、JOC経理部長の自殺について、KBC九州朝日放送で「東京オリンピック直前一体何があったんでしょうか。JOCの幹部が・・・」とアナウンサーがニュース原稿を読み始めたとたんに、突然ニュースを差し替えたという不自然な事態があった。

 
そして、ついにWHOもこんなメッセージを出した。
 
WHO、危機管理なければ再考を 大規模行事の開催で」 
 
「安全・安心」を呪文のごとく唱えるだけの想像力も乏しい菅義偉なのだが、今日の午後から2年ぶりで党首討論が開かれる。
 
昨日の某スポーツ紙にはこんなコラムが掲載されていた。
 
【政界地獄耳】2年ぶり党首討論 不要論でなく“不毛”論はいかが
確かにこの20年間で政治は議論よりもネットのSNSを使った発信手法に代わってきた。党首が向き合い議論を戦わせるなどという手法が国民の興味をそそらないということなのかもしれないが、政治家の劣化も一因ではないか。不要論ではなく、討論のレベルに達しない政治家同士のやりとりが続いたことが遠因にある。党首討論に耐える党首がいないという問題をまず議論したらいかがか。

 
そういえば、「財務省内閣」と揶揄され、消費税増税に積極的だった、かつての民主党政権の最後の首相だった野田佳彦元首相は、最近、「党首討論「死んだも同然なのは安倍さんの問題」 野田元首相」と言っていた。
 
◆党首討論は12年の安倍さんの時だけでなく、(その前の自民党総裁の)谷垣禎一さんとも3回やっています。与党と野党第1党の党首同士の言葉を通じた果たし合いのつもりで、極めて緊張感を持っていました。国会審議が膠着(こうちゃく)しているような問題もトップ同士の議論で合意可能なものが見えてくれば成功だと思っていて、一生懸命戦っている間に何か光明が見えてくる瞬間もある。安倍さんとの党首討論は解散日の表明という究極の形になったから記憶に残っているのかもしれません。私と谷垣さんの討論の議事録をご覧いただくと、非常に実りのある議論ができています。
 ――安倍氏との討論で解散日を表明しようと思ったのはなぜですか。
 ◆民主党は鳩山由紀夫代表の時に政権を取り、(安倍氏と討論した)当時は衆院議員の残りの任期が限られていました。どこかで解散をしないといけなかったのですが、解散するなら大きな政治的な合意ができたり、政治を前進させたりしないと意味がない。それができればという思いで、安倍さんとの党首討論に臨みました。国民が見ている前で、党首同士で約束ができるなら解散日を答えようと思っていました。数日前には心の中で決めて、キーパーソンには「言うかもしれない」と伝えていました。

もっとも、この後の解散で民主党は再び野党になり、またもや離合集散を繰り返したわけである。
 
さて、日刊スポーツNEWSデジタル編集部デスクの中山知子は、党首討論を迎えるにあたって、こんな記事を出していた。
 
6・9党首討論 『尾身の乱』や五輪について菅義偉首相はどう答えるのか
党首討論が9日、国会で開かれる。実に2年ぶりで、菅義偉首相にとっては就任後、初めてだ。2000年(平12)に本格的に始まり、導入時のモデルにした英国では「クエスチョンタイム」と呼ばれる通り、本来は討論の場。過去には確かに丁々発止の議論もあったが、第2次安倍政権以降は党首同士の一方的な主張が目立ち、討論とは言いがたい。会期末近くに“駆け込み”のように設定されるケースもあり、セレモニー的な雰囲気も漂う。
時間は申し合わせで45分と決まっている。野党各党首の持ち時間は第1党でも20分前後で、数分のケースもある。毎回毎回、最後は早口で質問をしたり、尻切れとんぼの消化不良で終わるのがほとんどな側面も、存在自体にどこか「セレモニー=やりました感」につながっている気がする。
会期末寸前に与野党党首の対決の場を設けることは、国会日程を決める側の与党側には「やりました」という既成事実をつくることができる。今年は4年ぶりに、東京都議選と衆院選が重なる年。野党には、選挙を前に総理と対決する見せ場づくりにもなる。約9年前、2012年11月の党首討論では、当時の野田佳彦首相が衆院を解散してもいいと安倍晋三自民党総裁に迫り、取材していた委員会室は議員もメディアも大騒ぎになったが、こんなふうに緊張感が漂ったケースは、あまり記憶にない。
ただ今回はセレモニーでは済まない。重大局面の場となる。新型コロナウイルス感染拡大が収束しない中、東京オリンピック(五輪)・パラリンピック開催へ進む菅首相には、感染症専門で新型コロナ対策分科会の尾身茂会長から「尾身の乱」と称されるような疑念の言葉が向けられる。昨秋の首相就任以前から「五輪はやるよ」と明言していた首相だが、コロナ禍という有事になぜ、どうやってやるのか、正面から答えないと、開催に不安を覚える国民はがっかりする。「安心、安全」を繰り返しても始まらないのだ。
ただでさえ「言葉力」に不安があり、国会でも質問と答えがかみ合わない菅首相。トップバッターの立憲民主党の枝野幸男代表は当然、政府のコロナ対応やオリンピック開催について切り込んでくる。国民の関心が高い話題がテーマになる以上、首相の答えに「なるほど感」が漂わなければ、史上最悪のセレモニーになりかねない。
今回の討論はコロナ対応のため、出席議員の数は従来より相当減る。閣僚や与野党議員が所狭しと陣取り、身内には拍手を送り、相手の党首にはヤジを飛ばすこれまでの風景が、一変する。ヤジで質疑が聞こえないこともなさそうだ。予算委員会なども違い、ある意味、シンプルな舞台設定で行われる菅首相VS野党党首。見応えある討論になるのか、それとも「やりました感満載」の最悪のセレモニーで終わるのか。すべては菅首相の言葉次第だ。

 
「すべては菅首相の言葉次第」なのだが、その菅義偉の言葉を的確に予想していた御仁がいた。
 
 
 この通りに進むのであればもはや菅義偉は完全に「不要」な存在になるだけではなく、「無用の長物」だろうと、オジサンは思う。
 
 

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