DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

あの試合から30年(ヘビー級:1995年3月26日)

2025年03月26日 05時45分55秒 | ボクシングネタ、その他雑談

今から30年前の今日にあたる1995年3月26日、米国インディアナ州で起こった出来事です。

30年前のこの日、日の出から間もない6時15分、約3年の服役を経て、元統一ヘビー級王者マイク タイソン(米)が、インディアナ州プレインフィールドの刑務所から仮釈放されました。

プロモーターのドン キング氏等に囲まれるようにして刑務所を後にしたタイソン。出所後、服役中にイスラム教徒となったタイソンが向かったのは、イスラム教の礼拝堂。しかし既にこの時点で、タイソンには既に夏ごろを目途にリング復帰戦が計画されていました。

(仮釈放され、礼拝堂に向かうタイソン(中央)。左手にはドン キング氏の姿も)/ Photo: The Guardian

4年近くのブランクがありながらもまだまだ商品価値が衰えていないタイソン。リング活動から遠ざかっていた間にそのバリューが上がった感さえあります。再起戦、そしてその後の試合の対戦相手候補に様々な選手の名前が挙がっていましたが、まずは復帰第一戦がいつ行われるかに焦点が絞られることになっています。

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セムジュ、浜松のリングで防衛に成功(日本ウェルター級)

2025年03月25日 05時23分50秒 | 日本ボクシング

一昨日23日・日曜日、アクトシティ浜松で行われた試合結果です。
日本ウェルター級戦:
王者セムジュ デビット(ウガンダ/中日)判定3対0(98-92x2、96-94)挑戦者シーサー 皆川(平仲)

*東京五輪に出場し、ちょうど一年前となる昨年3月から主戦場を日本の移しているセムジュ。前半戦は皆川のボクシングに戸惑う場面もありましたが、中盤以降はしっかりとペースを把握。昨年8月に獲得した王座の2度目の防衛戦に成功しています。 

下記はセムジュが主戦場としているウェルター級の、2025年3月25日現在の王者たちとなります。

WBA:エイマンタス スタニオニス(リトアニア/防衛回数1)
WBC:マリオ バリオス(米/2)
IBF:ジャロン エニス(米/3)
WBO:ブライアン ノーマン(米/0)
OPBF(東洋太平洋):佐々木 尽(八王子中屋/2)
WBOアジア太平洋:佐々木 尽(八王子中屋/5)
日本:セムジュ デビット(ウガンダ/中日/1)

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次戦はラスベガスで(スーパーバンタム級ほか)

2025年03月25日 05時08分50秒 | 世界ボクシング

5月4日、米国ネバダ州ラスベガスで予定される興行です。
4団体統一スーパーバンタム級戦:
王者井上 尚弥(大橋)
対 挑戦者ラモン カルディナス(米)

*向かうところ敵なし状態が続いている井上。26勝(14KO)1敗のカルディナスとの防衛戦が決定しました。新型コロナの影響もあり、井上が日本国外で試合を行うのは2021年6月以来とあります。

 

WBOフェザー級戦:
王者ラファエル エスピノサ
(メキシコ)対 挑戦者エドワード バスケス(米)

*井上が出場する興行には、185センチというフェザー級では超長身のエスピノサも登場。中堅バスケスを相手に3度目の防衛戦を行います。将来的には「エスピノサ対井上」もあるという事でしょうか!?

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岩田、予想外の王座転落(WBOライトフライ級)

2025年03月24日 05時37分56秒 | 世界ボクシング

今月13日、両国国技館で行われた試合結果です。
WBOライトフライ級戦:
挑戦者レネ サンティアゴ(プエルトリコ)判定3対0(118-110、117-111、116-112)王者岩田 翔吉(帝拳)

*昨年10月に、2度目の世界戦出場で念願のベルトを腰に巻くことに成功した岩田。元暫定王者サンティアゴを相手に行った初防衛戦で、思わぬ落とし穴が待っていました。

プエルトリカンのやや変則的なボクシングに戸惑いを見せた岩田。加えて自身の強引な攻めが空回りするという悪循環に陥ってしまいました。最後まで攻撃の手を緩めなかった岩田でしたが、結局はペースとポイントをサンティアゴに譲る形に。比較的安全パイと思われた選手を前に、まさかの判定負けを喫してしまい、僅か5ヵ月で王座から転落する事になりました。

新世界王者が誕生日したライトフライ級。下記は2025年3月24日現在の、同級の王者たちとなります。

WBA:エリック ロサ(ドミニカ/防衛回数0)
WBC:パヤン プラダブスリ(タイ/0)
IBF:矢吹 正道(Lush緑/0)
WBO:レネ サンティアゴ(プエルトリコ/0)
OPBF(東洋太平洋):タノムサク シムシー(タイ/2)
WBOアジア太平洋:尾崎 優日(大成/0)
日本
川満 俊輝(三迫/2)

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ウシクの次戦の相手は?、などなど(色々:03‐23‐25)

2025年03月23日 05時34分12秒 | 世界ボクシング

最近(2025年3月23日ごろ)のニュースです。

1)WBOは最重量級王者オレクサンデル ウシク(ウクライナ)と同暫定王者ジョセフ パーカー(ニュージーランド)に対し、同団体内での王座統一戦を行うよう指令を出しています。

あと2試合で現役からの引退すると公表したウシク。それらの試合を一体誰を相手に試合を行うのでしょうか。

2)ウシクとの対戦を熱望しているWBAレギュラー王者クブラト プーレフ(ブルガリア)。WBAからはファビオ ウォードリー(英)、そしてマイク ハンター(米)との防衛戦を順次行うよう指令されています。

3)WBCフライ級暫定王者ガラル ヤファイ(英)が5月3日、フランシスコ ロドリゲス(メキシコ)を相手に王座の防衛戦を行います。この試合の勝者は当然の如く、WBA王座を吸収した寺地 拳四郎(BMB)との対戦を目指していくことになります。

4)2019年7月に、あのマニー パッキャオ(比)に敗れて以来一試合しか行っていなかった元2団体統一ウェルター級王者キース サーマン(米)。今月12日、豪州のリングでブロック ジャービス(豪)に快勝し、3年1ヵ月ぶりの復帰戦を飾っています。今後はちょうど1年前に対戦が予定されていた前WBO王者ティム チュー(豪)との対戦を実現させたい意向です。

5)昨年10月に田中 恒成(畑名)からWBOスーパーフライ級王座を奪取したブメレレ カフ(南ア)。5月に元WBA王者アンドリュー モロニー(豪)を相手に初防衛戦を行う計画があるようです。

6)ようやくスーパーフェザー級のウェートに慣れてきた感のあるエマヌエル ナバレッテ(メキシコ)。次の防衛戦は5月10日、チャーリー スアレス(比)を相手に行うことになる見通しです。

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今週末の試合予定

2025年03月22日 05時24分50秒 | 世界ボクシング

2025年3月第四週末の主な試合予定です(2025年3月22日から28日まで)。

22日 土曜日
米国ネバダ州
2団体スーパーウェルター級戦:
WBC/WBO王者セバスチャン フンドラ(米)対 挑戦者ショーデール ブッカー(米)

 

23日 日曜日
アクトシティ浜松
日本ウェルター級戦:
王者セムジュ デビット(ウガンダ/中日)対 挑戦者シーサー 皆川(平仲)

 

24日 月曜日
後楽園ホール
OPBF(東洋太平洋)バンタム級戦(王座統一戦):
王者栗原 慶太(一力)対 暫定王者ケニス ヨベル(比)

 

25日 火曜日
後楽園ホール
日本フェザー級戦:
王者松本 圭佑(大橋)対 挑戦者大久 祐哉(金子)

フェザー級戦(10回戦):
清水 聡(大橋)対 阿部 麗也(KG大和)

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拳四郎、劇的な逆転勝利!(2団体フライ級)

2025年03月21日 05時31分08秒 | 世界ボクシング

今月13日、両国国技館で行われた試合結果です。
2団体フライ級戦(王座統一戦):
WBC王者寺地 拳四郎(BMB)TKO12回1分31秒 WBA王者ユーリ阿久井 政悟(倉敷守安)

*競った試合内容ながらも、常に試合をリードしていたのは阿久井。固いガードから丁寧な左ジャブと右ストレートで寺地を追い詰めていきます。しかし経験で勝る寺地は、最後の最後にしぶとさを見せつけて逆転に成功。最終回も半分を過ぎたところで、阿久井はレフィリーに救い出される形に。「少々ストップが早かったのでは?」という声も聞かれますが、阿久井の疲労とダメージが頂点に達していたこともまた事実。寺地が大激戦を制しWBA王座の吸収に成功。ライトフライ級に続いて、2階級で統一王者になるという偉業を達成しました。

WBOフライ級戦:
王者アンソニー オラスクアガ(米/帝拳)判定3対0(118-109、117-110、114-113)挑戦者京口 紘人(ワタナベ)

*日本を本拠地としている感のあるオラスクアガが、2階級制覇王京口の丁寧なボクシングに大苦戦。接近戦、距離を置く戦いなど、必死に流れを変えようとした王者が何とか防衛に成功。2人のジャッジは大差でオラスクアガの勝利を支持しましたが、実際はかなりの接戦した試合内容でした。

5試合続けて日本のリングに登場したことになったオラスクアガ。今後もその雄姿を見せてくれる可能性が高いでしょう。

 

今月末にもう一つの世界戦が日本国内で予定されているフライ級。その一戦を前に、2025年3月21日時点でのフライ級王者たちを確認しておきます。

WBA:寺地 拳四郎(BMB/防衛回数0)
WBC:寺地 拳四郎(BMB/1)
WBC(暫定):ガラル ヤファイ(英/0)
IBF
:アンヘル アヤラ(メキシコ/0)
WBO:アンソニー オラスクアガ(米/2)
OPBF(東洋太平洋):飯村 樹輝弥(角海老宝石/0)
WBOアジア太平洋:タナンチャイ チャルンパック(タイ/0)
日本:空位

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和毅、3階級制覇なるか(IBFフェザー級)

2025年03月21日 05時08分59秒 | 世界ボクシング

5月24日、大阪市住之江区インテックス大阪5号館で予定される試合です。
IBFフェザー級戦:
王者アンジェロ レオ(米)
対 挑戦者亀田 和毅(TMK)

*2008年11月にメキシコでプロデビューを果たして以降、WBOバンタム級、WBCスーパーバンタム級暫定王座を獲得してきた亀田家の三男坊和毅。しかし2019年7月に、レイ バルガス(メキシコ)とのWBCスーパーバンタム級内での王座統一戦に敗れて以来、レラト ドゥラミニ(南ア)に足元をすくわれるなど、世界トップ戦線から後退していました。

ドゥラミニとの再戦に勝利し、今回の挑戦機会を得た和毅。実力拮抗者と思われるレオ相手にどのようなボクシングを見せてくれるのでしょうか。

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バティルガジエフが生き残る(WBAスーパーフェザー級:暫定王座)

2025年03月20日 05時12分55秒 | 世界ボクシング

今月7日、ロシアで行われた試合結果です。
WBAスーパーフェザー級戦(暫定王座):
王者アルベルト バティルガジエフ(露)判定3対0(116-108、115-109、114-110)挑戦者ネリ ロメロ(亜)

*昨年7月に、暫定ながらもプロの世界ベルトを獲得している。東京五輪金メダリストのバティルガジエフ。WBAが指名した正規王者ラモント ローチ(米)との同団体内での王座統一戦は、ローチが一階級上のWBA王者ジャルボンテ デービス(米)への挑戦が決まったため一旦は延期に。金メダリストはランキング下位のロメロを相手に、WBAが定めた第2の王座の防衛戦を行うことになりました。

バティルガジエフにとり、比較的安全パイと思われていたロメロでしたが、3回にはその右でダウンを奪うなど大善戦。しかし中盤以降両者の実力差が表れ、最終的にはロシア人が無事に試合終了のゴングを聞くことに。耐久力に???が付いてしまった結果となりましたが、バティルガジエフが王座の防衛に成功しています。

 

暫定ながらも世界戦が決行されたスーパーフェザー級。2025年3月20日現在の同級の王者たちを確認しておきましょう。

WBA:ラモント ローチ(米/防衛回数1)
WBA(暫定):アルベルト バティルガジエフ(露/1)
WBC:オシャキー フォースター(米/0)
IBF:空位
WBO:エマヌエル ナバレッテ(メキシコ/3)
OPBF(東洋太平洋):波田 大和(帝拳/0)
WBOアジア太平洋:渡邊 海(ライオンズ/0)
日本:奈良井 翼(RK蒲田/1)

*「デービス対ローチ」の一戦が大接戦の末引き分けとなり、またデービスとローチが揃って再戦を希望。そのため、バティルガジエフがローチに挑む一戦はまたまた先延ばしになりそうです。

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石井、快勝で初防衛に成功(OPBFミニマム級)

2025年03月19日 05時17分34秒 | 世界ボクシング

今月11日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
OPBF(東洋太平洋)ミニマム級戦:
王者石井 武志(大橋)KO5回1分42秒 挑戦者伊佐 春輔(川崎新田

*初回から積極的に攻勢に出た挑戦者。9勝(7KO)1敗と、最軽量級としては破格のパンチ力を持つ石井は、落ち着いて伊佐の攻撃を対処します。余裕を持った試合運びでゲームを進めていく石井は5回、左アッパーから返しの右でダウンを奪うと、伊佐はカウント10以内に試合再開に臨む事が出来ず。石井が王者の貫禄を見せつけ、堂々と初防衛に成功しています。

下記は2025年3月19日現在の、最軽量級の王者たちとなります。

WBA:オスカル コラーゾ(プエルトリコ/防衛回数0)
WBC:メルビン ジェルサレム(比/1)
IBF:ペドロ タドゥラン(比/0)
WBO:オスカル コラーゾ(プエルトリコ/4)
OPBF(東洋太平洋):石井 武志(大橋/1)
WBOアジア太平洋:高田 勇仁(ライオンズ/0)
日本:松本 流星(帝拳/1)

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