松下が三谷をKO

高砂市総合体育館で行われた試合結果です。
OPBF（東洋太平洋）バンタム級戦：
王者/WBC9位ロリー 松下（カシミ）TKO12回2分9秒 挑戦者/日本王者/WBC6位三谷 将之（高砂）
フィリピンの輸入ボクサー松下が、敵地に乗り込み日本国内最強の三谷を撃退。試合終了の最終12回、松下は2度のダウンを奪っています。この一戦は、日本王者の三谷が東洋太平洋王者の松下に挑む形。しかし試合前の世界ランキングでは三谷が上。松下は王座防衛と共に、昨年のマルコム ツニャカオ（比）戦同様格上撃退成功となります。松下はこの勝利により、WBC王者長谷川 穂積（千里馬神戸）に急接近した事になります。
松下対サーシャ バクティン（協栄）戦、実現すればかなり面白い試合になると思います。

ライトフライ級10回戦：
日本同級10位戎岡 淳一（明石）判定2ー0（96ー94、96ー95、95ー95）元WBCミニマム級王者ホセ アントニオ アギーレ（メキシコ）
戎岡が殊勲の判定勝利で元世界王者を撃退。いくら力が落ちたとはいえ、前戦でIBF王座に挑戦したアギーレ。この勝利により戎岡の世界ランキング復帰は確実。まずは2度目の日本王座挑戦が目標か？