ゴロフキン強し。石田を一発KO

先週末3月30日、モナコで行われた試合結果です。
WBAミドル級戦（レギュラー王座）：
王者ゲネディー　ゴロフキン（カザフスタン）KO3回2分20秒　挑戦者石田　順裕（グリーンツダ）

＊この試合、石田云々ではなく、いかにゴロフキンが強く、そして現在どれだけ波に乗っているかが強調された試合のように思えました。11ヶ月前、ゴロフキンは淵上　誠（八王子中屋）と対戦し3秒早く対戦者をストップしています。その試合に比べ、カザフスタン人の勢いは大きく増しています。

今回の試合で驚かされたのはゴロフキンの踏み込みの鋭さ、そして石田の右ほうを腫らした左ジャブの的確さです。現在の両選手の力量差からして、石田がどのような戦法をとっても結果は同じだったでしょう。

石田を静めた右のロングフック。久しぶりにお見事な一発KOを見た思いです。

勝者は早くも次戦を予定。6月29日にマシュー　マックリン（英）との8度目の防衛戦を行います。敗れた石田。この試合に関していえば相手が悪かったのみ。ただ個人的には、石田がセルジオ　マルティネス（亜）とどのように対峙するかを見てみたいです。