先週末13日土曜日、米国ニューヨーク州で行われた試合結果です。
世界スーパーバンタム級王座統一戦:
WBA王者ギレルモ リゴンドー(キューバ)判定3対0(114-113、115-112、116-111)WBO王者ノニト ドネア(比)
*私(Corleone)の採点では118対111でリゴンドー。ドネアがダウンを奪った10回以外はキューバ人のものだと思いました。
12回を通しあのドネアの動きがぎこちなく見え、それに反してリゴンドーのバランスのよさが際立っていました。10回のダウンはクリンチの際、ドネアの右>プッシュ>そしてリゴンドーの足が揃ったところに左と、決してダメージング・プローではありません。逆にダウン後のキューバ人の冷静さにはまさに圧巻。
特に中盤戦、6回あたりから観衆が不満を漏らした気持ちは大いに理解できます。しかし個人的には、とても楽しめた一戦でした。
プロ12戦目(全勝8KO)で2冠王に輝いたリコンドー。今後はどのような路線が敷かれているのか大いに興味がそそられます。試合前の唯一の不安要素はプロでの大舞台での経験の少なさ。しかしこの選手にはそのようなマイナス要素は関係なかったようです。リゴンドーのボクシングはまさに、元4階級制覇王パーネル ウィテカー(米)の21世紀版と言って差し支えないでしょう。
デビュー2戦目以来の黒星を喫した比国人。見た目以上にドネアにとり、精神的に苦しい一戦ではなかったでしょうか。
世界スーパーバンタム級王座統一戦:
WBA王者ギレルモ リゴンドー(キューバ)判定3対0(114-113、115-112、116-111)WBO王者ノニト ドネア(比)
*私(Corleone)の採点では118対111でリゴンドー。ドネアがダウンを奪った10回以外はキューバ人のものだと思いました。
12回を通しあのドネアの動きがぎこちなく見え、それに反してリゴンドーのバランスのよさが際立っていました。10回のダウンはクリンチの際、ドネアの右>プッシュ>そしてリゴンドーの足が揃ったところに左と、決してダメージング・プローではありません。逆にダウン後のキューバ人の冷静さにはまさに圧巻。
特に中盤戦、6回あたりから観衆が不満を漏らした気持ちは大いに理解できます。しかし個人的には、とても楽しめた一戦でした。
プロ12戦目(全勝8KO)で2冠王に輝いたリコンドー。今後はどのような路線が敷かれているのか大いに興味がそそられます。試合前の唯一の不安要素はプロでの大舞台での経験の少なさ。しかしこの選手にはそのようなマイナス要素は関係なかったようです。リゴンドーのボクシングはまさに、元4階級制覇王パーネル ウィテカー(米)の21世紀版と言って差し支えないでしょう。
デビュー2戦目以来の黒星を喫した比国人。見た目以上にドネアにとり、精神的に苦しい一戦ではなかったでしょうか。