DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

日本関連色々(色々:03‐20‐19)

2019年03月20日 01時03分51秒 | 世界ボクシング
最近(2019年3月20日ごろ)のニュースです。

1)WBOライトフライ級王者アンヘル アコスタ(プエルトリコ)が今月30日、日本でもお馴染みの元WBC王者ガニガン ロペス(メキシコ)を相手に、保持する王座の3度目の防衛戦を行う予定です。試合を行いたくても中々対戦相手が見つからないアコスタ。それはそうでしょう。19勝して全ての試合をKO、またはTKOで終わらせている超強打や何ですから。

アコスタはこれまでに20戦行い、19度の白星を積み重ねてきました。唯一の敗北は2017年5月に現WBOフライ級王者田中 恒成(畑中)に喫したもの。田中は先日に行った田口 良一(ワタナベ)との一戦を含め13戦しか行っていませんが、非常に内容の濃いキャリアを積んでいますね。しかしこのアコスタにすら勝利を収めているんですから、凄いですよね田中って。

2)田口との激戦を制し、フライ級王座の初防衛に成功した田中。今後の路線が大いに気になるところですが、次の試合は普通の防衛戦になるようです。ちなみに現在のWBOフライ級1位にはアコスタの同胞ジョナサン ゴンザレスが、2位には元WBO/IBFミニマム級王者のフランシスコ ロドリゲス(メキシコ)がランクインしています。

3)暫定ながらもスーパーウェルター級王座を獲得し、日本王座の2階級制覇を達成していた渡部 あきのり(角海老宝石)。日本王座は返上し、来月14日に韓国に乗り込んで同級OPBF(東洋太平洋)王座保持者であるリー ジュンキュンに挑戦するようです。もし渡部が勝利した場合、日本王座同様OPBF王座でも2階級制覇達成となる渡部。偉業達成に期待が寄せられます。リーは1月に同王座に就いたばかりの選手ですが、その試合は6年ぶりに韓国で行われたOPBF戦でした。

4)リーは井上 岳志(ワールドスポーツ)が世界挑戦のために返上した王座の後釜争いに出場し、王座獲得に成功しています。井上が世界に初挑戦したのは1月26日、米国・テキサス州のリング。その日井上はWBOスーパーウェルター級王者ハイメ ムンギア(メキシコ)と対戦。強打者相手にフルラウンド戦い抜いた井上ですが、大差の判定負けを喫しています。

井上を退けたムンギアは来月13日、地元のリングで指名挑戦者デニス ホーガン(豪)の挑戦を受けることが決定しています。

5)ムンギア同様に日本人選手との対戦経験を持つホーガン。彼は2017年10月、野中 悠樹(井岡弘樹)と拳を交え、大差の判定勝利を収めています。この野中はホーガン戦の後に井上と対戦。12回、僅差の判定負けを喫してしまいました。しかし先月、ミドル級に上げOPBFとWBOアジア太平洋王者細川 チャーリー 忍(金子)を破り見事に復活。それと同時に2つの王座も獲得することに成功しています。

6)WBAスーパーフライ級王者カリ ヤファイ(英)が6月1日、米国・ニューヨーク州のリングに登場。指名挑戦者ノルベルト ヒメネス(ドミニカ)を相手に保持する王座の5度目の防衛戦を行います。このヤファイはご存知の通り2度、日本人挑戦者を退けています。
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