WBAフェザー級戦:
王者クリス ジョン(インドネシア)判定3ー0(116ー110、117ー111、116ー112)前統一王者ファン マヌエル マルケス(メキシコ)
ジョンの地元、インドネシアで行われた一戦。マルケスは9回、そして11回に減点。防衛に成功したジョンはこれで5度目の防衛に成功。
ジョンを誉めるべきか、マルケスを責めるべきか?それともマルケスの敗戦は「マネージャー」ナチョ ベリスタインの責任か?
まずはジョンを誉めるべきであろう。地元とはいえ、現役最強選手の一人と召されていたマルケスに競り勝ったのだから。踏んだり蹴ったりのマルケス。一年前のマニー パッキャオ(比)戦をキャンセル。その後試合に恵まれず、2団体王座をリング外で失う不始末。挙げ句の果てに安いギャラで望んだ敵地での王座再挑戦試合。結果は成長著しい若手王者の踏み台に。越本 隆志(FUKUOKA)のWBC挑戦は正解だった気がする。
意外に崩れそうで崩れないジョン。再来日、もしくは一時話が上がっていた本場アメリカのリングにいよいよ進出か?