今月7日、プエルトリコで行われた試合結果です。
IBFスーパーライト級戦:
挑戦者リチャードソン ヒッチキンス(米)判定2対1(116-112x2、111-117)王者リアム パロ(豪)
*IBF北米(USBAとは別のタイトル)を獲得後、IBFの指名挑戦者決定戦に勝利するなどして、一段ずつ世界に近づいてきたヒッチキンス。半年前に、同地で世界王座を奪取している南半球の強豪パロに挑戦する事になりました。
サウスポー(左構え)のパロが攻め、大柄な挑戦者が迎え撃つという構成が続いたこの一戦。手数では劣るものの、左ジャブとそれに伴う右のクリーンヒットを重ねていったヒッチキンスが判定勝利。一人のジャッジは豪州人の勝利を支持していましたが、ヒッチキンスが優位に試合を進めていたのは誰の目にも明らか。
チャレンジャースピリットに欠ける戦いではありましたが、ヒッチキンスが新たな王者になると同時に、全勝記録を19(7KO)に伸ばしています。
世界王座に変動があったスーパーライト級。下記は2024年12月19日現在の、同級の王者たちとなります。
WBA:ホセ バレンスエラ(米/防衛回数0)
WBC:デビン ヘイニー(米/0)
WBC(暫定):アルベルト プエジョ(ドミニカ/0)
IBF:リチャードソン ヒッチキンス(米/0)
WBO:テオフィモ ロペス(米/2)
OPBF(東洋太平洋):永田 大士(三迫/1)
WBOアジア太平洋:永田 大士(三迫/1)
日本:李 健太(帝拳/1)
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