最近(2008年7月22日ごろ)の試合観戦録です。
NABOヘビー級王座決定戦(2008年7月16日):
ジェームス トニー TKO3回終了 ハシム ラクマン(共に米)
突然の試合終了時までは両者ともに好コンディションを思わせる試合の立ち上がり。しかしラクマンが試合を放棄したためにあっけないく試合が終わってしまいました。
以下がラクマンの発した大まかなコメントです。
3回終了後のインターバル中:
「目が見えない。これ以上試合は行えない。」
そして試合終了後:
「俺はそんなこと(上記のコメント)は言っていない。この試合は無効試合であるべきで、俺のTKO負けにはならない。カリフォルニア州とグーセン・プロモーターにだまされた!!」
試合後5日が経過しています。しかし判定が無効試合になる可能性はまだあるでしょう。しかし一度出た結果です。このまま変更ナシを望んでいます。
この試合を見ていて気づいたんですが、ぶっちょりとはしていますが純粋なヘビー級ラクマンと比べ、トニーはさほど小さく見えませんでした。今後世界戦でのトニー対旧ソ連勢を是非見てみたいです。
WBAスーパーバンタム級挑戦者決定戦(2008年6月7日):
王者セレスティノ カバジェロ(パナマ)TKO12回開始 挑戦者ロレンソ パーラ(ベネズエラ)
約頭一つ分の身長差があった両雄による対戦。長身のカバジェロは鎌のような左右のフックを振り回すのみ。時折見せた妙なステップも見栄え悪し。体格をまったく生かしていません。遠距離から相手を突き放すジャブさえマスターすれば怖いものなしだと思うのですが。
あれだけの長身選手を目の辺りにすると、やはり威圧感を感じてしまうのでしょうか?パーラは試合を通じて逃げ腰。バランスを崩し3回スリップダウン。放つパンチも狙いは顔面のみ。カバジェロはガードの中を突き上げるようなアッパーを持たないだけに、接近してしまえば攻略法はあると思います。接近してからボディー、胸、肩を狙っていけば倒せるでしょう。
ストップはパーラの顔の腫れがひどいためのドクターストップ。ダメージによるものではありません。敗者にはもちろん、勝者にとっても褒められる内容ではなかった試合です。
IBFミドル級戦(1991年5月10日):
挑戦者ジェームス トニー TKO11回2分14秒 王者マイケル ナン(共に米)
若きトニーが終盤11回、起死回生の左フックで逆転KO勝ちを収めています。トニーにとり世界デビュー戦。ポイントでは劣勢でしたが、試合を通じてナチュラルなボディー・ワーク、ディフェンス力を披露。今日までの活躍もうなずけます。この試合からトニーは約90ポンド増量したことになります。現在でもヘビー級で堂々と世界の第一線で戦っているトニー。これもディフェンス能力の高さによるものではないでしょうか。
トニーは最近妙にお気に入りの選手のうちの一人です。
NABOヘビー級王座決定戦(2008年7月16日):
ジェームス トニー TKO3回終了 ハシム ラクマン(共に米)
突然の試合終了時までは両者ともに好コンディションを思わせる試合の立ち上がり。しかしラクマンが試合を放棄したためにあっけないく試合が終わってしまいました。
以下がラクマンの発した大まかなコメントです。
3回終了後のインターバル中:
「目が見えない。これ以上試合は行えない。」
そして試合終了後:
「俺はそんなこと(上記のコメント)は言っていない。この試合は無効試合であるべきで、俺のTKO負けにはならない。カリフォルニア州とグーセン・プロモーターにだまされた!!」
試合後5日が経過しています。しかし判定が無効試合になる可能性はまだあるでしょう。しかし一度出た結果です。このまま変更ナシを望んでいます。
この試合を見ていて気づいたんですが、ぶっちょりとはしていますが純粋なヘビー級ラクマンと比べ、トニーはさほど小さく見えませんでした。今後世界戦でのトニー対旧ソ連勢を是非見てみたいです。
WBAスーパーバンタム級挑戦者決定戦(2008年6月7日):
王者セレスティノ カバジェロ(パナマ)TKO12回開始 挑戦者ロレンソ パーラ(ベネズエラ)
約頭一つ分の身長差があった両雄による対戦。長身のカバジェロは鎌のような左右のフックを振り回すのみ。時折見せた妙なステップも見栄え悪し。体格をまったく生かしていません。遠距離から相手を突き放すジャブさえマスターすれば怖いものなしだと思うのですが。
あれだけの長身選手を目の辺りにすると、やはり威圧感を感じてしまうのでしょうか?パーラは試合を通じて逃げ腰。バランスを崩し3回スリップダウン。放つパンチも狙いは顔面のみ。カバジェロはガードの中を突き上げるようなアッパーを持たないだけに、接近してしまえば攻略法はあると思います。接近してからボディー、胸、肩を狙っていけば倒せるでしょう。
ストップはパーラの顔の腫れがひどいためのドクターストップ。ダメージによるものではありません。敗者にはもちろん、勝者にとっても褒められる内容ではなかった試合です。
IBFミドル級戦(1991年5月10日):
挑戦者ジェームス トニー TKO11回2分14秒 王者マイケル ナン(共に米)
若きトニーが終盤11回、起死回生の左フックで逆転KO勝ちを収めています。トニーにとり世界デビュー戦。ポイントでは劣勢でしたが、試合を通じてナチュラルなボディー・ワーク、ディフェンス力を披露。今日までの活躍もうなずけます。この試合からトニーは約90ポンド増量したことになります。現在でもヘビー級で堂々と世界の第一線で戦っているトニー。これもディフェンス能力の高さによるものではないでしょうか。
トニーは最近妙にお気に入りの選手のうちの一人です。