最近(2008年7月1日ごろ)の試合観戦録です。
WBAスーパーミドル級王座決定戦(2008年6月21日):
元王者ミッケル ケスラー(デンマーク)TKO12回2分 ディミトリ サーティソン(独)
結果的にはケスラーが実力差を見せつけて世界王座返り咲きに成功した形に。しかし特に試合前半はサーティソンの善戦も目につきました。スピード、破壊力抜群のケスラーの左ジャブ。これだけで多くの対戦者をさばくことは可能だと思います。しかし“ジャブだけ”だと右を被せられる可能性があります。実際に初回にはサーティソンのカウンターを貰いぐらつきました。2回の中盤以降、左フック、アッパー、そして右を混ぜ、サーティソンを突き放していきました。
気になったのがケスラーのスタンス、足幅です。安定感を増すというのには有効かもしれませんが、広すぎたように感じます。小回りが利く相手、例えばロナルド ライトなどと対戦すると、かき回される可能性が無くも無いように感じられました。昨年11月のカルザゲ戦。試合の終盤にジョーさんの機動力に屈したように見えました。
ケスラーはカルザゲの後継者筆頭と挙げて間違いはないでしょう。ただ、まだまだ伸びる可能性(試されていない部分)がある選手だと思います。
スーパーミドル級戦(2008年6月21日):
IBFミドル級王者アーサー アブラハム(独)TKO4回1分13秒 エディソン ミランダ(コロンビア)
アブラハムの気合い勝ちという印象を受けました。高いガードでミランダの強打を防ぎ、相手が休んでいるときに攻撃。攻防分離の嫌いはありますが、悪いスタイルではないと思います。ミドル級2冠王ケリー パブリックにも似通ったスタイルですね。
ミランダ、攻撃力は凄いですが打たれ脆さも中々のものです。
ちなみに両者の初戦、私(Corleone)の採点は114-114のイーブン。ここから5ポイント、ミランダから引かれることになります。
WBCスーパーウェルター級戦(1984年6月15日):
王者トーマス ハーンズ(米)TKO2回 挑戦者ロベルト デュラン(パナマ)
4半世紀前に行われた伝説のヒットマン、ハーンズのKO勝利。今日でも十分に通じる迫力満点のボクシングを展開しました。現WBOウェルター級王者ポール ウィリアムスにこの迫力が加われば...、鬼に金棒です。
WBAスーパーミドル級王座決定戦(2008年6月21日):
元王者ミッケル ケスラー(デンマーク)TKO12回2分 ディミトリ サーティソン(独)
結果的にはケスラーが実力差を見せつけて世界王座返り咲きに成功した形に。しかし特に試合前半はサーティソンの善戦も目につきました。スピード、破壊力抜群のケスラーの左ジャブ。これだけで多くの対戦者をさばくことは可能だと思います。しかし“ジャブだけ”だと右を被せられる可能性があります。実際に初回にはサーティソンのカウンターを貰いぐらつきました。2回の中盤以降、左フック、アッパー、そして右を混ぜ、サーティソンを突き放していきました。
気になったのがケスラーのスタンス、足幅です。安定感を増すというのには有効かもしれませんが、広すぎたように感じます。小回りが利く相手、例えばロナルド ライトなどと対戦すると、かき回される可能性が無くも無いように感じられました。昨年11月のカルザゲ戦。試合の終盤にジョーさんの機動力に屈したように見えました。
ケスラーはカルザゲの後継者筆頭と挙げて間違いはないでしょう。ただ、まだまだ伸びる可能性(試されていない部分)がある選手だと思います。
スーパーミドル級戦(2008年6月21日):
IBFミドル級王者アーサー アブラハム(独)TKO4回1分13秒 エディソン ミランダ(コロンビア)
アブラハムの気合い勝ちという印象を受けました。高いガードでミランダの強打を防ぎ、相手が休んでいるときに攻撃。攻防分離の嫌いはありますが、悪いスタイルではないと思います。ミドル級2冠王ケリー パブリックにも似通ったスタイルですね。
ミランダ、攻撃力は凄いですが打たれ脆さも中々のものです。
ちなみに両者の初戦、私(Corleone)の採点は114-114のイーブン。ここから5ポイント、ミランダから引かれることになります。
WBCスーパーウェルター級戦(1984年6月15日):
王者トーマス ハーンズ(米)TKO2回 挑戦者ロベルト デュラン(パナマ)
4半世紀前に行われた伝説のヒットマン、ハーンズのKO勝利。今日でも十分に通じる迫力満点のボクシングを展開しました。現WBOウェルター級王者ポール ウィリアムスにこの迫力が加われば...、鬼に金棒です。