色々（07‐11‐08）

最近（2008年7月11日ごろ）のニュースです。

1）ジョー　カルザゲ（ウェールズ）の次戦は9月20日、米国ニューヨーク州マジソンスクエアガーデンでロイ　ジョーンズ（米）との対決になる模様。
ライトヘビー級での無冠戦になるか、カルザゲのスーパーミドル級王座を賭けて戦うかは不明です。

2）WBOスーパーフェザー級王者アレックス　アーサー（英）の9月6日の防衛戦の相手は同国人ニッキー　クックに決定。

3）11月ではなく10月18日にヘビー級転向第一戦を予定しているデビット　ヘイ（英）。対戦者は何と前WBC王者のオレグ　マスカエフ（カザフスタン）。

4）11月8日に予定されているWBCライト級戦マニー　パッキャオ（比）対エドウィン　バレロ（帝拳/ベネズエラ）。開催地の候補として、米国テキサス州ヒューストンが上がっています。

5）今週土曜日にメキシコ・デビューを果たす亀田　興毅（亀田ジム？）の対戦者はマリノ　モンティエル（メキシコ）で落ち着いた模様です。現在27歳のモンティエルの戦績は30勝（16KO）12敗1引き分け。現在引き分けを挟んで5連敗中の選手です。スーパーフライ強の体重で試合に臨むことが多いようです。

ホルト、61秒で王座奪取

米国ネバダ州ラスベガスで行われた試合結果です。
WBOスーパーライト級戦：
挑戦者ケンドール　ホルト（米）KO初回61秒　王者リカルド　トーレス（コロンビア）

昨年9月以来の因縁の再戦。試合開始ゴング直後、トーレスが早期決着を目論み強打でホルトを襲撃。アッとう間に2度のダウンを奪いました。これで勝負があったかと思いきや、ホルトが大逆転の一撃を決めKO。世界王座奪取に成功しています。
両者による第3戦が行われれば、間違いなく注目を呼ぶ一戦になるでしょう。

よく「瞬きをする瞬間もない」という表現を耳にしますが、まさにこの試合がその表現にピッタリかと思います。

シュトルムが4度目の防衛

ドイツで行われた試合結果です。
WBAミドル級戦：
王者フェリックス　シュトルム（独）判定3-0（116-113、116-112、118-110）挑戦者ランディー　グリフィン（米）

昨年10月以来の両者による再戦。判定だけ見るとシュトルムの快勝のような印象を受けます。
私（Corleone）の採点では114-114のイーブン。118-110はグリフィンにとり厳しすぎると思います。
シュトルムの左ジャブを取るか、グリフィンの接近してからのコンビネーションを取るか。展開的にはアーサー　アブラハム対エディソン　ミランダⅡに類似していましたが、シュトルムにはアブラハムのような鉄壁のガード、タフネスはなく、グリフィンにはミランダの野性味十分な攻撃力は見られませんでした。
この一月の間にミドル級3王者が登場しましたが、序列ではシュトルムが間違いなく一番下に来るでしょう。シュトルム攻略型選手はタフな強打者。グリフィンが接近してからあともう一発でもパンチを出せたら違った結果になっていたかもしれません。
クレイジー　キム（ヨネクラ）がシュトルムと対戦しても、十分勝機はあると思います。

色々（07‐08‐08）

最近（2008年7月8日ごろ）のニュースです。

1）10月にジョン　ダディ（アイルランド）が世界挑戦する可能性アリ。標的はケリー　パブリック（米）ではなく、ダディの本来の階級より一つ下のIBF王者バーノ　フィリップス（米）。

2）WBOミニマム級王者ドニー　ニエテス（比）が初防衛戦を8月30日に予定しています。挑戦者は現在のところ未定。

3）9月20日にWBCライトフライ級王者エドガル　ソーサ（メキシコ）が地元で防衛戦を予定。挑戦者は決まっていません。

4）8月2日に地元フィリピンで防衛戦を予定しているOPBF（東洋太平洋）バンタム級王者ロリー　松下（カシミ）。挑戦者はタイのカオナー　クロンパチョン。

5）IBFスーパーミドル級王者ルシアン　ビューテ（カナダ/ルーマニア）が10月24日、地元カナダで指名挑戦者リブラード　アンドラーデ（メキシコ）を迎えて防衛戦を予定しています。

負傷判定ｘ２

後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本ライト級戦：
王者石井 一太郎（横浜光）負傷判定3-0（67-66、68-66、68-65）　挑戦者川瀬 昭二（松田）

高砂市総合体育館で行われた試合結果です。
バンタム級10回戦：
WBC13位三谷 将之（高砂）負傷判定3-0（58-57x3）WBA12位池原 信遂（大阪帝拳）

ガライ、3度目の正直

アルゼンチンで行われた試合結果です。
WBAライトヘビー級王座決定戦：
ウーゴ ガライ（亜）判定3ー0（118ー111、120ー108、118ー110）ユーリ　バラシヤン（ウクライナ）

南米の実力者ガライが、世界挑戦3度目で念願の王座奪取を遂げています。ガライはこれまでに敵地でWBO同級王者ゾルト エルデイ（ハンガリー）に2度挑戦。いずれも僅差判定負けを喫しています。
今月末に予定されているアンソニー マンディン（豪）対クレイジー キム（ヨネクラ）戦。この一戦の結果次第では、ガライが地球の反対側まで遠征してくるかもしれません。

今週末の試合予定

7月第1週末の試合予定です。

3日　木曜日
アルゼンチン
WBAライトヘビー級王座決定戦：
ユーリ　バラシヤン（ウクライナ）対　ウーゴ　ガライ（亜）


5日　土曜日
米国ネバダ州ラスベガス
WBOスーパーライト級戦：
王者リカルド　トーレス（コロンビア）対　挑戦者ケンドール　ホルト（米）

ドイツ
WBAミドル級戦：
王者フェリックス　シュトルム（独）対　挑戦者ランディー　グリフィン（米）

後楽園ホール
日本ライト級戦：
王者石井 一太郎（横浜光）対　挑戦者川瀬 昭二（松田）


6日　日曜日
高砂市総合体育館
バンタム級10回戦：
三谷 将之（高砂）対　池原 信遂（大阪帝拳）

色々（07‐04‐08）

最近（2008年アメリカ独立記念日（7月4日）ごろ）のニュースです。

1）IBFミニマム級王者に就いたばかりのラウル　ガルシア（メキシコ）が、8月30日に地元メキシコで初防衛戦を予定しています。挑戦者は3月に新井田　豊（横浜光）に挑戦したばかりのホセ　ルイス　バレラ（ベネズエラ）。

2）現在空位のWBCスーパーミドル級王座。現在のところ具体的な計画は立っていませんが、カール　フローチ（英）とジャーメーン　テーラー（米）の間でカルザゲの後継者争いが行われる模様です。

3）WBAフェザー級王者クリス　ジョン（インドネシア）が今月26日に地元インドネシアで10度目の防衛戦を予定しています。今回のジョンの挑戦者に指名されたのは、現在豪州を本拠地としているウガンダ人ジャクソン　アシカ。この防衛戦後、ジョンは日本で榎　洋之（角海老宝石）の挑戦を受けるという話があるそうです。

4）OPBF（東洋太平洋）ライトヘビー級王者クレイジー　キム（ヨネクラ）が今月30日に豪州で大一番に臨みます。同地で何とWBAスーパーミドル級王座を放棄したばかりのアンソニー　マンディン（豪）と対戦。

5）WBCライト級新王者マニー　パッキャオ（比）の初防衛戦が11月8日に米国内で予定されています。挑戦者候補にエドウィン　バレロ（ベネズエラ/帝拳）の名が挙がっています。

6）先日行われたWBCスーパーフェザー級暫定王座決定戦、ウンベルト・ソト（メキシコ）対　フランシスコ　ロレンソ（ドミニカ）は無効試合になっています。

7）シェーン　モズレー（米）対リカルド　マヨルガ（ニカラグア）戦が10月11日に予定されています。

横浜で3大世界戦

多くの方が既にご存知だと思いますが、9月15日にパシフィコ横浜で3大世界戦が行われることが発表されています。

WBAミニマム級戦：
王者新井田　豊（横浜光）対　指名挑戦者ローマン　ゴンサレス（ニカラグア）

WBCスーパーバンタム級暫定王座決定戦：
西岡利晃（帝拳）対　ナパポーン　ギャッティサックチョークチャイ（タイ）

WBAレギュラー　スーパーフライ級王座決定戦：
名城信男（六島）対　河野公平（ワタナベ）

3試合とも実力拮抗者同士の対戦。素晴らしい興行になることが期待されます。

黒木、宮田、辻

30日に後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本ミニマム級戦：
王者黒木健孝（ヤマグチ土浦）TKO6回1分46秒　挑戦者鈴木誠（野口）

28日にパナマで行われた試合結果です。
フェザー級10回戦：
世界ランカー　ロイネット　カバジェロ（パナマ）判定3－0（96-95、97-94、98-93） 宮田芳憲（角海老宝石）

1日に後楽園ホールで行われた試合結果です。
ミニマム級8回戦：
日本2位辻昌建（帝拳）判定2－0（58－57x2、58－58）日本4位八重樫東（大橋）

将来的にWBA王者新井田　豊（横浜光）に挑戦するのは誰になるのでしょうか？その前に新井田には9月に大きな試練が待っています。