細野、翁長、湯場

16日に後楽園ホールで行われた試合結果です。
OPBF（東洋太平洋）フェザー級戦：
王者細野 悟（大橋）KO3回59秒　挑戦者フェルナンド　オティク（比）

フライ級10回戦：
翁長 吾央（大橋）引き分け1ー1（97-95、95-97、96-96）リチャード　ガルシア（比）

19日に後楽園ホールで行われた試合結果です。
ミドル級8回戦：　
日本スーパーウェルター級7位湯場　忠志(都城レオ)　KO初回2分38秒　日本ミドル級5位中堀　智永(本多）

＊細野は圧勝で2度目の防衛に成功。翁長は格上食いならず。史上初の国内4階級制覇を目指す湯場。4階級どころでなく、5階級制覇も狙えるという印象をうえつけた試合内容だった様子です。

休刊へ

既にご存知方も多いかと思います。ボクシング専門雑誌「ボクシングワールド」が、今月を最後にしばらく休刊になるそうです。

休刊の理由は売上の伸びないことが原因だそうです。

ワールドボクシング誌に限らず、雑誌、新聞等のデジタル化（オンライン化）が進みすぎているように感じられます。
もちろん私（Corleone）も、多くの情報をオンラインで情報を入手する人間のひとりです。しかし、書籍、雑誌、新聞等から実際に手に取って手に入れる情報はオンラインにない重みを感じます。
ワールドボクシング誌の早期復刊を願っています。

＊ちなみにこのページのブックマークの一つ、ボクシングワールド誌のページ「Box-On」の活動が再開されています。

ワードが快勝

米国カリフォルニア州で行われた試合結果です。
NABF/NABOスーパーミドル級戦：
王者アンドレ　ワード（米）判定3ー0（119-109x2、116-112）挑戦者エディソン　ミランダ（コロンビア）

＊25歳の技師ワードが、ミランダの強打を空転させ大差判定勝利。アテネ五輪で米国に唯一の金メダルを持ち帰ったワード。戦績を19戦全勝12KOに伸ばしています。ここまで若干もたついていた感のワード。この勝利により、プロの頂上に急接近しつつあるようです。。

初防衛ｘ２

イタリアで行われた試合結果です。
WBCクルーザー級戦：
王者ジャコッベ　フラゴメニ（伊）引き分け（1-1：114-113、112-116、114-111）　挑戦者クリストフ　ウロダルチェク（ポーランド）

アルゼンチンで行われた試合結果です。
WBOクルーザー級戦：
王者ビクトル　ラミレス（亜）判定2ー1（116-112、115-113、113-115）挑戦者アリ　イスマイロフ（アゼルバイジャン）

＊クルーザー級の2王者が、苦しみながらもそれぞれ王座の初防衛に成功しています。

豚インフルエンザについて

最近噂の豚インフルエンザ。
アメリカ合衆国のCDC（米国疾病予防対策センター）等は、今回の新型インフルエンザは、従来の季節性のインフルエンザと比較して、危険性に差がないと判断しています。
日頃の健康に注意を払うのは、ボクサーはもちろん、一般の方にとり常識的なこと。今回の豚騒ぎが、これ以上ボクシング興行に悪影響を与えない事を強く望みます。

今週末の試合予定

2009年5月第3週末の試合予定です。

16日　土曜日
後楽園ホール
OPBF（東洋太平洋）フェザー級戦：
王者細野 悟（大橋）対　挑戦者フェルナンド　オティク（比）

フライ級10回戦：
翁長 吾央（大橋）対　リチャード　ガルシア（比）

イタリア
WBCクルーザー級戦：
王者ジャコッベ　フラゴメニ（伊）対　挑戦者クリストフ　ウロダルチェク（ポーランド）

アルゼンチン
WBOクルーザー級戦：
王者ビクトル　ラミレス（亜）対　挑戦者アリ　イスマイロフ（アゼルバイジャン）

米国カリフォルニア州
スーパーミドル級12回戦：
アテネ五輪金メダリスト　アンドレ　ワード（米）対　エディソン　ミランダ（コロンビア）

色々（05‐15‐09）

最近（2009年5月15日ごろ）のニュースです。

1）WBOミニマム級王者ドニー　ニエテス（比）と同暫定王者マヌエル　バルガス（メキシコ）が王座統一戦を行います。この一戦は8月22日、米国カリフォルニア州サンフランシスコで予定されています。

2）同興行では、WBOスーパーフライ級王者ホセ　ロペス（プエルトリコ）も防衛戦を予定しています。ロペスに挑戦するのはIBFフライ級王者ノニト　ドナイレ（比）。

3）WBOフライ級王者オマール　ナルバエス（亜）の16度目の防衛戦が決定。6月26日にメキシカン、オマー　ソトの挑戦を受けます。

4）日本ミニマム級王者金光　佑治（六島）が、硬膜下血腫のため現役引退を表明しています。

5）元3団体統一（WBA/WBO/IBF）ライト級王者ファン　ディアス（米）がヒューストン大学政治学の学士号を取得。ボクサーとしての現役を続けながら、将来的には法学部に進学したいという希望を持っているようです。

6）先週末9日土曜日に、ヘクター　カマチョ（プエルトリコ/親父さんの方）とヨリ　ボーイ　カンパス（メキシコ）が8回戦で対戦。結果は1ー1（78-74、75-77、76-76）の痛み分け。

＊そういえば今日5月15日は辰吉　丈一郎の誕生日ですね。

大毅が判定勝利

後楽園ホールで行われた試合結果です。
スーパーフライ級10回戦：
亀田　大毅（亀田）判定3ー0（99-94、98-94x2）WBAミニマム級13位ブンブン　東栄（比/一力）

＊亀田家次男の大毅が、サウスポーの実録者に判定勝利を収め再起4連勝を飾っています。今回は残念ながら流れてしまいましたが、次戦での日本人選手との対戦が是非実現してほしいものです。
大毅は戦績を14勝（10KO）1敗に伸ばしています。

長谷川、高山、粟生

7月14日に2次元、3大世界戦が決定しています。

神戸ワールド記念ホールで予定される2大世界戦です。
WBCバンタム級戦：
王者長谷川　穂積（真正）対　挑戦者ネストール　ロチャ（米）

WBAミニマム級戦：
王者ローマン　ゴンザレス（ニカラグア）対　挑戦者高山　勝成（真正）


JCBホールで予定される試合です。
WBCフェザー級戦：
王者粟生　隆寛（帝拳）対　挑戦者エリオ　ロハス（ドミニカ）


＊どの一戦も好試合が期待できそうです。

ドーソンがターバーを返り討ち

米国ネバダ州ラスベガスで行われた試合結果です。
IBFライトヘビー級戦：
王者チャド　ドーソン　判定3ー0（117-111x2、116-112）挑戦者アントニオ　ターバー（共に米）

＊昨年10月以来となる両者による再戦。今回も若きドーソン（26）が、ベテラン・ターバー（40）に判定勝利を収めています。10月か11月に次戦を予定しているドーソン。バーナード　ホプキンスや、ケリー　パブリック（共に米）との対戦を熱望しています。