DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

色々(01‐21‐11)

2011年01月21日 04時16分23秒 | 世界ボクシング
最近(2011年1月21日ごろ)のニュースです。

1)現在2連敗を喫している実力者アーサー アブラハム(独)。スーパー6の準決勝前に、無冠戦での肩慣らしを予定しています。アブラハムは2月12日、WBA王座決定戦に出場した経験を持つクロアチア人、スティファン ボジックと対戦します。

2)日本でもお馴染みのWBAスーパーフライ級王者ウーゴ カサレス(メキシコ)。王座を返上しバンタム級に転向、WBO王者オマール ナルバエス(亜)と4月に王座統一戦を行う、等の情報が流れています。

3)現地時間の明日22日にドイツで予定されていたIBFの2大世界戦は延期となっています。

4)3月12日、米国ネバダ州ラスベガスでWBOミニマム級正規王者ドニー ニエテス(比)対同暫定王者ラウル ガルシア(メキシコ)戦が決行されます。ガルシアはその試合を前に、今月27日、同国人のホセ フィゲロアと無冠戦を行います。

5)WBCクルーザー級王者クリストフ ウロダルチェク(ポーランド)が4月2日、地元ポーランドで2度目の防衛戦を予定しています。挑戦者は同級1位のフランシスコ パラシオス(プエルトリコ)。

6)現在のヘビー級第4の男と目されるのがライトヘビー級、クルーザー級王座を制覇しているトーマス アダメク(ポーランド)。ここ最近は米国の東海岸を拠点として戦っています。上記のクルーザー級戦の2週間後、2年半ぶりにポーランドのリングに登場する予定のアダメク。対戦者は現在までに決定していませんが、今秋にもウラジミール クリチコ(ウクライナ)の牙城に挑むという情報もあります。
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意見番(01‐20‐10)

2011年01月20日 04時02分02秒 | ボクシングネタ、その他雑談
2011年1月20日ごろの意見番です。

*腐敗した老舗2団体についてです。

WBAフェザー級:
現在、同階級には3人のWBA王者が君臨します。

スーパー王者クリス ジョン(インドネシア)
統一王者ユリオキス ガンボア(キューバ)
正規王者ジョナサン バロス(亜)

昨月師走頃、WBAはジョンとガンボアの早期王座統一戦を指令。今春辺りに両雄による対決が見られるのではと期待していました。しかしガンボアは3月26日、本来なら内山 高志(ワタナベ)とスーパーフェザー級王座統一戦を行う予定だったWBAスーパーフェザー級暫定王者ホルへ ソリス(メキシコ)とガンボアの持つ王座を賭け対戦します。カード的にはガンボア対ソリス戦は非常に面白いものになるでしょう。しかしWBAの団体としての強制力はいったいどこにいってしまったのでしょうか。

ちなみにバロス、昨年3月にガンボアに挑戦し、完敗を喫した選手です。バロスは来月18日、パナマでメキシカン マルコ ロペスを向かえ初防衛戦に臨みます。


WBCミドル級:
同団体にも長らく2人の世界王者が君臨。

正規王者セルジオ マルティネス(亜)
暫定王者セバスチャン ズビック(独)

WBCも両雄による王座統一戦を科していた筈でした。しかしこの度マルティネスが名誉王者に昇格し、ズビックからは暫定の2文字が消滅しています。マルティネスは3月12日、米国では無名のWBOスーパーウェルター級王者セルゲイ ジンジラク(ウクライナ)との防衛戦が予定されています。マルティネス対ズビック戦決行は、WBCの団体としての価値を上げるものだった筈。今回のミドル級の処置には大変失望しています。
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バンタム級(01‐19‐11)

2011年01月19日 04時00分48秒 | ボクシングネタ、その他雑談
2011年1月19日現在のバンタム級王者たちです。

WBAスーパー:アンセルモ モレノ(パナマ/防衛回数7)
WBA:亀田 興毅(亀田/0)
WBC:フェルナンド モンティエル(メキシコ/1)
IBF:ジョセフ アグベコ(ガーナ/0)
WBO:モンティエル(2)
OPBF(東洋太平洋):マルコム ツニャカオ(真正/比/2)
日本:山中 慎介(帝拳/0)

こちらは前回、2010年2月22日現在のバンタム級王者たちです。

WBA:アンセルモ モレノ(パナマ)
WBA暫定:ネオマール セルメニョ(ベネズエラ)
WBC:長谷川 穂積(真正)
IBF:ヨニー ペレス(コロンビア)
WBO:フェルナンド モンティエル(メキシコ)
WBO暫定:エリック モーレル(プエルトリコ)
OPBF(東洋太平洋):マルコム ツニャカオ(真正/比)
日本:空位

そして前々回の(2008年8月20日)のバンタム級王者たちです。

WBA:アンセルモ モレノ(パナマ)
WBC:長谷川 穂積(真正)
IBF:ジョセフ アグベコ(ガーナ)
WBO:ジェリー ぺニャロサ(比)
OPBF(東洋太平洋):ロリー 松下(カシミ/比)
日本:大場 浩平(大一スペースK)

*昨年4月、長谷川王朝が終焉をつげ加速的に魅力的階級にアップしている黄金のバンタム。2月19日に予定されるモンティエル対ノニト ドナイレ(比)戦に続き、4月23日にはスーパー4の第2ラウンドが予定されています。

2月の一戦はバンタム級に限らず、ボクシング界にとっての大一番。ドナイレ有利の予想が出ていますが、個人的にはモンティエルに頑張って貰いたいです。4月のトーナメントのカードは、アグベコ(ガーナ)対IBO王者のアブネル マレス(メキシコ)。そしてビック ダルチニアン(豪)対ヨニー ペレス(コロンビア)。この4選手は、どのような対戦カードになっても接戦になるでしょう。

影の薄い安定王者モレノは2月18日に防衛戦を予定しています。挑戦者は日本でもお馴染みのロレンソ パーラ(ベネズエラ)。パーラの善戦を許しながらも、王者が確実な勝利を収めるのではないでしょうか。今後、バンタム級の王者として試されるのが亀田長兄。ランキング上位選手達と定期的に防衛戦を行っていって貰いたいものです。ツニャカオが来月5日、中広 大悟(広島三栄)との防衛戦に臨みますが、その試合の勝者、または今週末行われるWBAの暫定王座決定戦の勝者との試合など、実現すれば面白いものになるでしょう。

忘れてはならないのが日本王座戦、山中対岩佐 亮佑(セレス)。今年のチャンピオン・カーニバルきっての好試合は3月5日に予定されています。

世界戦から日本王座戦まで、すべてのタイトルで好カードが予定されているのも珍しいのではないでしょうか。

上記の選手総てを破りうる実力を持っているアレクサンダー バクティン(露)。最後の試合登場から1年が経とうとしています。
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一翔の世界戦が正式に決定

2011年01月18日 05時04分40秒 | 日本ボクシング
2月11日、神戸ワールド記念ホールで行われる試合予定です。

WBCミニマム級戦:
王者オーレードン シッサマーチャイ(タイ)対 挑戦者井岡 一翔(井岡)

*この試合の注目はただ一つ。一翔がプロ7戦目で世界奪取なるかどうかということ。王者オーレードンはこれまで、苦戦を重ねながらも6連続防衛に成功してきた選手。世界戦の数だけでも、一翔のプロ全戦績を上回っています。相手にとって不足なし。

この試合、一翔にとり初の大阪外での試合となります。
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坂田、引退を表明

2011年01月17日 04時42分13秒 | 日本ボクシング
先週13日、元WBAフライ級王者坂田 健史(協栄)が現役からの引退を表明しています。

努力のボクサー坂田は、まず4月から大学に進学し今後の進路を模索していきます。協栄ジムの金平会長は、「ジムを坂田に譲る考えもある」、そうです。

4度目の世界挑戦で念願の世界王座を獲得した坂田。その王座は4連続防衛に成功しています。同時代に、亀田兄弟(亀田)や内藤 大助(宮田)などスター選手が存在。少し地味な存在に甘んじていました。しかし謙虚な性格、ひた向きなボクシングスタイルに共感をおぼえたファンも多数いたことでしょう。通算戦績は36勝(17KO)6敗2引き分け。お疲れ様でした。
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荒川、太田、湯場

2011年01月16日 20時43分14秒 | 日本ボクシング
先週末8日土曜日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本ライト級戦:
王者荒川 仁人(八王子中屋)TKO8回55秒 挑戦者中森 宏(平仲BS)

OPBF(東洋太平洋)/日本スーパーウェルター級戦:
王者チャーリー 太田(八王子中屋)TKO6回1分6秒 挑戦者丸元 大成(グリーンツダ)

日本スーパーウェルター級挑戦者決定戦:
湯場 忠志(都城レオ)判定3対0(79-75、77-75x2)細川 貴之(六島)

*2011年日本チャンピオンカーニバルの開幕戦。荒川がダウンを喫した以外は、どの試合も順当な結果となっています。荒川は2度目、太田は日本王座の2度目、そしてOPBF王座の3度目の防衛に成功しています。
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今週末の試合予定

2011年01月15日 02時39分02秒 | 世界ボクシング
2011年1月第3週末の試合予定です。

21日 金曜日
アルゼンチン
無冠戦10回戦:
WBAライトフライ級王者ファン カルロス レベコ 対 ミゲル テレス(共に亜) 

*この試合以外、日本国内、海外とも主だった興業は予定されていません。
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色々(01‐14‐11)

2011年01月14日 05時05分10秒 | 世界ボクシング
最近(2011年1月14日ごろ)のニュースです。

1)WBCはライトヘビー級王者のジャン パスカル(カナダ/ハイチ)に対し、バーナード ホプキンス(米)との即再戦を指令。その後、前王者チャド ドーソン(米)との再戦を義務付けています。

2)現在空位のIBFスーパーライト級王座決定戦が3月5日、米国ニュージャージー州で行われる予定です。この試合に出場するのはカイザー マブザ(南ア)とザブ ジュダー(米)。

3)一時は井岡 一翔(井岡)の標的No1に上がっていたヒルベルト ケブバース(メキシコ)。2月5日、同国人で元WBCミニマム級王者のホセ アントニオ アギーレ(メキシコ)と初防衛戦を行います。ここ4戦、すべての試合で敗北を喫しているアギーレ。2008年10月から試合を行っていません。この試合が世界戦として認めてはならないでしょう。

4)WBCヘビー級王者ビタリ クリチコ(ウクライナ)が3月19日、6度目の防衛戦をドイツで行います。今回ビタリに挑戦するのは、キューバ出身の指名挑戦者オドラニエル ソリス。

5)今月6日、WBCフライ級王者ポンサックレック ウォンジョンカム(タイ)が無冠戦に出場。インドネシアのヘリ プルノモに4回TKO勝利を収めています。

6)バンタム級トーナメント「スーパー4」の第2回戦は4月23日に予定されています。ここでは第1回戦の勝者組IBF王者ジョセフ アグベコ(ガーナ)とIBO王者アブネル マレス(メキシコ)、敗者組ビック ダルチニアン(豪)とヨニー ペレス(コロンビア)がそれぞれ対戦します。
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スーパーフライ級(01‐13‐11)

2011年01月13日 07時19分14秒 | ボクシングネタ、その他雑談
2011年1月13日現在のスーパーフライ級王者たちです。

WBA:ウーゴ カサレス(メキシコ/防衛回数3)
WBA暫定:ドリアン フランシスコ(比/0)
WBC:トーマス ロハス(メキシコ/0)
IBF:クリスチャン ミハレス(メキシコ/0)
WBO:オマール ナルバエス(亜/0)
OPBF(東洋太平洋):粉川 拓也(宮田/0)
日本:佐藤 洋太(協栄/2)


こちらは前回、2010年1月27日現在のスーパーフライ級王者たちです。

WBA:ビック ダルチニアン(豪)
WBA正規:名城 信男(六島)
WBA暫定:ノニト ドナイレ(比)
WBC:ダルチニアン
IBF:シンピウェ ノンクアイ(南ア)
WBO:空位
OPBF(東洋太平洋):河野 公平(ワタナベ)
日本:中広 大悟(広島三栄)


そして前々回の(2008年8月19日)スーパーフライ級王者たちです。

WBA:クリスチャン ミハレス(メキシコ)
WBA暫定:ラファエル コンセプション(パナマ)
WBC:ミハレス
IBF:ビック ダルチニアン(豪)
WBO:フェルナンド モンティエル(メキシコ)
OPBF(東洋太平洋):冨山 浩之介(ワタナベ)
日本:河野 公平(ワタナベ)

*モンティエル、ダルチニアンに続きドナイレもバンタム級に転向。ナルバエス、カサレスは共に下の階級から転向してきた2階級制覇王者達。ミハレスもバンタム級での2階級制覇に失敗しての出戻り。ロハスも同級の元暫定王者です。実力を備えた世界王者達が揃っていますが、飛びぬけた存在がいないのも事実。王者の顔ぶれには新鮮味がなく、何となく戦国時代に突入の感があります。王者の中での注目株はフランシスコ。私にとりまだ見ぬ強豪ですが、かなりの実力者という評判です。

日本国内ではここ数年、名城と河野が同級を牽引してきました。ここに佐藤が参入し、勢いだけなら確実に前者2人の上を行っています。フランシスコ同様、楽しみな存在です。

王者たちの中で試合が決まっているのはロハスとナルバエス。ロハスは昨年9月に引き続いて、日本のリングに登場。2月5日、大阪で名城の挑戦を受けます。ナルバエスはその一週間後、地元でメキシカンのビクトル サラテを相手に初防衛戦に臨みます。ロハスに敗れた河野は佐藤と今春対戦予定。その試合の勝者が世界挑戦にこぎつけることでしょう。

亀田家次兄の大毅(亀田)はすでにフライ級王座を返上し、同級の1位に位置しています。今年の終わり辺りから世界王者たちを脅かす存在になっているかもしれません。
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シュメノフ、代役に圧勝

2011年01月12日 23時22分40秒 | 世界ボクシング
先週末土曜日、カザフスタンで行われた試合結果です。
WBAライトヘビー級戦:
王者ベイビュート シュメノフ(カザフスタン)KO6回 挑戦者ウィリアム ジョッピー(米)

*当初、WBO王者ユルゲン ブラーマー(独)との王座統一戦を予定していたシュメノフ。その試合はブラーマーが現地入り直後に急病にかかり中止となっています。

代わってシュメノフは、統一戦の前座試合に出場予定だった元WBAミドル級王者ジョッピーとの防衛戦に臨んでいます。シュメノフは代役といえども、中々のパフォーマンスを見せた模様。ちょうど1年前に獲得した王座の2度目の防衛に成功しています。
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