DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

意見番(2010年/日本国内編)

2011年01月11日 03時59分37秒 | ボクシングネタ、その他雑談
昨年2010年に活躍した選手を選出しています。今回は日本国内編。

前WBAフライ級王者亀田 大毅(亀田):
*2月に念願の世界王座を獲得。その後無冠戦を含め2度の王座防衛に成功しています。昨年の戦績はKO勝利がゼロながらも、強豪相手に4連勝を飾っています。常々言われていた減量苦の為、保持していた王座は既に返上済み。3月辺りに転向第1戦を予定しています。


日本スーパーフライ級王者佐藤 洋太(協栄):
*前評判が高かった翁長 吾央(大橋)を下し暫定王座獲得。実力者中広 大悟(広島三栄)に快勝し正規王座に昇格。そして最後は新鋭福本 雄基(三谷大和スポーツ)に実力差を見せつけて王座の防衛に成功。昨年、日本王者として一番成長した選手ではないでしょうか。


OPBF(東洋太平洋)バンタム級王者マルコム ツニャカオ(真正/比):
*2月に敵地韓国に乗り込み、同王座の返り咲きに成功。7月に世界ランカーの大場 浩平(大一スペースK)を僅差の判定で退け初防衛に成功。11月には技師本田 秀伸(グリーンツダ)に圧勝し第2の故郷日本で世界2階級制覇に向け大きく前進した年でした。2月には大阪で、上記の中広との防衛戦に臨みます。


日本スーパーライト級王者亀海 喜寛(帝拳)
*昨年このリストに登場した小野寺 洋介山(オサム)に圧倒的な能力差を見せつけて勝利。日本王座を獲得しています。その試合を含め3度の試合を行った亀海。すべての試合を規定ランド内で終わらせています。その中には元WBAライト級王者ホセ アルファロ(ニカラグア)まで含まれています。同階級の日本のレベルから飛びぬけた存在の選手です。今年は世界との距離をどれだけ縮められるかに焦点が集まります。


日本/OPBFスーパーウェルター級王者チャールズ 太田(八王子中屋)
*昨年のチャンピオン・カーニバルで、大逆転のTKO勝利の末一気に2冠王の座に輝いた太田。その後OPBF、日本王座のそれぞれの指名挑戦者を退け防衛記録を伸ばすとともに、スーパーフライ級の佐藤同様、実力+安定度を急激に増しています。今年もどこまで伸びていくか、楽しみな選手です。


個人的(Corleone)な好みで国内の活躍した選手を選ばせていただきました。順番は例外編、海外編同様、軽い階級からとなっています。長谷川、粟生、李、亀田長兄等世界王者、亀田末弟など結構候補はいましたが、上記の5選手を選出しました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大毅、フライ級王座を正式に返上

2011年01月10日 03時40分26秒 | ボクシングネタ、その他雑談
昨年末、僅差の判定でWBAフライ級王座の2度目の防衛に成功した亀田 大毅(亀田)。

今年の元旦付けで王座を返上。すでにWBAには受理され、同団体の最新ランキングではスーパーフライ級の1位にランクイン。

3月あたりに転向第一戦を予定している次兄。上の階級でかつての勢いを取り戻せることができるか。2階級制覇云々はその辺りが鍵になるのではないでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

意見番(2010年/海外編)

2011年01月09日 23時20分34秒 | ボクシングネタ、その他雑談
今回は今年2010年に活躍した選手、海外編5名になります。

WBOフェザー級王者ファン マヌエル ロペス(プエルトリコ):
*2階級制覇を達成し、出場した3試合にすべてKO(TKO)勝利。マルケス弟を筆頭に、スティーブン ルエバノ(米)、バーナーべ コンセプシオン(比)と対戦者の質も高いものがありました。4月に防衛戦を予定していますが、今夏にはユリオキス ガンボア(キューバ)との大一番も噂されています。


WBCライト級王者ウンベルト ソト(メキシコ):
*地味ながらも、誰しもが認める実力者ソト。昨年は自身の階級制覇を果たした試合を含め4試合に登場。すべて判定勝利ながらも、着実にライト級王座の基盤を固めました。ソトには5月に、先月激闘を演じたウルバーノ アンティロン(米)との再戦が準備されています。


WBA/WBOライト級王者ファン マヌエル マルケス(メキシコ):
*7月にファン ディアス(米)、11月にマイケル カツディス(豪)との激戦を勝ち抜き、防衛記録を順調に伸ばしています。この2試合を見ると、年齢による衰えはないもののライト級での体格的ハンディがあるように感じました。マルケスの今年の第一戦目は4月9日、米国ネバダ州ラスベガスで予定されています。対戦するのは同じくグレート・メキシカン、エリック モラレス。


WBCミドル級王者セルジオ マルティネス(亜):
*4月にケリー パブリック(米)を判定で破り2階級制覇を達成。11月には宿敵ポール ウィリアムス(米)をワンパンチでKO。マルケス同様2試合のみに登場でしたが、非常に評価を高めた1年でした。マルティネスの次戦は3月12日、米国ニュージャージー州で行われます。保持するミドル級王座を賭け、WBOスーパーウェルター級王者セルゲイ ジンジラク(ウクライナ)の挑戦を受けます。


WBOクルーザー級王者マルコ フック(独):
*師走のデニス レベデフ(露)との5度目の防衛戦では、辛くも逃げ切った形のフック。昨年は4度の防衛に成功しています。レベデフ戦以外の3試合では、実力を備えた米国人挑戦者を3連続KOで破っています。


あくまで私的独断と偏見による選出です。しかし5選手とも順当な線だとは思います。順番は下の階級からとなっています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今週末の試合予定

2011年01月08日 01時40分38秒 | 世界ボクシング
2011年1月第2週末の試合予定です。

8日 土曜日
後楽園ホール
日本ライト級戦:
王者荒川 仁人(八王子中屋)対 挑戦者中森 宏(平仲BS)

OPBF(東洋太平洋)/日本スーパーウェルター級戦:
王者チャーリー 太田(八王子中屋)対 挑戦者丸元 大成(グリーンツダ)

日本スーパーウェルター級挑戦者決定戦:
湯場 忠志(都城レオ)対 細川 貴之(六島)

カザフスタン
WBAライトヘビー級戦:
王者ベイビュート シュメノフ(カザフスタン)対 挑戦者ウィリアム ジョッピー(米)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

色々(01‐07‐11)

2011年01月07日 04時04分05秒 | 世界ボクシング
最近(2011年1月7日ごろ)のニュースです。

1)現地時間の明日8日に予定されていたライトヘビー級王座統一戦、WBA王者ベイビュート シュメノフ(カザフスタン)対WBOユルゲン ブラーマー(独)。ブラーマーが現地入り直後に急病にかかり、この試合はキャンセルとなっています。ブラーマーはすでに治療のためドイツの病院に運ばれています。

2)どうやらウラジミール クリチコ(ウクライナ)は、保持するIBF/WBOヘビー級王座の防衛戦を4月30日ドイツで行うようです。ウラジに挑戦するのは先月対戦予定だった英国人デリック チソーラ。ウラジがこの試合に勝利した場合、7月にもWBA王者デビット ヘイ(英)との王座統一戦が予定されています。

3)WBA/WBOライト級王者ファン マヌエル マルケス(メキシコ)が4月9日、エリック モラレス(メキシコ)の挑戦を受けるようです。勝手な想像ですが、この試合には空位になるであろうと予想されるWBCスーパーライト級王座が賭けられるような気がします。

4)3月12日、米国ニュージャージー州で2度目の防衛戦を予定しているWBCミドル級王者のセルジオ マルティネス(亜)。予想されていた暫定王者セバスチャン ズビック(独)との王座統一戦ではなく、WBOスーパーウェルター級王者セルゲイ ジンジラク(ウクライナ)の挑戦を受けるようです。

5)マルティネスの対抗王者で、WBAのスーパー王者に君臨するフェリックス シュトルム(独)。2月19日に予定している9度目の防衛戦の相手はトーマス ハーンズ(米)の実子ロナルド。

6)IBFクルーザー級王者スティーブ カニンガム(米)が今月22日、ドイツのリングで初防衛戦に臨みます。挑戦者はドイツを主戦場とするセルビア人エナド リチーナ。

7)昨年5月、長らく保持していたWBOフライ級王座に続き、同団体のスーパーフライ級王座を獲得したオマール ナルバエス(亜)。来月12日、メキシコのヘスス ルイスを相手に初防衛戦を行います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

意見番(2010年/例外編)

2011年01月06日 04時18分11秒 | ボクシングネタ、その他雑談
今年もその前年に活躍した選手を、海外・日本それぞれ5名ずつ選出してみます。

そのまえに例外編から。この例外編では、誰もが選出する選手を海外、日本国内からそれぞれ2名ずつ選出しました。

まずは海外から。
WBOウェルター級、WBCスーパーウェルター級王者マニー パッキャオ(比):
*ウェルター級王座の初防衛戦で、指名挑戦者のジョシュア クロッティー(ガーナ)に完封勝利。自身6階級目の王座となるスーパーウェルター級王座決定戦では、強豪中の強豪アントニオ マルガリート(メキシコ)にこれも完封劇で勝利を収めています。

パッキャオの次戦は5月7日、米国ネバダ州で。シェーン モズレー(米)を相手にWBOウェルター級王座の防衛戦に臨みます。


IBF/WBOヘビー級王者ウラジミール クリチコ(ウクライナ):
*昨年は2度の防衛戦を消化。WBOの指名挑戦者エディー チェンバース(米)、IBFの指名挑戦者サミュエル ピーター(ナイジェリア)にそれぞれ圧倒的な力量差を見せつけてのKO勝利を収めています。

今夏にもWBA王者デビット ヘイ(英)との究極の一戦が予定されているウラジ。その勝利により、ヘビー級史上に残る真の実力者の称号を手に入れることが出来るのでしょうか。



そして日本国内の代表選手は次の2人になります。
WBCスーパーバンタム級王者西岡 利晃(帝拳):
*2度の防衛に成功した2010年の年間最優秀選手西岡。特に10月のレンドール ムンロー(英)戦は素晴らしい試合でした。6度目の防衛戦は3月か4月になる予定です。


WBAスーパーフェザー級王者内山 高志(ワタナベ):
*1年前の王座獲得を含めた3度の試合のすべてをKO(TKO)勝利で収めた内山。今年は安定政権の2年目になります。まずは日本王者三浦 隆司(横浜光)の挑戦を今月末に受けることが決定しています。


この4名の選出には異議はないでしょう。順番は、例年通り、下の階級からとなっています。

皆さん、よい御年を。
Corleone
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2011年日本チャンピオン・カーニバル

2011年01月05日 04時13分31秒 | 日本ボクシング
今年2011年の日本チャンピオン・カーニバルの対戦カードは次のようになります。
今回で第32回目を迎えるカーニバル。例年通り好カードが目白押しです。

ミニマム級(4月2日 後楽園ホール):
王者八重樫 東(大橋)対 挑戦者田中 教仁(ドリーム)

ライトフライ級(3月22日 後楽園ホール):
王座決定戦
家住 勝彦(レイスポーツ)対 黒田 雅之(新田)

フライ級(2月5日 後楽園ホール):
王座決定戦
五十嵐 俊幸(帝拳)対 小林タカヤス(川島)

スーパーフライ級:
王者佐藤 洋太(協栄)対 挑戦者河野 公平(ワタナベ)

バンタム級(3月5日 後楽園ホール):
王者山中 慎介(帝拳)対 挑戦者岩佐 亮佑(セレス小林)

スーパーバンタム級(3月14日 後楽園ホール):
暫定王座決定戦
瀬藤 幹人(協栄)対玉越 強平(千里馬神戸)

フェザー級(2月3日 後楽園ホール):
王者細野 悟(大橋)対 挑戦者木原 和正(ウォズ)

スーパーフェザー級(1月31日 有明コロシアム):
王座決定戦:
福原 力也(ワタナベ)対 岡田 誠一(大橋)

ライト級(今週土曜日1月8日 後楽園ホール):
王者荒川 仁人(八王子中屋)対 挑戦者中森 宏(平仲BS)

スーパーライト級(2月5日 後楽園ホール):
王者亀海 喜寛(帝拳)対 挑戦者長瀬 慎弥(フラッシュ赤羽)

ウェルター級(4月11日 後楽園ホール):
王者井上 庸(ヤマグチ土浦)対 挑戦者渡部あきのり(協栄)

スーパーウェルター級(今週土曜日1月8日 後楽園ホール):
王者チャーリー 太田(八王子中屋)対 挑戦者丸元 大成(グリーンツダ)

ミドル級(2月14日 後楽園ホール):
王者渕上 誠(八王子中屋)対 挑戦者氏家 福太郎(新日本木村)

*これまでに決定しているすべての試合が、後楽園ホールで行われる予定になっています。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西岡が初MVP

2011年01月04日 05時50分16秒 | 日本ボクシング
2010年の年間表彰選考会が行われました。各賞受賞は次のようになっています。

最優秀選手:
WBCスーパーバンタム級王者西岡 利晃(帝拳)

技能賞:
WBCフェザー級王者長谷川 穂積(真正)

殊勲賞:
WBAスーパーフェザー級王者内山高志(ワタナベ)

敢闘賞:
WBAバンタム級王者亀田 興毅(亀田)、WBCスーパーフェザー級王者粟生 隆寛(帝拳)

努力賞:
WBAスーパーバンタム級王者李 冽理(横浜光)

KO賞:
内山

新鋭賞:
日本スーパーライト級王者亀海 喜寛(帝拳)、OPBF(東洋太平洋)ライトフライ級王者宮崎 亮(井岡)

年間最高試合:
WBCバンタム級戦:長谷川 対 フェルナンド モンティエル(メキシコ)

アマ最優秀選手賞:
須佐 勝明(自衛隊体育学校)

女子部門:
WBCライトフライ級王者富樫直美(ワタナベ)
 
*個人的意見として、内山と西岡が逆。興毅ではなく次兄大毅を選出。そしてスーパーウェルター級の日本、OPBFの2冠王チャールズ 太田も何らかの賞が与えられれば、という感想です。
そして試合としては事実上の王座統一戦より、西岡対レンドール ムンロー戦のほうがいい試合だったと思います。

敢闘賞、新鋭賞にそれぞれ2選手が選出されていますが、各賞とも1名に絞るべきではないでしょうか。何となく老舗団体の王座乱発を連想してしまいます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

亀田x3

2011年01月03日 06時42分16秒 | 世界ボクシング
昨年12月26日、さいたまスーパーアリーナで行われた試合結果です。
WBAバンタム級王座決定戦:
亀田 興毅(亀田)判定3対0(116-109、117-109、115-111)アレクサンデル ムニョス(ベネズエラ)

WBAフライ級戦:
王者亀田 大毅(亀田)判定2対1(115-113、116-112、110-118)挑戦者シルビオ オルティーヌ(ルーマニア)

バンタム級8回戦:
亀田 和毅(亀田)KO3回2分12秒 ピチットチャイ ツインズジム(タイ)

*試合前から色々と物議をかもし出していた亀田3兄弟初のそろい踏み。
興毅はスーパーフライ級王者時代の面影のないムニョスに圧勝し、日本史上初の世界3階級制覇を達成しています。

大毅にとり減量に苦しんだ1年を何とか生き残ることが出来ました。判定に加え、低次元の世界戦と酷評されましたが、2連続防衛に成功。数日中に正式に同王座を返上するでしょう。

年内に世界初挑戦を目論む末弟。格下のタイ人を一蹴し、プロ戦績を17戦全勝12KOに伸ばしています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今週末の試合予定

2011年01月02日 01時01分30秒 | 世界ボクシング
2011年1月第1週末の試合予定です。

6日 木曜日
タイ
フライ級6回戦:
WBC王者ポンサックレック ウォンジョンカム(タイ)対 ローランド タトゥニ(インドネシア)

*週末が年始に当たっているだけに、世界戦の予定はありません。ここ数年、毎年日本で世界戦が行われていただけに、少々寂しい気がします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする