DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

マレス対アグベコ、即再戦へ

2011年08月21日 01時56分43秒 | 世界ボクシング
先週末13日、米国ネバダ州ラスベガスで行われた試合結果です。
IBFバンタム級戦:
挑戦者アドナー マレス(メキシコ)判定2対0(115-111x2、113-113)王者ジョセフ アグベコ(ガーナ)

*若き新王者が力強い攻撃を見せたのは最初の2回のみ。その後は前王者の力強く、そして老獪なボクシングの前に尻つぼみ。そのように見えましたが...。

マレスが素晴らしい先制攻撃を仕掛けて始まったこの一戦。初回後半、マレスは左ボディーでダウンを奪っています。

3回あたりから反撃に転じたアグベコ。左ジャブを絶え間なく突きながら、右の強打を時々ヒットさせていきました。マレスも反撃を試みましたが、その攻撃でアグベコが止まることはありませんでした。

回を追うごとに手数が減り、その反面弱気の表情を見せるようになったマレス。何度かコーナーを間違えていました。

問題となったのは11回。レフェリーの目の前でローブローを炸裂させたマレス。アグベコはそのままキャンバスに沈みます。しかしなぜだかカウントを数え始めた主審。目を開けながら寝ていたとしか表現できない愚行です。

結果は僅差の判定でアレスを支持。もちろん11回は10対8で新王者を支持しています。試合自体が接戦だったため、11回のダウンを特に重く見たIBF。両者には即再戦が科されることになりました。

私(Corleone)は115対111でアグベコを支持。再戦指令は当然だと思います。不思議なことにこの試合には、WBCのシルバー王座も賭けられていました。
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向井、5戦目で王座獲得ならず

2011年08月20日 15時14分26秒 | 日本ボクシング
先週末20日土曜日、住吉区民センターで行われた試合結果です。
OPBF(東洋太平洋)フライ級戦:
王者ロッキー フェンテス(比国)判定3対0(118-110、118-111、117-111)挑戦者向井 寛史(六島)

*東洋の実力者フェンテス。新鋭向井の前に立ちはだかり、大差判定で4度目の防衛に成功しています。
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今週末の試合予定

2011年08月20日 00時23分27秒 | 世界ボクシング
2011年8月第3週末の試合予定です。

20日 土曜日
住吉区民センター
OPBF(東洋太平洋)フライ級戦:
王者ロッキー フェンテス(比国)対 挑戦者向井 寛史(六島)

メキシコ
スーパーバンタム級10回戦:
フェルナンド モンティエル(メキシコ)対 アルバロ ペレス(ニカラグア)


26日 金曜日
ウクライナ
WBAウェルター級戦:
王者ヤケスラフ センチェコ(ウクライナ)対 挑戦者マルコ アベンダーニョ(ベネズエラ)




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黒田、僅差判定で初防衛

2011年08月19日 01時00分12秒 | 日本ボクシング
先日16日、川崎市とどろきアリーナで行われた試合結果です。
日本ライトフライ級戦:
王者黒田 雅之(川崎新田)判定2対1(98-93、96-94、95-97)挑戦者佐野 友樹(松田)

*WBCミニマム級王者井岡 一翔(井岡)の後釜争いに勝利し、5月に同王座を獲得している黒田。接戦を制し、同王座の初防衛に成功しています。
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一翔、初防衛に成功

2011年08月18日 00時17分51秒 | 世界ボクシング
今月10日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
WBCミニマム級戦:
王者井岡 一翔(井岡)判定3対0(116-112、117-111、118-110)挑戦者ファン エルナンデス(メキシコ)

*採点結果、色々な記事に目を通すと一翔の圧勝は一目瞭然。しかし本当に王者の圧勝で初防衛に成功したのでしょうか?

本日、やっとこの試合を見ることが出来ましたが、私(Corleone)の目には井岡が大苦戦したように見えました。

リカルド ロペス(メキシコ)に似たスタイルを持つエルナンデス。特に左アッパー、ロングの右クロスと右ショートパンチからは非凡な才能を感じました。ディフェンス力も優れており、顔面へのパンチをはぼ殺していました。如何せんパンチ力と体力のなさ、そして精神的な弱さは大きなマイナス点でしたが...。

私は115対113で挑戦者の勝利としました。

決して一翔選手の勝利を非難するわけではありません。しかし118対110で王者を支持したジャッジには首を傾げたくなります。
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色々(08‐17‐11)

2011年08月17日 22時18分23秒 | 世界ボクシング
最近(2011年8月17日ごろ)のニュースです。

1)とどまるところをしらないWBA暫定王座。先月14日、知らぬ間にウェルター級王座の持ち主が代わっています。フランスのイスマエル マサウディーが同日、同国人のソウレイマン ムバイを最終12回にストップ勝利を収め静かな戴冠劇を演じています。

2)そしてWBAスーパーウェルター級、すでにスーパー王者にミゲル コット(プエルトリコ)、正規王者にオースティン トラウト(米)が君臨しています。それにもかかわらず来月21日、豪州で暫定王座決定戦が決行されます。この試合に出場するのは前暫定王者のリゴベルト アルバレス(メキシコ)とWBAのスーパーミドル級王座を2度獲得してきたアンソニー マンディン(豪)。

3)先日12日、元WBO暫定、IBFウェルター級王者のカーミット シントロン(米)が試合を行っています。シントロンは中堅のアントワン スミスと対戦し判定勝利(3対0:98-91、97-93、96-94)。シントロンにとり2009年10月以来の勝利を収めています。

4)来月10日に防衛戦を予定しているWBCフェザー級王者ジョニー ゴンザレス(メキシコ)。2度目の防衛戦の相手はタンザニアのロジャー ムタグアに変更となっています。

5)その一週間前の3日に米国でのデビュー戦を迎えるのがIBFウェルター級王者のジャン ザベック(スロベニア)。4度目の防衛戦の相手は、前WBC王者のアンドレ ベルト(米)、楽しみな試合です。なおこの試合は、米国南部のミシシッピー州で行われます。

6)WBOライトフライ級王者ラモン ガルシア(メキシコ)が10月8日、比国に乗り込み防衛戦を行います。今回ガルシアに挑戦するのは元ミニマム級王者のドニー ニエテス(比)。

7)かつてWBOミニマム級、ライトフライ級王座を保持していたプエルトリコの技師イバン カルデロン。今後はミニマム級に戻り戦っていく意向です。
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体重超過のパラシオス、試合には勝利

2011年08月16日 00時30分38秒 | 世界ボクシング
先日13日土曜日、メキシコで行われた試合結果です。
WBA暫定ミニマム級戦:
王者ファン パラシオス(ニカラグア)TKO9回1分59秒 挑戦者アルマンド トーレス(メキシコ)

*前日軽量で最軽量級のリミットまで落とせなかったパラシオス。どのぐらい超過していたかは不明です。

試合の方は無事に行われ、9回に3度のダウンを奪ったパラシオスが自動的に勝利を収めています。

これにより不必要な暫定王座が一つ減りましたが、すぐにでも新たな暫定王者が誕生するかもしれませんね。
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チャーリー、淵上

2011年08月15日 22時21分35秒 | 日本ボクシング
先週8日月曜日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
OPBF+日本スーパーウェルター級戦:
王者チャーリー太田(八王子中屋)KO6回1分53秒 挑戦者柴田 明雄(ワタナベ)

*前王者で世界ランカーの柴田を返り討ちに下したチャーリー。OPBF王座は5度目、日本王座は4度目の防衛に成功しています。試合毎に強さ、安定度を増している王者ですが、来月18日にすでに次の試合を予定しています。その試合は今年4試合目となります。


日本ミドル級戦:
王者淵上 誠(八王子中屋)TKO6回2分7秒 挑戦者細川 貴之(六島)

*同僚チャーリーに負けじと奮戦する淵上。昨年10月に獲得した王座の3連続防衛に成功しています。
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大橋、陥落

2011年08月14日 22時00分42秒 | 日本ボクシング
今月7日、名古屋国際会議場で行われた試合結果です。
OPBFスーパーバンタム級戦:
挑戦者ロリ カスガ(比)判定3対0(116-112x2、115-115)王者大橋 弘政(HEIWA)

*3月に同王座に返り咲いたばかりの努力型の大橋。22歳の新鋭に破れ5ヶ月で王座から陥落しています。

新王者のカスガ、17勝(3KO)1敗の戦績の持ち主で、これまでにバンタム級のPABA王座も獲得しています。敵地でしぶとい選手を破っただけに、今後大きく成長していくかもしれません。
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今週末の試合予定

2011年08月13日 00時09分26秒 | 世界ボクシング
2011年8月第2週末の試合予定です。

13日 土曜日
米国ネバダ州ラスベガス
IBFバンタム級戦:
王者ジョセフ アグベコ(ガーナ)対 挑戦者アドナー マレス(メキシコ)

メキシコ
WBA暫定ミニマム級戦:
王者ファン パラシオス(ニカラグア)対 挑戦者アルマンド トーレス(メキシコ)


16日 火曜日
川崎市とどろきアリーナ
日本ライトフライ級戦:
王者黒田 雅之(川崎新田)対 挑戦者佐野 友樹(松田)


19日 金曜日
タイ
WBCスーパーフライ級戦:
王者トーマス ロハス(メキシコ)対 挑戦者スリヤン ポーチョックチャイ(タイ)
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