DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

ローマン、失格者に勝利(WBAスーパーバンタム級ほか)

2018年06月20日 00時26分39秒 | 世界ボクシング
先週末16日、米国・テキサス州で行われた試合結果です。
WBAスーパーバンタム級戦:
レギュラー王者ダニエル ローマン(米)判定3対0(116-112、118-110、120-108)前暫定王者モイセス フローレス(メキシコ)

*昨年9月、京都のリングで久保 隼(真正)に圧勝し同王座を獲得したローマン。初防衛戦は今年の2月末日、後楽園ホールで松本 亮(大橋)を大差判定で退けています。対するフローレスは2015年4月に同暫定王座を獲得。しかしそれ以来試合間隔がどんどんと空くようになり、昨年、一昨年と年1度しか試合をこなしていません。

メキシカンのブランクがちなキャリアは気になりましたが、個人的には結構注目していた一戦。しかしお見事というべきでしょうか、またまたメキシコの選手が試合前日の計量に失敗。ローマンが勝っても負けても王座は失われないというとんでもない形式で試合が行われました。

試合前に水を差されてしまった戦いでしたが、実際の試合自体は両選手がフルラウンド打ち合う好試合。ローマンが大差判定で強豪を退け、保持する王座の2度目の防衛に成功しました。


IBFウェルター級戦:
王者エロール スペンス(米)KO初回2分59秒 挑戦者カルロス オカンポ(メキシコ)

*昨年5月、強豪ケル ブルック(英)を敵地のど真ん中で破りIBFウェルター級王座の座についたスペンス。指名挑戦者オカンポをボディーでKO。ローマン同様にスペンスも保持している王座のV2に成功しました。その全勝記録を24(21KO)の伸ばしたスペンス。今後は誰と対戦していくのでしょうか。早く他団体の世界王者との王座統一戦が見たいですね。
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伊藤、米国で世界王座獲得なるか(WBOスーパーフェザー級)

2018年06月19日 02時06分14秒 | 世界ボクシング
7月28日、米国・フロリダ州で予定される試合です。
WBOスーパーフェザー級王座決定戦:
リストファー ディアス(プエルトリコ)対 伊藤 雅雪(伴流)

*あのワシル ロマチェンコ(ウクライナ)がライト級に転向したため空位となった王座の決定戦。その試合に出場するのは23戦全勝(15KO)の23歳ディアスと、同じく23の勝利を重ねてきた27歳の伊藤(12KO1敗1引き分け)。

以前から対戦が確約されて両選手。ディアス、伊藤にとり米国は第3国ですが、ディアスは何度も同地のリングに登場しています。対する伊藤は、ここまで行った25戦のうち24試合を後楽園ホールで行い、残る一試合は同じく東京の大田区のリングで戦ったいます。まあ、世界第一戦級の選手同士の対戦のため、試合地はそれほど勝敗に左右されないと思います。

両者の戦績を振り返ってみると、実力は拮抗しているように思います。最終的に勝敗を決するのは、試合日のコンディションになるのではないでしょうか。
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勅使河原、充実のV2(WBOアジア太平洋バンタム級ほか)

2018年06月18日 00時59分25秒 | 世界ボクシング
先日14日・木曜日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
WBOアジア太平洋・バンタム級戦:
王者勅使河原 弘晶(輪島スポーツ)KO5回2分41秒 挑戦者帝里 木下(千里馬神戸)

*スーパーフライ級の日本国内王座を5度防衛し、その階級で2度の世界挑戦を経験してきた挑戦者。実績では王者を大きく上回っていましたが、現時点での勢いが違いすぎました。3回、そして最終回となった5回にダウンを奪った勅使河原。実力者を完全にKOし、保持する王座の2度目の防衛に成功。自身の存在を大きくアピールすることにも成功しています。


日本ライト級戦:
王者吉野 修一郎(三迫)KO9回2分49秒 挑戦者前田 絃希(グリーンツダ)

*常に主導権を握っていた吉野。しかし前田も諦めることなく王者に抵抗していきました。しかし終盤、パンチをまとめられた前田はこの日2度目のダウン。そのままテン・カウントを聞いた前田をKO負け。王者吉野は昨年10月に獲得した王座の2度目の防衛に成功しました。


WBOアジア太平洋・スーパーフライ級王座決定戦:
船井 龍一(ワタナベ)KO8回2分55秒 ワルリト パレナス(森岡)

*強打のバレナスと、慎重に戦う船井。どちらのペースとも言えない試合展開が続きましたが、最後は船井がダウンを奪い勝利。日本王座に続く自身2つ目の王座を獲得しています。
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本当に決まったのか?(色々:06‐17‐18)

2018年06月17日 00時13分20秒 | 世界ボクシング
最近(2018年6月17日ごろ)のニュースです。

1)オスカー デラホーヤ氏によると、WBAスーパー、WBCミドル級統一王者ゲナディー ゴロフキン(カザフスタン)対元スーパーウェルター級、元WBCミドル級王者サウル アルバレス(メキシコ)の再戦が決定したとか。このリマッチは、9月15日に米国ネバダ州で行われる予定だそうです。しかしこの情報、あくまでカネロのプロモーターであるデラホーヤが個人的に流したもので、実際に決定したかはまだまだ不透明です。

2)この再戦が実現しない場合、ゴロフキンとの対戦が濃厚と言われているのがWBO同級王者のビリー ジョー ソーンダース(英)。アルバレスは前WBA王者ダニエル ジェイコブス(米)が対戦者候補として名前が挙がっているようです。

3)先日、圧倒的な力量差を見せつけてWBOウェルター級王座を獲得。自身3階級目の世界王座を獲得したテレンス クロフォード(米)。対戦相手は未定ながらも、10月13日に地元である米国ネブラスカ州で初防衛戦を予定しています。

4)先月にWBOスーパーウェルター級王座を獲得したばかりの新怪物候補のハイメ ムンギア(メキシコ)が来月21日、指名挑戦者であるリーアム スミス(英)を迎え初防衛戦を行います。この試合は米国カリフォルニア州で決行される予定です。

5)WBOスーパーウェルター級戦と同じ興行にはWBAスーパーフェザー級のレギュラー王者であるアルベルト マチャド(プエルトリコ)も登場。31戦全勝(23KO)の指名挑戦者ラファエル メンサー(ガーナ)を迎え、昨年10月に獲得した王座の初防衛戦を行います。

6)長らく空位になっているIBFスーパーフェザー級タイトル。その王座決定戦が8月3日、豪州で行われます。その試合に出場するのはビリー ディブ(豪)とテビン ファーマー(米)。
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今週末の試合予定

2018年06月16日 00時36分25秒 | 世界ボクシング
2018年6月第3週末の試合予定です。

16日 土曜日
プエルトリコ
WBOライトフライ級戦:
王者アンヘル アコスタ(プエルトリコ)対 挑戦者カルロス ブイトラゴ(ニカラグア)

米国・テキサス州
WBAスーパーバンタム級王座決定戦:
レギュラー王者ダニエル ローマン(米)対 暫定王者モイセス フローレス(メキシコ)

IBFウェルター級戦:
王者エロール スペンス(米)対 挑戦者カルロス オカンポ(メキシコ)


17日 日曜日
ウクライナ
WBAフライ級戦:
王者アルチュム ダラキアン(ウクライナ)対 挑戦者ヨドモンコン CP フレッシュマート(タイ)


20日 水曜日
東京・ディファ有明
OPBF(東洋太平洋)スーパーフェザー級戦:
王者カルロス マガレ(比)対 挑戦者三代 大訓(ワタナベ)


22日 金曜日
後楽園ホール
日本バンタム級王座決定戦:
村中 優(フラッシュ赤羽)対 斉藤 裕太(花形)
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フラナガン、3階級制覇ならず(WBOスーパーライト級)

2018年06月15日 03時12分34秒 | 世界ボクシング
先週末9日、英国で行われた試合結果です。
WBOスーパーライト級王座決定戦:
モーリス フーカー(米)判定2対1(117-111、115-113、111-117)テリー フラナガン(英)

*これまで行ってきた32戦、見事に32の白星を重ねながらWBOのスーパーフェザー級、ライト級王座を獲得してきたフラナガン。テレンス クロフォード(米)が返上した王座の一つであるスーパーライト級でのWBO王座を獲得を目指し、26戦(23勝3引き分け)して無敗ながらも、比較的安全パイと見られていたフーカーと対戦しました。

蓋を開けてみると、長身、そしてリーチの長い米国人に予想外の苦戦を強いられたフラナガン。結果は僅差の判定でフーカーの勝利。これまで無敗だった英国人に初の黒星を与えるとともに、敵地で世界王座獲得に成功しています。


2018年6月15日現在のスーパーライト級のタイトル・ホルダーを見てみましょう。

WBA(唯一):キリル レリ(ベラルーシ/防衛回数0)
WBC(正規):ホセ カルロス ラミレス(米/0)
WBC(暫定):レジス プログレイス(米/0)
IBF:空位
WBO:モーリス フーカー(米/0)
OPBF(東洋太平洋):内藤 律樹(E&Jカシアス/1)
WBOアジア・太平洋:岡田 博喜(角海老宝石/0)
日本:細川 バレンタイン(角海老宝石/1)

4団体王座を統一したテレンス クロフォード(米)がウェルター級に転向したため、当然の如くすべての王座が総替えに。一度はスーパースター候補生であるマイキー ガルシア(米)がIBF王座を獲得しましたが、彼はライト級に逆戻り。世界王者の面々を見ると、何とも寂しいクラスです。

英国のジョジュ テーラーの評価が高く、彼は現在WBCの2位に位置。今月23日に元WBC王者で、現在1位のビクトル ポストル(ウクライナ)と対戦します。この両者の方が、上記の世界王者たちより実力は上ではないでしょうか。

日本勢に目を向けてみると、岡田はOPBF1位に、細川が同3位に位置しており、内藤対角海老宝石勢の対戦も見どころですね。
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ミドル級戦線の行方は?(色々:06‐14‐18)

2018年06月14日 00時26分18秒 | 世界ボクシング
最近(2018年6月14日ごろ)のニュースです。

1)IBFはこれまでミドル級王座を保持していたゲナディー ゴロフキン(カザフスタン)の王座を剥奪しています。

2)それに伴い同団体は、ゴロフキンへの挑戦権(実際はIBFミドル級王座への)を持っていたセルゲイ デレイビャンチェンコ(ウクライナ)と、前WBA王者ダニエル ジェイコブス(米)による王座決定戦を行うよう指令を出しています。

3)同国人のライバル、トニー ベリュー(英)に連敗を喫したデビット ヘイ。現役からの引退を発表しています。

4)7月28日に英国でヘビー級の好カードが行われます。3月にアンソニー ジョシュア(英)との3団体統一ヘビー級戦に敗れた前WBO王者ジョセフ パーカー(ニュージーランド)が、現在WBC1位に位置するディリアン ホワイト(英)と12回戦で対戦します。

5)WBCスーパーライト級王者ホセ カルロス ラミレス(米)が今年の七夕、ダニー オコナー(米)を相手に、米国カリフォルニア州のリングで、3月17日に獲得した王座の初防衛戦を行います。

6)その一週間後の14日、同暫定王座を保持しているレジス プログレイス(米)が、3月9日に獲得した王座の、こちらも初防衛戦を行います。プログレイスに挑戦するのはアルゼンチンのファン ホセ ベラスコ。ラミレスとプログレイスが直接戦えばいいと思っているのは私だけでしょうか?
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ライトフライ級(06‐13‐18)

2018年06月13日 01時27分04秒 | ボクシングネタ、その他雑談
2018年6月13日現在のライトフライ級王者たちです。

WBA(スーパー):ヘッキー ブトラー(南ア/防衛回数0)
WBA(レギュラー):カルロス カニサレス(ベネズエラ/0)
WBC:拳四朗(BMB/3)
IBF:ブトラー(0)
WBO:アンヘル アコスタ(プエルトリコ/0)
OPBF(東洋太平洋):エドワルド ヘノ(比/1)
日本:久田 哲也(ハラダ/3)

*数週間前の件になりますが、田口 良一(ワタナベ)には勝ってほしかったですね。同級で長期政権を築いていた田口の陥落により、混沌としたイメージが漂い始めたライトフライ級。ケンシロウの最新の試合を見た後だと、どうしても彼を同級のNo1に見てしまいます。

王者たちの防衛回数だけを見ると、目新しい王者が揃っています。しかしブトラーは一時ミニマム級で安定王者として君臨。アコスタは2度目の挑戦で戴冠。良くも悪くも新鮮味を感じないクラスです。注目はケンシロウがどこまで防衛記録を伸ばしていくか。減量苦さえなければ、どんどん伸びていく気がします。


もう5年以上前になりますが、前回、2013年1月25日のライトフライ級王者たちです。

WBA(スーパー):ローマン ゴンザレス(ニカラグア)
WBA(レギュラー):井岡 一翔(井岡)
WBA(暫定):アルベルト ロッセル(ペルー)
WBC:アドリアン エルナンデス(メキシコ)
IBF:ジョン リエル カシメル(比)
WBO:ドニー ニエテス(比)
OPBF(東洋太平洋):小野 心(ワタナベ)
日本:空位
 

下記は前々回、2010年11月18日のライトフライ級王者たちです。

WBA+WBO(両団体共スーパー):ジョバンニ セグラ(メキシコ)
WBA(正規):ファン カルロス レベコ(亜)
WBA(暫定):ローマン ゴンザレス(ニカラグア)
WBC:ヒルベルト ケブ バース(メキシコ)
IBF:ルイス ラサルテ(亜)
WBO(正規):ラモン ガルシア(メキシコ)
WBO(暫定):ヘスス エレス(コロンビア)
OPBF:宮崎 亮(井岡)
日本:井岡 一翔(井岡)


こちらはその前、2009年11月5日のライトフライ級王者たちです。

WBA:ジョバンニ セグラ(メキシコ)
WBA(暫定):ファン カルロス レベコ(亜)
WBC:エドガル ソーサ(メキシコ)
IBF:ブライアン ビロリア(ハワイ)
WBO:イバン カルデロン(プエルトリコ)
OPBF:和田峯 幸生(筑豊)
OPBF(暫定):家住 勝彦(レイスポーツ)
日本:宮崎 亮(井岡)


最後は2008年8月18日のライトフライ級王者たちになります。

WBA:ブライム アスルム(仏)
WBA(暫定):セサール カンチラ(コロンビア)
WBC:エドガル ソーサ(メキシコ)
IBF:ウリセス ソリス(メキシコ)
WBO:イバン カルデロン(プエルトリコ)
OPBF:ソニー ボーイ ハロ(比)
日本:嘉陽 宗嗣(白井・具志堅)


*一翔が正式に引退を発表してから半年。しかし彼は遠い過去の存在に感じられます。まあ、一翔は同級の王座獲得後に、一つ上のフライ級でも王座を獲得し、防衛回数を重ねていました。ライトフライ級の一翔が遠い存在だったと思われるのは、当たり前といえば当たり前でしょうね。

2018年6月という状況で見てみると、ロマゴンは過去の存在。しかしニエテスは2階級上のスーパーフライで、小野は一階級したのミニマムで頑張っています。次にライトフライ級を述べるとき、一体何院の選手たちが現役で頑張っているんでしょうかね。
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クロフォード、予想以上の楽勝(WBOウェルター級)

2018年06月12日 03時23分40秒 | 世界ボクシング
先週末9日・土曜日、米国・ネバダ州で行われた試合結果です。
WBOウェルター級戦:
挑戦者テレンス クロフォード(米)TKO9回2分33秒 王者ジェフ ホーン(豪)

*クロフォードにとり、ライト級、スーパーライト級に続いての3階級制覇を賭けた一番。試合前から新王者誕生の予想が立てられていましたが、まさかこれほど一方的な試合展開になるとは予想していませんでした。

前王者となったホーンは昨年7月、ピークがかなり過ぎていたマニー パッキャオ(比)を僅差の判定で破り同王座を獲得。パッキャオ戦以前も、それなりの戦力のある選手と見られていました。しかし今回のクロフォード戦、ホーンはただ前に出てクロフォードのパンチを貰う動くサンドバック状態に終始甘んじることに。クロフォードが技術のある選手という事実を差し引いても、この試合のホーンのボクシングには幻滅させられました。この試合のみ見る限り、ホーンは世界ウェルター級王者レベルの選手ではなかったといっていいでしょう。まあ、逆にそれだけクロフォードの実力が勝っていたと言ってしまえばそれまでですが。

3階級制覇達成と同時に、全勝記録を33(24KO)に伸ばしたクロフォード。IBF王者エロール スペンス(米)との一戦実現に期待が寄せられています。
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サンタクルス、ライバルを返り討ち(WBAフェザー級)

2018年06月11日 00時39分47秒 | 世界ボクシング
現地時間の昨夜(9日・土曜日)、米国・カリフォルニア州で行われた試合結果です。
WBAフェザー級王座統一戦:
スーパー王者レオ サンタ クルス 判定3対0(117-111、116-112、115-113)レギュラー王者アブネル マレス(共にメキシコ)

*2015年の夏、当時空位だった同王座を争った両者。その時は僅差の判定でサンタクルスが勝利を収め、バンタム級、スーパーバンタム級に続いて3階級目の世界王座を獲得することに成功しています。今回、WBAのスーパー王者と同団体のレギュラー王者として拳を再び交えた両選手。初戦同様フルラウンドに渡り、激しい打ち合いを演じました。

WBA内での王座を統一するとともに、2度目の同王座の2度目の防衛に成功したクルス。次は暫定王者ヘスス ロハス(プエルトリコ)との対戦ではなく、WBC同級王者ゲリー ラッセル(米)との2団体王座統一戦に向け交渉に入るそうです。


WBCスーパーウェルター級戦:
王者ジャーメル チャーロ 判定2対0(118-108、115-111、113-113)挑戦者オースティン トラウト(共に米)

*2度のダウンを喫した挑戦者。しかし一人のジャッジからの恩恵を受け、出された判定は0対2。しかし完敗であった事実は免れないでしょう。これで世界戦5連敗となってしまった元WBA王者トラウト。ミゲル コット(プエルトリコ)に見事な勝利を収めたのは、2012年の師走までさかのぼることになります。

2年前に獲得した王座の3度目の防衛に成功したチャーロ。どうしても双子で、現在WBCミドル級の暫定王座を保持しているジャモールと比べてしまいますが、現在スーパーウェルター級のチャーロは如何せん地味すぎますね。
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