<前頭葉系>(←私ヌルボの造語)の車雑誌「NAVI」は先月発売の4月号で休刊とのことですが、同じ<前頭葉系>の音楽雑誌「MUSIC MAGAZINE」は健在、とみていいんでしょうね。
今店頭にある3月号で<K-POP特集>というのを組んでいたので、じつに久しぶりに購入して読みましたよ。(関係ないけど、渋さ知らズの不破大輔さんへのインタビュー記事もあるし・・・。)
特集部分はちょうど30ページあって、中身は以下の通り。
■ 女子グループ全盛で日本でも人気爆発の予感(高橋修)
■ 劇団ひとり、カラへの愛を激白!(高橋修)
■ カラ~初来日した韓国のアイドル・グループ(高橋修)
■ ソ・テジから東方神起、少女時代までのKポップの歴史(古家正亨)
■ ぞくぞく登場する男性グループも熱い!(阿佐美澄子)
■ Kポップの最新型が分かるCD30選(阿佐美澄子、阿部泰之、大塚幸代、浜本哲、高橋修)
■ 多様化する韓国のインディー・シーン(古家正亨)
■ インディーズの必聴盤10(古家正亨)
やっぱり「MUSIC MAGAZINE」だなー、と思わせるのは、東方神起とかBIGBANGとか、今フツーに日本で大人気、というグループや歌手にはほんの少ししか、いや、ほとんどふれていないところ。
そして今韓国で大流行の女子グループを中心に、新顔の少年グループ、そして日本ではよく知られていないインディー・シーンの紹介というように、<韓流ブーム>の周縁の領域を広く取り上げています。
私ヌルボが12月30日の記事でふれたように、昨年の韓国歌謡界の大きな特色が女子グループの爆発的人気。
その中の一つで、この特集で6ページもさいているのがKARAなんですねー。劇団ひとりがこんなに熱烈なファンになっちゃってるとは知りませなんだ。
ヌルボも1年くらい前にラジオのヒット・チャート番組で「Honey」というのを聴いて、<ハ~ニ~ハ~ニ~♪>と繰り返す甘え声のようなサビの部分がずっと脳裏にまとわりついて、思わずこの曲をYouTubeで探し、お気に入りに入れてしまった次第です。(赤面)
その後昨秋には<お尻踊り(엉덩이 춤)>を流行らせた「Mister」と続き、そして今は「Lupin」がヒット・チャート1位。なかなか力づぉく歌っていて、進化発展を感じさせます。
先月(2月)にKARAの皆さんは初来日して赤坂BLITZでショーケースライブを開いた、ということです。
またヌルボがこれまで全然知らなかった古家正亨さんという人が、90年代以降のKポップの歴史を要領よくまとめています。やっぱり誰がみても画期的だったのがソテジワアイドゥルというわけですねー。
Kポップの歴史について、およその流れはヌルボも頭に入っていましたが、全然知識がなかったのが韓国のインディーズ・シーン。
古家さんの説明によると、韓国ではメジャーな歌手はアイドルもしくはタレントとして見られるのに対し、インディーで活躍しているのが芸術性のあるアーティストとして認識する傾向がある、とのことです。
つまり、韓国ではメジャーとインディーの棲み分けが、ビジネス規模ではなく、音楽に対する取り組み方の違いによるということです。
人気歌手フィソンが昨年10月あえてインディーの野外フェスに参加したのも、彼がアーティストとして認められたかったから、なのだそうです。
また、音楽の新しい変化を語る上でのキーワードが<ホンデ系>と<シブヤ系>。前者は芸術系のトップとされる弘益(ホンイク)大学校周辺のライブハウス等から育ったアーティストたち。後者は2004年の日本の音楽文化開放後に流れ込んできて、韓国のチャートを席巻するようになったオレンジペコーやモンド・グロッソやパリス・マッチのような日本のオシャレ系サウンドの影響を受けたアーティストたち、とのこと。
※<ホンデ系>の例
No Reply「告白する日(고백하는 날)
※<シブヤ系>の例
Peppertones「New Hippie Generation」
・・・いやあ、おじさんおばさんたちはどこまでついていけるでせうか?
おかげさまでヌルボもこの10年くらいの間の音楽の流れについてちっとばかし勉強させてもらいましたよ。しばらく前からTSUYAYAなんかでの音楽のジャンル分けで<LOUNGE>とか、どういう意味だろう、なんて気にはなってたんですけどね。
この特集内の<CD30選>の方はまあこんなところでしょうが、<インディーズの必聴盤10>の方で知っていたのは去年買ったチャン・ギハ・ワ・オルグルドゥル「何事もなく暮らす」だけ。
う~む、毎度毎度の感想ですが、どんな分野にも鬼くわしい人がきっといるものですねー。
古家さんが<インディーズの必聴盤10>で紹介しているホンデ系の女性シンガー・ソング・ライターのHerminさん、「猫のバス(고양이버스)」なんて可愛いアニメ動画入りの歌を可愛く歌ってますが、古家さんのブログを見たら昨年暮れ古家さんとソウルで結婚されたとのことで、記事には「私の妻なんですが・・・」とかゼェーゼン書いてなくて・・・。(笑&祝)
※おまけ
今はやっているK-POPをすぐ聴きたい方はコチラのサイト<K-Pop Top10>へ。
今店頭にある3月号で<K-POP特集>というのを組んでいたので、じつに久しぶりに購入して読みましたよ。(関係ないけど、渋さ知らズの不破大輔さんへのインタビュー記事もあるし・・・。)
特集部分はちょうど30ページあって、中身は以下の通り。
■ 女子グループ全盛で日本でも人気爆発の予感(高橋修)
■ 劇団ひとり、カラへの愛を激白!(高橋修)
■ カラ~初来日した韓国のアイドル・グループ(高橋修)
■ ソ・テジから東方神起、少女時代までのKポップの歴史(古家正亨)
■ ぞくぞく登場する男性グループも熱い!(阿佐美澄子)
■ Kポップの最新型が分かるCD30選(阿佐美澄子、阿部泰之、大塚幸代、浜本哲、高橋修)
■ 多様化する韓国のインディー・シーン(古家正亨)
■ インディーズの必聴盤10(古家正亨)
やっぱり「MUSIC MAGAZINE」だなー、と思わせるのは、東方神起とかBIGBANGとか、今フツーに日本で大人気、というグループや歌手にはほんの少ししか、いや、ほとんどふれていないところ。
そして今韓国で大流行の女子グループを中心に、新顔の少年グループ、そして日本ではよく知られていないインディー・シーンの紹介というように、<韓流ブーム>の周縁の領域を広く取り上げています。
私ヌルボが12月30日の記事でふれたように、昨年の韓国歌謡界の大きな特色が女子グループの爆発的人気。
その中の一つで、この特集で6ページもさいているのがKARAなんですねー。劇団ひとりがこんなに熱烈なファンになっちゃってるとは知りませなんだ。
ヌルボも1年くらい前にラジオのヒット・チャート番組で「Honey」というのを聴いて、<ハ~ニ~ハ~ニ~♪>と繰り返す甘え声のようなサビの部分がずっと脳裏にまとわりついて、思わずこの曲をYouTubeで探し、お気に入りに入れてしまった次第です。(赤面)
その後昨秋には<お尻踊り(엉덩이 춤)>を流行らせた「Mister」と続き、そして今は「Lupin」がヒット・チャート1位。なかなか力づぉく歌っていて、進化発展を感じさせます。
先月(2月)にKARAの皆さんは初来日して赤坂BLITZでショーケースライブを開いた、ということです。
またヌルボがこれまで全然知らなかった古家正亨さんという人が、90年代以降のKポップの歴史を要領よくまとめています。やっぱり誰がみても画期的だったのがソテジワアイドゥルというわけですねー。
Kポップの歴史について、およその流れはヌルボも頭に入っていましたが、全然知識がなかったのが韓国のインディーズ・シーン。
古家さんの説明によると、韓国ではメジャーな歌手はアイドルもしくはタレントとして見られるのに対し、インディーで活躍しているのが芸術性のあるアーティストとして認識する傾向がある、とのことです。
つまり、韓国ではメジャーとインディーの棲み分けが、ビジネス規模ではなく、音楽に対する取り組み方の違いによるということです。
人気歌手フィソンが昨年10月あえてインディーの野外フェスに参加したのも、彼がアーティストとして認められたかったから、なのだそうです。
また、音楽の新しい変化を語る上でのキーワードが<ホンデ系>と<シブヤ系>。前者は芸術系のトップとされる弘益(ホンイク)大学校周辺のライブハウス等から育ったアーティストたち。後者は2004年の日本の音楽文化開放後に流れ込んできて、韓国のチャートを席巻するようになったオレンジペコーやモンド・グロッソやパリス・マッチのような日本のオシャレ系サウンドの影響を受けたアーティストたち、とのこと。
※<ホンデ系>の例
No Reply「告白する日(고백하는 날)
※<シブヤ系>の例
Peppertones「New Hippie Generation」
・・・いやあ、おじさんおばさんたちはどこまでついていけるでせうか?
おかげさまでヌルボもこの10年くらいの間の音楽の流れについてちっとばかし勉強させてもらいましたよ。しばらく前からTSUYAYAなんかでの音楽のジャンル分けで<LOUNGE>とか、どういう意味だろう、なんて気にはなってたんですけどね。
この特集内の<CD30選>の方はまあこんなところでしょうが、<インディーズの必聴盤10>の方で知っていたのは去年買ったチャン・ギハ・ワ・オルグルドゥル「何事もなく暮らす」だけ。
う~む、毎度毎度の感想ですが、どんな分野にも鬼くわしい人がきっといるものですねー。
古家さんが<インディーズの必聴盤10>で紹介しているホンデ系の女性シンガー・ソング・ライターのHerminさん、「猫のバス(고양이버스)」なんて可愛いアニメ動画入りの歌を可愛く歌ってますが、古家さんのブログを見たら昨年暮れ古家さんとソウルで結婚されたとのことで、記事には「私の妻なんですが・・・」とかゼェーゼン書いてなくて・・・。(笑&祝)
※おまけ
今はやっているK-POPをすぐ聴きたい方はコチラのサイト<K-Pop Top10>へ。