私ヌルボ、オジサンはオジサンらしく月刊誌「文藝春秋」と週刊誌「週刊文春」は毎号読んでますが、同じ文春の雑誌でも「CLEA」は立ち読みもめったにしないくらいです。
ところが今書店に出ている5月号は何年ぶりかで買ってしまいました。
「口コミ版 韓国完璧バイブル」と、大きな字で自信ありげに銘打ってますよ。
その上には
「韓国通がこっそり教える、美・食・ファッション全300軒」ですよ。
いったいどこが<こっそり>なんだっ、とツッコミを入れたくなりますが・・・。
「CLEA」のサイトでご覧あれ
。「欲張り女が美しい!」というすごい自己肯定コピーには林真理子もビックリでしょう(←意味不明)。ヌルボは(そんなワケないと思うけどなー・・・)と心の奥でつぶやくのみです。
記事を通読してみて、いやー、韓国ファンにもいろんな人がいるんだなー、韓国にもいろんな店とかモノがあるんだなー、とつくづく思いましたよ。
ただし、この<いろんな>というのは、私ヌルボがこれまで考えていた標準レベルを下限として、上限は限りなしという範囲なんですけどね。正直なところ、アタマがクラクラする感じ、といったらちょっと大げさかな?
具体的にいきましょう。
<CLEA韓国通30人がこっそり教えます。>ということで、ヌルボも名前を知ってる人、知らない人がいろんなことを教えてくれてます。たった2人の男性その1は、今朝のニッポン放送「お早うGoodDay」に出演して、このブログでも
3月15日の記事でふれたマッコリブームについて語っていた
八田靖史氏と、その2は
3月3日の記事でふれた日韓音楽文化交流コーディネーターの
古家正亨氏。(<正亭>は誤植ですよっ。)
で、この30人、皆でもないけど、韓国渡航回数がハンパじゃないです。100回以上が6人とか・・・。まあ上記古家氏(260回)、
笛木祐子さん(100回以上)、
黒田福美さん(100回以上)とか、仕事と言えばそれまでなんですけどね。
しかし、人によっては<こっそり>の中身がすごいわけですよ。ミレニアム・ソウル・ヒルトン内のラグジュアリーエステサロン(₩330,000)とか・・・。
笛木優子さんの<2泊3日スケジュール>は「清潭洞のお洒落なカフェ」で始まるところから違いますねー。宿泊も笛木さんは1拍36万ウォンのグランドハイアットソウルで、ヌルボはその10分の1の安宿ですからねー。あ、昨年12月に行った時にはソウル駅の隣駅南営の駅近至便の伽耶観光ホテルに6万ウォン出して泊まって、「部屋からブログ入力ができる!」という感動を体験しましたが・・・、ってラベルが違いすぎます、とほほ。で、ヌルボが笛木さんと出会う可能性があるのは3日目朝の
キムパプ天国しかなさそうです。
外の皆様方もほぼ同様ですが、渡航回数200回以上の関谷咲恵さん(KPOPSTAR誌元編集長らしい)という人がソウル大学寄宿舎の食堂を穴場として薦めているのはグッドです。
高価、といえばヌルボの苦手なブランド関係。<お買い物はアウトレットが新常識>だそうで、たとえばCOACHのロゴバッグ、₩876,000が50%OFFで₩438,000なのかー。ヌルボはコンビニで買ったショッピングバッグですけど・・・。
ウラヤマシイと言えば、10万ウォン単位でバンバンお買い物ができちゃう<欲張り女>の皆さんだけでなく、この記事の取材スタッフ。
「ソウル本命レストランリスト46」というのも数々の美味しそうな料理の写真とともに紹介されています。つまり、お仕事でうまいものをいっぱい食べてきたワケね。中には「取材班 記憶に残る一皿」としてあげられている<ジュムロクトゥンシム>の韓牛ロース130g₩48,000というのもあったりして・・・。
どうも僻みと羨望がついつい先行したような書きぶりになってしまいましたが、なかなか詳しい「完全版 ソウル地図本」も別冊で付いているし、いろんな情報が詰まっていて、男性も、また欲張りしたくてもできない女性も、読むだけでもけっこう楽しめる内容で、買ってソンはないでしょう。