どの道を通っても、桜が満開でした。思わず考えてしまいました。いったいこの町に、大阪に、日本には何万本、何十万本、何百万本?の桜の木があるのでしょう。
以前、この季節に外国に行ったことがあります。そこには日本にない風景が繰り広げられて、それはそれで良かったのですが、桜の木が一本も見当たらなかったのでした。満開の桜を後に日本を脱出したすぐ後の光景でしたから、かなりさびしい思いをしました。こんな季節に日本を離れるものじゃない、つくづくそう思いました。
対して今、日本を訪れている外国の方々は、きっとこの美しい桜の風景を心に刻んで祖国に帰られるのではないでしょうか。どこへ行っても、これだけ美しい桜並木に出会えるのは、日本だからでしょう。
今週いっぱいで桜の開花の季節は終わるでしょう。このひと時は二度と出会えません。一期一会の出会いをどれだけ覚えていられるか、自信は有りませんが、嬉しい刺激になっています。
やっぱり春はいいなあ