自然が近い田園地方の町に育ちましたが、土筆(つくし)摘みの習慣はありませんでした。ですから、たった一度食べた記憶はありましたが、味も食感も遠い昔に置いてけぼりにしていました。
それが今日、”摘んできたからあげましょう。鼻炎に良いと言われているから、どうぞ”と、月に二回しか会わない、スイミングサークルの仲間にいただいたのです。よく、スイミングの最後のほうで、塩素消毒のせいでしょうか、くしゃみを連発していたのを覚えていてくれたのです。
掃除の手順や湯が仕方も教えてくれたのです。意外な思いと嬉しさで、うるっとなりました。
土筆の袴ってこんなに硬かったんだ。ネットでも調理の仕方を検索し、一時間半たっぷりかかって掃除し、卵とじにして戴きました。
ちょっと、しゃきっと感が有り、野生の灰汁っぽい味も初めて味わった気がしました。鼻炎が良くなるかな??昔の人は鼻炎症には縁が無かったはずですよね。