春の日、ひねもす眠い。
腹筋なら家でも、できるはずですよ、ね。
咲けば内側は白色だけれど、閉じるとピンクになる変り種チューリップです。葉も細長く、見慣れないとチューリップと言える人も少ないかも知れません。なかなか強い子でもう何年経つか・・必ず春になりると咲かせてくれる、愛おしい花です。
コチョウランも全開となり、白蝶がたくさんいるのかな?って感じがします。庭の花とはちょっと違う雰囲気を醸し出してくれています。
自然が近い田園地方の町に育ちましたが、土筆(つくし)摘みの習慣はありませんでした。ですから、たった一度食べた記憶はありましたが、味も食感も遠い昔に置いてけぼりにしていました。
それが今日、”摘んできたからあげましょう。鼻炎に良いと言われているから、どうぞ”と、月に二回しか会わない、スイミングサークルの仲間にいただいたのです。よく、スイミングの最後のほうで、塩素消毒のせいでしょうか、くしゃみを連発していたのを覚えていてくれたのです。
掃除の手順や湯が仕方も教えてくれたのです。意外な思いと嬉しさで、うるっとなりました。
土筆の袴ってこんなに硬かったんだ。ネットでも調理の仕方を検索し、一時間半たっぷりかかって掃除し、卵とじにして戴きました。
ちょっと、しゃきっと感が有り、野生の灰汁っぽい味も初めて味わった気がしました。鼻炎が良くなるかな??昔の人は鼻炎症には縁が無かったはずですよね。
ピンク色のチューリップも咲きました
音楽論も書物や経験で収集しているのでしょう、知識はあるらしいが、人との交わりをどう捉えているのか。わが道を行き、高価な楽器を持ち、ごくたまに講師に褒められると思いっきり照れて、それは多分褒められ慣れていないから。感性は敏感だけど思ったことはストレートに口に出して言う。
会のホームページの掲示板には相当辛辣な書き込みをする。けれど権威者には面と向かっては決して言えない、そんな面倒くさい人が会にいます。
ロンリーウルフで、他のメンバーは何を言われても相手にしないので、個人的な摩擦は起こらない。中には毛嫌いする人もいますが、私なんかは結構そんな人は受け入れられます。言いたいこと言える人が羨ましいな、ストレス溜まらないんだろうな、いや、そんな人こそ家では落ち込んでいるんだろうな、なんて上から目線で見ている私はいったいなんやねん!
開期の平日最後の日なので、行きそびれていた神戸の博物館で開催されている”ターナー展”に行きました。人はさほど多くなく、落ち着いて鑑賞できました。
イギリスの水彩画、油絵での風景画の権威ですよ、と聞いていたので、是非行ってみたいと思っていましたのに、閉会日が迫って来たので、えいっやぁっ、と気合を入れて行った次第です。
昔は映像を残すには絵画しかなかっから、写実を基本にした絵画の文化が発達したのでしょう。ターナーの絵画は風景画が多いのですが、中には建物も人物も描かれていますので、時代考証の資料としての価値も大きいでしょう。
しかしながら、昔々からその業界や派閥の世界に生きる人は、生きにくいところは有ったのですね。それでもなお乗り越えて、成果を残して後世の私たちが鑑賞している、実に立派な仕事をしていたのですね。
ターナーの晩年の作は曖昧模糊な描き方が激しくなって、精密描写の部分は画面の中ではごく一部、あるいは無い、と言っても良いくらいの作品もだったり、習作も有ったりしたので、終盤の鑑賞は疲れた
これだけの色が並ぶとちょっと目がチカチカするけれど、この季節ならではのことです。
この赤色のガーデンシクラメンは、種を充実させ、蒔いて、球根にまでなったものです。もう4年から5年ほど経つでしょう。親球根は、子どもが立派に花を咲かせるようになったからでしょうか、球根がぼこぼこふにゃふにゃになってしまいました。
当初は10個くらい成功していましたが、ジリ貧となり今はこの1個のみです。
水仙の地味な可憐さは、誰ですか?ナルシストなんて言ったのはギリシャ神話?日本のお話ではないですよね。
みなそれぞれ、みな美しい!
どの道を通っても、桜が満開でした。思わず考えてしまいました。いったいこの町に、大阪に、日本には何万本、何十万本、何百万本?の桜の木があるのでしょう。
以前、この季節に外国に行ったことがあります。そこには日本にない風景が繰り広げられて、それはそれで良かったのですが、桜の木が一本も見当たらなかったのでした。満開の桜を後に日本を脱出したすぐ後の光景でしたから、かなりさびしい思いをしました。こんな季節に日本を離れるものじゃない、つくづくそう思いました。
対して今、日本を訪れている外国の方々は、きっとこの美しい桜の風景を心に刻んで祖国に帰られるのではないでしょうか。どこへ行っても、これだけ美しい桜並木に出会えるのは、日本だからでしょう。
今週いっぱいで桜の開花の季節は終わるでしょう。このひと時は二度と出会えません。一期一会の出会いをどれだけ覚えていられるか、自信は有りませんが、嬉しい刺激になっています。
やっぱり春はいいなあ