farm note 農便り

農業をしながら生活を楽しくをモットーに

みかんの花の香り、山椒の香り

2014-05-26 22:04:35 | Weblog
朝、ふっときずく香がありました。
なにかしら?
そうみかんの白い花がさいていて、ここにいますよと主張しているようです。
京都から持ち帰った鉢植えのみかんんがすっかり田舎に根を下ろして、冬に
たくさんの実をつけます。今年は寒く少し枯らしましたが、花が咲いてくれました。
そばのレモンの木も枯れて、少し残った葉が広がっています。
レモンの花は今年は無理かもしれません。
風が立つ日、みかんの香りがいいこと。
昔のみかんの花がさくころという歌が自然と出てきます。
なつかしいうた。


午後から母の用で倉庫へ。
つい近辺のd道路の草が気になり草刈。
上に上がると、山椒の木、三本にはじめてたくさんの実がなりました。
そく、山椒の実摘みで、さわやかな香りに包まれて、しずかな時間でした。
今年のスモモの出来はわるく、昨年の豊作のためでしょう。
少し実っています。
今年はサル達にあげましょう。

小雨降る日、ゆっくりです。
初夏の香りに包まれて、気持ちが落ち着きます。小雨降る中の田圃の見回りもいいものです。
田に落ちる雨粒を見ながらのゆったり時間でした。

ノーベル賞受賞作家のアリスマンローさんの本、Dear Life あまぞんに注文。もう明日届くのです。
早い。先ほど注文して明日です。
なんと早いのでしょう。
ちょっと今、マンローさんに夢中です。

雨の降る日は、なんだかとてもゆっくりした気持ちです。
いい香りに包まれて若い知り合いにもばったりであったり、いい日でした。

明日はまた暑くなって、草刈再開です。
働きます。
元気で働けるってしあわせなことなんですよ。
昔はそんなふうに思わなかったけれど、年を重ねて、体の不都合で不自由を強いられると
健康で働けるって、幸せ。
あるがままを受け入れて、心豊かに過ごしたいです。

母、8月には91才。畑へ自分でテイラーを運転して出勤。スイカ、とまと、キュウリ、ナス、ジャガイモ、サツマイモ、ほとんどすべて母が仕切っています。
かなりの畑です。
びっくり。
野菜達が母の期待に応えています。
娘は期待に応えていない分、なおさら畑への想いは深いのです。
犬のこころもしっぽふりふり、母のお気に入り。

思いつくままに、心も体もあっちへ、こっちへと動かした一日でした。
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多忙の合間を縫って

2014-05-26 05:53:33 | Weblog
昨日は、二回目の草刈。
これからは月一回の草刈のラウンド廻りが稲刈り開始まで続きます。
刈っていると、モグラの穴からみずもれ。
これがみずもち悪さの原因と修理。
ずっと気になっていた田に向き合うことになったのでした。
これで安心になることをきたいして、


午後から、ブッククラブに出かけました。
何も読めなくて、準備不足のままでかけました。
しかし、Akexsanndora先生の 説明で大筋が把握でき、行ってよかったと感じた午後でした。
この先生は、昔のミルクのみ人形のような、青い目です。私、その青い目をよく眺めています。
あの青い目では、どんな風に見えるのかとちらっと考えたりもします。
見え方は黒でも青でも同じなんでしょうけど、不思議です。


さて、読んでいるのは、
カナダの昨年の文学ノーベル賞受賞者のアリス マンローさんの短編です。
タイトルは,Train.
戦争から帰還した男性と農場に住む女性との交流からはじまります。
まず汽車から飛び降り、未知へ歩みだす場面から始まっています。
さてどんな結末になるのでしょうか。
人生を考えるのでしょう。


泥との格闘から抜け出して、ファンタジーの世界へ。
これも面白い冒険です。
現実的な世界から空想の世界へ飛び出し、
仲間とブッククラブを楽しんでいます。

それにしても新しい単語がいっぱいで辞書を繰るのが面倒です。
しかし、繰りましょう。
より一層の人生理解のために。


これからカナダのオンタリオの広い平原のなかを列車で旅します。
アーミッシュの人々と同じような生活スタイルで暮らす村にも立ち寄ります。
電気を使わない生活を守っている人々なんですよ。牧歌的です。

原発のおかげで電気を使いまくっている、私達の生活と
昔からの生活スタイルを守っている人が現代でも馬車で走っている村が
北米大陸にはあるのです。
列車に、がたんごとんと揺れながら21世紀文明を考えるのも面白いです。
昔行ったことのあるアッミシュ村をおもいだしました。
45年以上経ってしまいました。
ダッチカントリーのファーマーズマーケットも思い出しました。
昔、昔のことになりました。


さて今日の作業も草刈です。
ぼち、ぼちしかできませんが、終わりがきて、また始めます。

店頭に出すお米、なかなか高いのですが、順調にうれているので
うれしいです。
だから、お客様の顔を想像して、泥と取っ組めるわけですね。
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