曇天で小雪がちらつくなか、西の白杉に気儘に行ってきました。
ずっと同姓の方が住んでおられるので、行ってみたいとずっと思っていたのですが、やっと行ってきました。
こちらから眺める景色が綺麗で、住んでいる山並みがきれいなので嬉しかったです。
お隣の地区の奥にそびえる若狭富士と称えられる山もきれいに見えます。
その麓には母校の高校があり、平坦に見える山並みの麓は私の住んでいる東地区。
西地区から眺めるのは、生まれて初めてでした。
静かな舞鶴湾。
ここに戦後引き揚げ船が外地から多くの人々を運んで、故郷の山河をご覧になったのだと、思って感慨深く見て参りました。
いつまでも静かな平和な湾であってほしいと願います。
農閑期の楽しみの一つのドライブでした。
同姓の方の家にも突然訪問し、83才のおじさんとしばしお話をして、充実した午後でした。
灰色の景色は裏日本らしいですが、景色のいい晩秋再度見てみたいと思っています。
市内から一里あまりのところの山里に住んでいると、自分が海と関係ないわと思いますが、離れてみると、海から切り離すことが出来ない
故郷なのだと実感します。昔々から海を通して外と交流し、今があるのだと思うとわくわくします。
このわくわく感って子供時代からもっていた感覚で、今なおわくわくするから面白いです。
歴史のページを繰っていると、古の人々の声も聞こえてくるかのようです。