farm note 農便り

農業をしながら生活を楽しくをモットーに

先進地視察 一日研修

2009-06-28 21:08:10 | Weblog
京丹後へ有機農業推進協会の田中功氏の畑見学に行ってきました。
興味を引いた点が2点ありました。
その一、キャベツを収穫した後の小さな株を挿し木にして再びキャベツを採るということでした。そんなこと考えたこともなかったので、面白いやら、びっくりでした。土さえ有機的に育っていれば可能だそうです。
2点目はトマトが幅広く植えられ、3本立ちで消毒もなく、健康的に横に伸びて元気そうなのです。これも試してみたい、私向きの作り方かと思いました。ポイントはストレスを与えない育て方。これも何に対しても当てはまることです。
これら二点は試みたい方法でした。不耕起栽培,草生栽培で、土をしっかり有機的に作っておく必要があります。草を刈ってのせ、刈ってはのせで、微生物を活用して作るのです。私の畑で実験的に試みたい栽培方法で、多分今後の私のやり方だと考えています。田んぼと畑の両立を考えるとこれがベターなやり方だと確信的になりました。
お昼は出石そばをたっぷり頂いて満足な暑い一日でした。
雑草と考えるか、有用な肥料と考えるかの違いがテーマになりました。
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スモモの季節

2009-06-27 21:27:34 | Weblog
見事にサルがかじって、落ちていました。今年はあまりにもならない木なので、切り倒そうかと考えていた。しかし、木はそれを察してか、たくさん実をつけて楽しみにしていました。

つい、からすにつられてスモモの木に行くとたくさんの実が食べられて落ちていました。残りの実を棒で叩いて、落として、はこ一杯ありました。
晩生のスモモはまだ青く、次はしっかりおいしいのを取りたいと思います。
本当に初めてたくさんのスモモが取れました。ブルベリーも青い実が一杯。
さて何の餌になるのでしょうか。

午前中、田の草刈り。これで何ラウンドかの草刈りは終了。でも始めに刈った田のあぜはまた青青しています。草刈りのぐるぐる回りです。

午後から美容室でパーマ。お客さんで一杯。押し込んでもらって頭だけすっきり。
明日は京丹後方面へ研修バスの旅です。
EM関係の研修です。

この頃疲れや暑さの為、書くということに集中できていない。ただ書いています。
面白くないと思いますが、思いつくままに。

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農家の臨時ミーティング

2009-06-24 20:54:33 | Weblog
地元スーパーのいんしょっぷに出している農家の臨時会議。新規農家が増え、売り場面積拡大の説明でした。新規の方は若手でこれからの農業人。西舞鶴の方。彼らを加えた13名の構成で、人口8万余りのスーパーにも他から新しい安売りスーパーの登場でスーパーも農家を獲得するのに精を出しておられる様子。でも売り場が少ないのが問題だったが、どの支店にもコーナーが設置され、問題解決。
私の場合、母の頑張りのお陰で一店舗だけでは無理なので、3店舗に売り場を持つ事になった。移動するのが大変だが、新しい野菜は1店だけでは難しいので3店と初めから関わっていた商店街の産直店に置くことにした。

新しいルバーブも大変だったが、今や何とかルバーブは問題解決。バジルも最初は本当に畑一杯にできるのに、田舎では慣れない野菜で走り回った事があったが、今や、注文が入るようになった。
昨年はターサイで苦戦したが、今や私の人気野菜。
今年の挑戦野菜はコスレタス。畑に一杯出来た。苦戦中であるが、作り続けて、私の野菜にしたいと思っている。まだまだあげるわで対応しているが、そのうちあれが欲しいといわれるかもしれない。これはサルもカラスも触らないのでいいと思っている。
もう挑戦はこれくらいにして、本格的にわたしの野菜作りをしなければと思っています。まだ殆ど母がしてくれているので、今のうちに勉強です。うまくバトンタッチできるようになりたいものです。
それにしてもカラス対策で手を取られてトマトなどの世話が十分に出来ず、課題です。マメに世話をしていればもっといい作物が出来るのにと残念です。

何でもですが、ちょっと目を放すと出来が悪くなる。今年はブルーベリに力を入れなかったので、草刈りで刈ってしまったり、水不足で枯れたりで、愛情がいる事がよく理解できました。


午後山際の草刈りをきれいにしました。動物に境界を教える為でもあり、又草を畑の肥やしにするためでもあり、ストレス解消のためでもありました。気持ちがいいです。前はたらの芽を植えたが鹿がかじったようで、雑草だけ。
何もないけれど散髪をしてやると、きれいでいい。

きれいにしたので、近所の市会議員さん登場。幼馴染。もう10年もしたら、この村どうなるんやろうとの問題提議がありました。本当にどうなるんでしょう?村の抱えるおおきな問題ですが、皆知らん顔。考えている間がないのでしょうか?過疎化問題は他人事でない現実が静に横たわっているようです。私達が農に携わる最後の世代かもしれません。田舎にも土地の面積、経済的格差があって、まとまるのは大変です。本当のど田舎でしたら、皆協力してもまとまれるのですが、皆あっち向き、こっち向きで大変。町から10分の位置ですから、その便利さが将来を考えるのを困難にしているようです。

ちょっとこれから気合を入れて、野菜の調整をして、明日は一番乗りでスーパーにいこう。最近ずっとびりで、だらけていたのかしら。
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カラスまだトマト畑でうろうろ

2009-06-22 22:08:39 | Weblog
昨日黄色の糸を不規則に張ったのに、まだうろうろすると母はこぼす。青いトマトでも食べている。だから母は青いトマトも取る。母は諦め気味。私、コメリに走りオレンジのネットを張る。4葉胡瓜もかじる。ネットを張る。このネットは細かいやわらかいネットなので、嫌がるはず。でも相手も研究しているので油断ならぬ。
爆竹も買ってきた。脅かそう。母がいても平気だが、私だと嫌がるようなので、とことん嫌がらせをしよう。さてどうなるか?

スイカもだいぶ大きくなってきたが今年は透明の糸が不規則にはられているので、今は問題なし。でも油断できない。相手も突破口を考えるだろう。
果てしなく続く人間対カラス。


やっと出来た人参も暑いので出てきた虫がかじって傷だらけ。
母はめげずによく頑張る。8月には86歳。私はまだまだ生意気ひよこ。

虫がつき出したキャベツは全て売りつくした。今度はコスレタス。当地では新しいレタスなので高くしては売れないのでお買い得。でも食べ方も教えなければならないので新しい野菜は大変である。相変わらず変ったものを作っている私。
このレタスはいためても水分が出ず、生でも、炒めても良し。

今回の雨で野菜も元気ずき、成長するだろう。私のトマトと万願寺唐辛子も楽しみ。少しだけわたしの楽しみで作っています。

明日はバジルを定植しよう。虫食いだらけですが、ドンマイ。
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カラス

2009-06-21 20:42:25 | Weblog
母がトマト畑にそばにいても、平気でトマトをつつくと母の嘆き。透明の糸やネットをまいているのに、平気。少し赤くなると、おいしそうなのを食べる。しっかりマークされている母。私がいる時は逃げる。私は脅かす。カラスは人をも観察している。今日は胡瓜、ナスもつつくと言うので、黄色の糸を縦横に張る。さてどうなるか?
スイカ畑は三男が鉄棒をたくさん立て、透明の糸を張り巡らしたので、恐がってスイカを触らない。昨年はたくさんスイカも取られ、今年はしっかり対策済み。
カラスは高いところから全て、人の動き、野菜の出来具合など全て学習済み。
毎年カラスには悩まされている母。
カラスを追う私。

京都ではごみをあさっていたカラス。
田舎のカラスはグルメである。

母は青いトマトを取っていた。青すぎる。
母の露地トマトは水に沈むおいしいトマト。
不細工であるが、味はGood!

暑くなって疲労困憊状態なのに、カラスが、加わり、疲れ一層。
お陰で母はいらいら。私もいらいら。しても仕方のないけんかもしたくなる。今日やっとおこたつをかたずけて、夏の暮らしの準備をしました。
少しすっきりしました。
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若手農業者

2009-06-20 08:38:43 | Weblog
今朝早目にスーパーのインショップに出かける。キャベツとじゃがいも。4コンテナのキャベツ。スペースを取り過ぎないように、一番下においておきました。
間もなく初めて会う若手の方がトマトの搬入。本当のところ、彼はまだ東店に出荷許可が正式の出ていないのですが、西店では客数が少ないので出しているとのことでした。苦言を言おうと思っていたのですが、意欲的な若手を育てなければならないので、黙って、聞いていました。私が感じている不満などが同じだったのです。つまり、もっと農協にしっかりしてもらいたい、農協は組合員に迎合的であることでした。農業の問題がこの辺にも偏在しているようです。全てあいまい。
もっと時代に即した刺激をお百姓に伝える義務が果たせていないのかもしれない。
バンク事業に力が入っている分、農業への視点がおろそかになっていないのか点検してもらって、皆声を出さないと、若い人が農業を続けられない。
農協の果たす役割は求められているのに、物足りないと感じる農業幼稚園生の私です。

声を出すのに疲れている私だが、やっぱり意見は述べていこうと改めて思った朝でした。
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田の中干し

2009-06-19 14:34:21 | Weblog
田から水がなくなりとても静です。そろそろひびが入り始め、又水を入れる予定です。過剰分茎抑制の為と収穫時コンバインがぬめりこまないようにとの理由で干しているわけです。かわいそうにおたまじゃくしが田でドライになって、結局、有機肥料?になるのですね。この間福井県でおたまじゃくしが降ってきたというニュースがあったらしいが、多分それは中干し中のものが強風で舞い上がり、降ったものと推測しています。
田に水がないと、生きられないので、全てしずか。やはり水があっての生き物だと思わされます。当たり前の水が大切!命を育む水。

あぜもだいぶ刈れて、終ったころには、最初に刈った田の草刈りの番でぐりぐり巡回しています。入れたり、干したりしてお米は出来ます。
今年はカラ梅雨らしく、夏水が不足しそうなので、あまりきつく干さないように、水を入れ始めました。イネも嬉しそうです。
何とか順調に生育して、7月になると補肥の季節。暑い中の作業です。その頃はイネも逞しくなり、
頼もしい限りです。

暑い日中は家で田からの涼しい風を入れてごろん。
午後4時ごろから田畑に出ています。
あさ4時ごろから出て、10時に帰宅もいいかもしれません。
さあ暑い夏、どうすごそうか?

鴨のペアーが田をごそごそして、疲れると、あぜで休んでいるのを発見。鴨も仕事を手伝ってくれています。サギはイネをふんずけて困りますが、鴨はいい。
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社会見学

2009-06-16 20:54:55 | Weblog
近江八幡まで生活学校の皆さんと近江商人、西川家を見学させていただきました。
江戸時代の古文書も見せていただき、商いについて学びました。一人でも多くのお客様に喜んでもらえるように励まれたとのこと。とても参考になりました。
立派なお屋敷で、手の込んだあちこちの欄間などの細工が印象的でした。近くを流れる八幡掘りを散策し、歴史的な背景に思いを馳せました。
たねやでのお菓子の買い物で大満足でした。

何故近江の国が多くの企業人を育てたのか興味があります。
日本の企業の多くが滋賀県にルーツを持っているようです。

伸びやかに広がる田園の中で、日本史を飾った色々な出来事、商法など、興味は尽きません。
今度ゆっくり近江路を歩きたいと考えています。
朝8時から夕方7時までのバスの旅でした。
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2009-06-14 11:59:26 | Weblog
最近夜になると、ワンワンよくほえるダリ。ひょっとすると、蛍を見に来ている方がいるからかしら。蛍が玄関先のもみじの葉陰でピカピカ。毎晩二、三匹が光っている。昔は一杯飛んでいて、ねぎの袋の中に入れたり、家の中で飛ばしたりしたことがある。でも今はほんの僅か。でも玄関先にいつも飛んできてくれているので、季節がわかっていい。6月生まれの父がピカピカやってきているのだと、毎年初めて見る時はいつも思う。お父ちゃん、お帰りと心に中でつぶやく私。
いつもこの季節のなると父があの世から飛んできているようで、何とか家を守っているよと伝え、安心させてやりたいと思う。

子供のころはたくさん飛んでいて、蛍狩にいったのに、今はふわりふわりの少なさ。菜種の干し柄でほうきを作って狩をしていた頃が懐かしい。無心に蛍狩をしていた頃が懐かしくなるほど、年を重ねてきました。あの頃の私ってどんな子だったろうとおかしくなる。おねいちゃんだから、怒られてばかりいたように思う。

玄関のツバメの三兄弟も巣立ったか、今、静である。親が飛んでくると泥の巣から顔を出して、にぎやかなこと。

こんなのどかさがいつまでも続来ますようにと思う。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

今朝は電気柵の草刈りと檻の管理作業。
檻の周囲をきれいに刈って、檻の中はジャガイモが植えてある。前面にも植わっていたそうだが、電気柵の線が張ってあり(間違い、今や動物は線を見るだけで恐がって警戒するらしい)食べられていて、奥はまだ生育中。線を張り替えて完了。
私とダリを監督するサルが入ってくれればいいのだが、どうでしょう。私もジャガイモを檻の前辺にもばら撒いておきましょう。
獣道をきれいに刈っておきました。
もっと皆が動物達の生態など学習する機会があれば、もっと対策が取れるのにと思っています。もっと情報の共有化があればいいのにと思う。

     :::::::::::::::::::::::

野菜の母のお陰で色々できるようになりましたが、母は野菜の病と奮闘しています。ジャガイモに消毒をしなかったので、トマトに伝染して母は苦戦しています。
苦戦のおかげでなす、胡瓜、トマトが、かぼちゃも出来始めました。
私はそれらの調整、販売に走り回っています。
じっくり野菜作りをしたいのですが、役割分担?で販売係りです。
スパーのインショップのお陰で売り上げは上々です。
名前を見て買ってくださる方が殆どです。皆の信用に見合う野菜作りが目標で、今は母の野菜のお陰です。


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アンデスレッドの食べ方

2009-06-12 09:20:41 | Weblog
1センチくらいの輪切りにして、お皿に並べ、レンジでやわらかくして、塩、ブラックペッパー、メルティーチーズ、ローズマリーを散らして、焼いて食べました。
赤の皮、黄色の中身、ちょっとほっとするおやつになりました。

オリーブ油で焼くのもいいですが、なにも油を入れず焼くのも、素朴でいい食べ方かなと思いました。

朝刊で南丹市、日吉にお住まいの西村滋子さんがケーキ店をオープンされて、野菜ケーキなど作ってくださるそうなので、早速、お電話して了解を頂きました。
今度ルバーブを採る時、日吉までドライブしましょう。
いい息抜きと楽しみが出来ました。

西村さんは有機農業専門家、西村和雄先生の奥様です。
西村先生の本は私の農業指南書です。

皆さん、いい年齢になったら、何か自分らしい自然な事を始められて何もしていない私は元気をもらっています。

ルバーブはジャムもいいけれど、お菓子にしたいと思っています。
今年はこだわり始めて何年にもなり、やっと、太いルバーブが出来るようになりました。
まだ田舎では知られていないハーブなので、今日も店頭に残っていました。
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