数年前のコロナの始まり時、本当に怖かった。
今ではコロナで近所の高齢女性が入院されても何も驚かない普通の出来事になってしまった。
コロナは、時には煩わしく思う人間関係を容赦なくズタズタにした。
もう村では、観音講も宮講ももう消滅寸前で長らくしていない。
過日も村の96歳の高齢男性が亡くなられたが、その旨の報告が掲示板に張られ、後から最近回覧版で伝えられた。以前は人の死を回覧版では回さず、人の口から伝わった。人もいないし、関係も薄くなり、村の伝統がつい消えそうな時代になってしまった。お葬式はほとんど家族葬で社会的関係は薄れた。
散歩に出ても人に合わない。人がいない。っ高齢化一途が著しく、もう限界集落寸前で、いやもうそうなっているのかもしれない。全戸52、そのうちの半分がコメつくり、70歳代が13名。そのうちの一人が私である。その私もいつまでできるのか不確かな年齢で村で明るい話がなく、寂しい。
家前には高速道路が福井県方面から走り、現在4車線化で大型トラックだけが走り交う。今山を掘ってトンネル工事。途中からインたーチェンジまでの4車線化はいつになるのやら、たぶん私達があの世に行ってからになるだろう。
あちこちで道路拡張などが目につき、景色が変わってきた。
コロナでまいまいしているうちに何もかも変わって、大きな道路ができ、人はいなくなり、田畑はあれ、動物たちの村になりそうです。
過日散歩中、猿軍団が賑やか、人はガンガン音を立てるが、知らぬ顔のサル。でも12歳のこころとのろのろ散歩中の私達をみて、鉄骨ハウスから退散するサル達。やはり、猿は犬やたまに見るおばあさんは怖いらしい。私、猿を見たら、絶対にアクションを起こす。車からの警笛、見れば、こらっと声を出す。
効果ありそうだ。今、人間猿をみてもパンパン鳴らしたり、ガンガン音を立てるだけで終わって悔しがるだけで終わりだ。人がいないから猿のしたい放題である。
猿と出くわし、鍬をもって対峙したころの私が懐かしい。
まだ若かった。
元気があった。
猿は、こわさ知らずのおばさんを覚えているのかもしれない。
犬も以前は追っていったが、今はおばあさん犬。
猿がいてもとぼとぼ歩くのみである。犬をけしかけぬ私。
高い木に登って高見の見物をさせてはいけない。
犬を無気力にさせてはいけないと昔も思っているので、おばあさん犬とばあさんは歩くだけ。
でサルも逃げ去った。
山近くの家の人は猿の鳴き声でたまらないだろうと思い長い家路へ。
久しぶりの散歩2時間要しました。のろのろなのです。犬がです。
すっかりコロナが人も村を変えてしまったと実感します。
今朝も少し雪。
寒い季節力蓄えて、春を待つ。
お昼間まで太谷祥平の野球番組を見ていた。
心が動かされます。いつ見ても飽きない力がある。
これから月一の病院の検査室にかかっている絵をアップします。
好きな絵で毎回眺め、タイトルを見るとドイツ語で魔笛でした。
日本人の方の作品です。
これからアップ準備しますのでまってて!
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