元気の源

母はデイーへ。
ゆっくり一人時間。
ゆっくりです。
先ほどたくさんの動画が送られてきました。
孫達のものです。
早いもので、もう幼稚園児、それに加えスイミングスクール生。
進級試験の動画です。
まるで私が若い母親だった頃、息子達をスクールに通わせ、ワクワクドキドキしたことを思い出します。
しっかりしてきて飛び込んでいます。
二歳の女の子は、お絵かきが大好きらしく、愛らしい絵。若い母親のコメントが楽しいです。
すくすく育ってくれていてうれしい！。

三男の娘も三月になれば一歳。おもちをついてお祝いに出かけなくっちゃ。
もう歩いていて、得意気です。

子供達や若い親達の気持ちが伝わってきて、老いたおばあさん達は目を細めます。
今度やってきたらプールへ。
私も水泳道具を確認しておかなくっちゃ。
それまでに一度泳いでおかなくっちゃ。
寒いけれど、午後から経済講演会の話を聴いてきます。
孫達からの元気をもらってでかけよう。
ボーっとしておれません。孫達や春の光を感じると孫薬で乗り切りたい。。。。。！老いのゆるやかな坂道を！

母、９７才のその後

昨夏の台風後、ベッドサイトでよろけて以来約半年経過しました。
９７才、健在です。
あの頃はもうそろそろ終わりかと心を締めていました。
今、美容室に行くわと明るい。
半日下半身機能訓練デイーに通うようになり、慣れ、新しい環境での居場所も確保し、意欲満々です。
最近は一人で留守番も可能です。
帰宅すると玄関先の長椅子に座って、素足で訓練しているらしいです。
暖かい部屋から出て新鮮な空気も吸っているらしいです。
聞けば、近くまで一人で散歩したとのことでした。
そんな行動をしているとは知りませんでした。
では、新しい、散歩用の靴をと、買ってきました。
さあ、どんなはき心地になるのでしよう。多分杖も突かず。押し車も使わず歩くのでしょう。
お風呂も一人で済ませ、あまり長い時間だと声をかけ、安全を確認する私。
昨日は自分の洗濯をしていてびっくり。
食事以外、自分でできるようになりました。
偏食家の母も少し素直になって、少しずつ盛り付けると、機嫌よく食べています。
あれはおいしくない、これはおいしいと小うるさい母でしたが、最近私の口癖、、食事は薬と言われ、従順になりました。やっとです。
まるで幼稚園児に言っているみたいです。
出かけることに依り、社会性も取り戻し、服装も気になり始めました。
小ざっぱりと整えてデイーに出かけます。
半日だけなので、やれやれと思っていると帰宅時間ですが、母の時間にメリハリがついてラッキーです。
国会討論を「聞いているかと思えば、「寝ています。私の苦手なバラエティー番組も好きなようで、
思いがけない母の好みを知ります。
テレビがあってよかったです。
親守をしてくれています。
昨日、眼科で、９７才の母は白内障にならないのに、何故私が？と若い医師に問うと、DNAが違いますと返ってきました。
妹によると、よく似ている母娘やと笑われながらですが、私達一人一人は「異なるのです。
子供の頃は、大嫌いだった母で、６０才頃までは大嫌いのピークに達していましたが、今は母の女の生き方も理解可能な娘。
７０才を少し過ぎています。
人間を理解するにも時間がかかります。
自分がいろんな経験をしないと解りにくいのだと合点、合点です。
私が留守中は、妹との電話会話を楽しんで喜び、典型的な良妻賢母の妹が手助けしてくれます。
同じ姉妹でもDNAが違うのです。私達は個々に違う、だから人生劇場は面白いか？
犬のこころも留守番役を果たしてくれてラッキーです。

白内障 一週間目

早いもので、もうは白内障の手術をして一週間目。診察の日でした。
経過良好。また新たな色の入っていないカバーメガネを買いました。
何故か安心できるカバーです。
これから色付きは、農作業用。白は生活用。
やはり色付きだと違和感があります。
色々使い分けて目を大切に。
健康時は、当たり前のように思っていた目の健康。
しかし予期しなかった事柄に出あい、つくずく当たり前の健康なんてないのだと実感しました。
当たり前なんてない。有難く大事に使っていかなければと、元気印の時は、きずかぬ事柄にはっとします。
老人になって老人の、病人になって病んでいる人の気持ちがよく理解できます。
つい元気余って走り勝ちな自分にドキッとします。
まあなんと繊細な気持ちにかけていたことかときずきます。
徐々に当たり前に思っていることが、そうでないと理解した時、学んでいます。
昨夜は久し振りに洗髪、洗顔可でしたので、目をつぶっておそるおそる入浴しました。
真っ黒のしばらくの時間でした。
目の不自由な方はいつもこんな感じなんだと思うと、はっとします。
障害を抱えた方々の気持ちもよくわかります。
もっと優しくなれそうな気がしました。
与えられた健康を大事に使って、役立つ存在になりたいと思いました。

帰りは、花や簡易温室を買って、ミモザにあう花に関心を持って暖かくなるのを待ちましょう。
ミモザが色付いてきて、そわそわしてきます。春はそこに！

寒さ、堪えます。

一昨日は春のような温度で上着必要なし。
しかし今朝は違います。
おおさぶ！　おお寒！　
こんな朝、農協の直売所へ野菜を少し運びました。リーフレタス、
菊菜、ホウレンソウ、それに加えてミモザの花束。まだ蕾ですが、春を伝えます。
わずかな野菜だけです。
昨秋取り急ぎ作った野菜です。
なんとか間に合いました。
日に二度送られてくるメールの見える化にモーチベーションが上がります。
みえるってうれしい。
白内障の私の目も4日目です。
運転しています。
特別の不自由を感じません。たまに診察してもらって回復途上です。
右目も少しと言われますが、また後でと答えます。
老化現象著しい年ごろになりました。
しかし、近所の10才年配の女性も搬入に来られていて、元気を頂きます。
いい息子さんに恵まれて私の好きな近所の方です。
見習ってといつも控え目でありながら、しっかり意見を言われる姿に励まされます。
いい人の姿の清々しさを見習いたいと新たに思った朝でした。
平凡に過ぎゆく中にも、しっかり白内障の目でみてもよく見えます。わかります。

白内障ですって？

年末あれやこれやの体のトラブルついでに、うっとしい目のために眼科へ。
白内障です。手術しますか？　　サプライズクリスマスプレゼントでした。
想像しなかった診断だったのですが、了解し、昨日日帰り手術でした。
恐る恐る「午後から十数人の方々と共にだったので、仲間意識も出て、安堵し、受けました。わずかな時間で済みほっとです。
今日はまた再診チェック。問題なしであっけなく進行しました。やれやれ。農閑期の内に早期発見早期治療でした。
しかし、車がつかえなかったので、朝から、バス、駅から特急に乗り、５分で到着。そこから徒歩で行きました。
もっと年を重ねていたら、本当に交通アクセス面でこまったでしょうが、練習出来ました。隣町へいくにも大変です。
バスやタクシー、特急電車と交通機関もいろいろです。
車社会に馴染んで１７年、色々医療環境の問題に他人事でなくきずきました。
もっと高齢者が車がなくても医療を簡単に受けられる交通サービスが求められると感じてきました。
色々体験すると問題にきずきます。
時代と共に、縮小していくような市にあって、これからの高齢者社会も大変だなあと思いました。
近所の高齢者がこぼしておられたことが、我身にも遅いかっかてくるようです。元気な時は、車で行けたのに、
そう簡単にはこれから済まないでしょうね。
駅の階段を駆け上ったりできる自分がいてよかったのですがこれからどうなるんでしょう。
息子達に心配かけちゃいけないと、黙ってでした。
子供達に心配かけないようにと思いました。
老いの道も大変です。
目の方は順調回復ですが、体が緊張の為、「まだ疲れています。ごろっとばかりです。
昨年は口腔外来での入院、今年は白内障。
これで済ませてくださいな、神様、仏様！
サングラスをかけて頑張りますからね。

寒いのにぞぞぞ！

女子間でうわさ話は生じてくる、その時間に初めて遭遇しました。
ああ、そうなん、こんなふうに話がうまれてくるのか？
共学育ちにとって、ちょっと女子だけの経験者とは、何か違うなあと感じているのです私にとって、真意の程がわからない話が生まれます。
始めてそんな雰囲気を経験しました。
色々７０才を過ぎて経験することで新鮮です。
でもこんな話をしていたらあきません。
話は、誰々さんはこどもを置いて結婚されたそうや。
うそ。本当、私は何度も問いなおしました。語る人は、そうらしい、誰々が言っておられたと、続く。
知らない人が聞いたら半信半疑になるでしょう。
私、だれかとごっちゃになっていない？
知り合いから聞いたからとのことでした。
言われている若い方にはそんなことはないと信じている私ですから、印象深い話が生まれる現場でした。
噂話はこんな感じで生じる。
言われている本人は何も知らず、話が一人はしりする。

私にも独り歩きするうわさを立てられていた経験があり、今回の話誕生現場は大事でした。
私の場合は、匿名電話をした、我畑近くのメッシュ柵をはずしたとのうわさが飛んでいるようでした。
これらは知り合いが伝えてくれたので、否定して終わっているのですが、聞いた人はどうなんでしょう？
本人が覚えのない事をまことしやかに伝わっていくって怖い。
それを嫉妬とかたずけられても困るわね。
どうも個性が強すぎると、言われやすいのかもしれない。若い方も個性的です。

農協からの電話で肥料配達、倉庫を開けに行ってくるので，「休憩。

新春の観音講

年度末の観音講のおもてなしは当番で終わったばかりでしたが、新年度の講。参加者は当番を含め８名。
丁度まとまりやすい人数でいつものように般若心経、御詠歌を挙げ、後は茶話会に転じます。
狭い村に住んでいても農繁期になると、皆それぞれに忙しく、しゃべっている時間がありません。
だからこの日とばかりに話が全開で始まります。
田舎に帰ってきた当初はあまり気の進むものではなかったのですが、すっかり田舎のおばあさんになると、慣れてしまいます。
大きな口を開け、笑っていますが、はた気をつけなければならぬことに初めてきずきました。
８名の中に私も含め養子取りばあさんが５名です。
生え抜きばあさんが５名。
つい昔話に興じていると、他所から来られたお嫁さん、おばあさんを取り残しそうになり、気をつけなければと反省しました。
縁があり、来てくださった昔のお嫁さん達のいろんな話をもっと、もっと聞かなければと思いました。
それが現代的に言うと、共生社会の入り口ですからと思いました。閉鎖的な保守的地盤にあって尚更です。
ユーターン組ですら慣れるのに、時間がかかりましたから、当時若いお嫁さん達が村に来てくださったことを大事にしなければと、
つい昔の幼馴染と笑っているうちにきずきました。
来月は新しい老人会役員も決まります。
我組にはなりてが無く、残留しますが、新しい女性委員さんを選んで、活力あるシニアの会になればいいなあと期待しています。
女性シニアが
参加しやすい会になればいいなあと思いました。
私、三巡目の残留組で、おばあさん達の活躍に期待しています。
農家のおばあさん達も主婦業が主で、男性方が村の役につかれ、出番が少ないように思います。
また小字が異なると狭い村でも交流がすくなく、これはもったいない事と思います。
宝の持ち腐れです。
少子高齢化、寂れる一方の田舎、女性の底力を発揮してほしいと思います。
生え抜き組はちょっと引いて、他所からのお嫁さん方に頑張って欲しいです。
ちょっと、観音講でそんなことを考えていました。
先ず近所の若いお嫁さんを大切に大事にです。

青い花、ポリッジ

ハーブのポリッジは、私のお気にいり。
ずっとこだわって育て続けている花です。
最近はすっかり私の娘的になり、たくさんの種を落とし、小さな芽を沢山確認していました。大きくなればポット取りの予定でした。
しかし、きずけば、空っぽ。びっくり！
また花泥棒さん登場のようです。
まあ、なんということか？
街中ならあっても不思議でないが、こんな田舎で！
大事にしている子供が誘拐された気持ちです。
何で？
普通、声をかけて要望されます。
それが、赤い実をつけたピラカンサを一枝欲しいと言われ、もちろん、どうぞです。
花に関心ある方にはおまけをつけて、喜んでもらいます。花を愛する気持ちも共有でき、こころ豊かになります。
しかし、この春もポッリジが抜かれて行方不明。とても寂しくなります。
道路近くに雪よけで置いていたラベンダーの鉢を目の付かないところに移動です。
何故大事に「しているものを持っていくのか？
花を愛するのなら、そんな勝手なこと出来ないはずなのに、どうして？
否が応でも、この寒い季節、とても寒い気持ちになってしまいました。
のこっているポッリジ、大切にしなくっち。
こだわっている花だけにショックです。
花泥棒さんに、人の気持ちが理解できるのでしょうかね。

この70才を過ぎて、警察や裁判所の必要性があったのだと、納得し、こころを鎮めたいです。
薄青いポリッジの花好きの私の嘆きでした。
もっといい事、たのしいことをかきたいわーーーー。

寒の季節

井戸水もひゃっと冷たく感じられます。
今年初めて意識する感覚です。
田舎屋はなかなか１８度に温度を上げようと一日中ストーブをつけていても上がりません。
居間だけに限定すれば可能ですが、６丈の居間、8丈のダイニンキッチンを解放しているので、温度が上がりません。
だからこたつに潜り込んで大切な時間を貪っています。
もう掃除する意欲あれど、体が冬眠だと主張します。
97才の母との気楽生活でまるでおもちゃ箱をひっくりかえしたようななかでの生活に慣れ始め、困ったものです。
今はこれを問題と意識しているけれど、体がいいよと甘くささやいてくれ、困ったものです。
長女生まれの母娘二人の気楽生活も難ありです。
しかし、畑へと思う気持ちは強くなってきました。
これは、初めての経験です。
自分が仕切るようになると、その思いは強い。
他人事のようにみていた母の野良仕事が理解できるのです。愛着がわくのです。
野菜の顔を見に行きたくなる不思議です。
家仕事が二の次になって、外好きも困ったものです。
キャベツ、ネギ、玉ねぎ、高菜、ホウレンソウ、レタス類など、寒さに負けず、健気に育っている。
その様から、元気をもらいます。
応答性があるからできるのです。
さて、今日は、午後から観音講。
こころを鎮めて命の繋がりの有難さを再認識してきましょう。
農閑期でもあれやこれやとお付き合いはあります。
地域の繋がりも年令を重ねるにしたがって、大切になってきます。
老人会の年度末総会には、豚汁を作って、暖かい汁もので、つながりを強固にしたいです。
次年度も継続で老人会の回覧板回しをいたしましょう。
高齢化で、なりてが今端境期、、
今しばらく老人会の役を引き受けましょう。。
寒の季節、いろんなことを噛み締めています。
いい味かな、苦いかな？
今立っている環境をありがたく思う、受け入れる余白があり、ラッキーの一言です。
ぼちぼちですが、歩きましょう。

思いがけない葉書、友の死

どんど焼き、子供時代はどんどん焼きと言っていた正月行事を終えて、さあ気分を切り替えてと思っていた矢先、
中高時代の友達の息子さんからの訃報報告ハガキです。一昨年は御主人の死で年賀状お断りのハガキを頂いて、昨年は年賀状交換なしでした。
でも電話で近況を聞かなければと思っていましたが、今年の年賀状で、会いましょうねと書いていたばかりでした。
今年は年賀状が来ないのをおかしいと思い、電話しなければと思っていました。
しかし、今日昨年の夏、亡くなられたそうです。
唖然としました。元気な方で大坂に住んでおられ、大阪のおばさま方のような方でした。
何かと団塊世代の元気もなくなってくるように実感している身には、堪えます。
もう彼女の明るい笑顔しか浮かびません。
ああ、電話して話しておけばと後悔します。
お孫さんが出来、大喜びされていた明るい声も思い出します。
こんなふうに、突然死が忍び寄ってくるのですね。
元気な団塊世代もこんな経験をする年頃になってしまいました。
最近友達のこんなニュースが飛び込んでくるようになり、自分の体の「不都合も「仕方がない事なのだと痛感します。
歯が抜けた、目が悪くなった、脚が痛い、肩がこると、不定勝訴オンパレードの日々は仕方がないことなのです。
上手に「付き合ってゆっくり老いの坂道を歩きたいと願うが、こればかりは判らない無常を生きているのだと、友の死を前に
噛み締めます。
寂しいです。